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年頭雑感 [つぶやき]

年末年始につらつらと思ったことを徒然なるままに。

冬でもピーカン晴れの東京。
羽田空港を発ち、日本アルプスを越え日本海側に近づくと鉛色の空模様。
寒気が山にぶつかって手前の日本海側に雪や雨となって降らす。太平洋側はそのおかげで晴れているのです。
晴天を当たり前と思わず、晴れていることにいつもありがたみを感じています。

能登空港に降り立ち、乗り合いタクシーで実家のある羽咋市へ。
途中、松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となった巌門の近くを通り過ぎた

両親は最近映画化された「ゼロの焦点」を早々に映画館で観てきたそうな。ストーリー展開が難解でよく理解できなかったとか。でも、80歳を過ぎても最近の話題をキャッチして行動に移す姿に娘としてはうれしく感じる。

春から社会人になる甥っ子の車の運転練習を兼ねて冬の日本海を見に行った。

20100101 柴垣・日本海.JPG

高波が打ち寄せ荒れる日本海。1分でも立っているのがやっとの海風が身体を震え上がらせる。
私の耳元にはジェロが歌う演歌♪あなたを追って日本海~♪がこだましていました。
さぶ(む)~ 無理無理。あっという間に車に戻りました。

雪国では雪が降っては除雪し、除雪した後にまた雪が降る。この繰り返し。
雪かき(地元では雪すかしというのですが)は北陸では冬の日課。(と言っても最近は地球温暖化のせいか、そんなに雪は降らなくなったのですがね)

うちの前。雪用ショベルで除雪したあと。私がやりました。
20091231 雪掻き後.JPG

そして翌朝。またしても雪が降り積もった。除雪する兄。
20100101 雪掻き中.JPG

私も一緒にやっていて、ショベルを持ち上げた瞬間、腰のポキッという音をはじめて聞きました。(パウダースノーとは違い、北陸の雪は水分を含んで重いんです)
危うくぎっくり腰になるところでした。用心しながらゆっくりストレッチ、カイロを腰に貼り、海老のようにコタツで丸くなって寝てました。(今は大丈夫!)

実家の周りは田んぼだらけ。駅前に行ってもお店はあまりなくワクワク感の少ない町。でも、この十年の間に全国区のお店がたくさんできてショッピング集積地になったので生活が便利になりました。
生まれ育つ場所は選べないけれど、大人になった今は自分が暮らす場所を決められる。
不便さ(田舎、海外)を知っているから便利(東京)のありがたさを実感できる。

会社の研修で講師の先生が教えてくれた言葉。
「事実は何も決めない」
雨が降っている。
‘鬱陶しい雨’と思うか、‘恵みの雨’と思うか。
雨が降っているという事実は何も決めない。決めているのは自分の気持ち。

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ラパン

いっこさんのおっしゃっていること、本当に私も同感!
自分自身も、日本海側を知っているからこそ、東京での冬の晴天を有難く感じることが出来たり、田舎の不便さまでも良さに感じることが出来たり、、、。

同じものを見てもポジティブに考えられるようになりますよね。

by ラパン (2010-01-10 01:08) 

いっこさん

★ラパンさん、ツライ事をまったく経験せずに生きられれば楽でいいでしょうが、人間生きているかぎり多少の困難には遭遇する。とすれば、その経験を良い方向に生かしたいな、と思っています。
逆境を知っている人は困難を乗り越えられるとか、ツライ思いをしている人の気持ちを慮れるとか。
いつも「バランス感覚」(物事を一面的にとらえないように)ということを心がけています。
(ちょっと哲学的な話になりました)
by いっこさん (2010-01-10 10:05) 

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