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ジュリー&ジュリア [シアター&シネマ]

最近、コンスタントにシネマで映画を見ています。
先週水曜(レディースデー)は日比谷TOHOシネマズ シャンテ「ジュリー&ジュリア」を鑑賞。
(2009年、アメリカ映画、原題:Julie & Julia、2時間3分)

20100113 ジュリー&ジュリア.JPG

一方の主人公、ジュリア・チャイルドを演じるのはメリル・ストリープ
1949年パリ。外交官の夫の赴任に伴いパリにやってきたジュリア。食べることが大好きなアメリカ人主婦。何かをしたいといろいろ試すが、行き着いたのはフランス料理学校の名門、ル・コルドン・ブルー。フランス料理を学び、家庭で誰でも作れる524のレシピをまとめた本がアメリカで大ベストセラーになった料理研究家。

もう一人の主人公は50年後の現代ニューヨークに暮らすOLのジュリー・パウエル。演じたのはエイミー・アダムス
作家になる夢にやぶれ、公共機関の電話問い合わせ受付の仕事に退屈な日々。そんな時、料理が好きな彼女が思いついたのが、幼い頃から憧れていたジュリアの524のレシピを365日で作り、毎日ブログで公開すること。そのブログは次第に評判になり…

二つの実話が並行して描かれた物語。
どちらにも共通しているのが夫が妻を温かく見守り励ます姿。
心温まる映画です。

それにしても本当にメリル・ストリープは素晴らしい女優です。
いろんな役を見事に演じ分ける演技力。
金曜には「プラダを着た悪魔」をテレビで見ました。
彼女の決まり文句“That's all.”(以上、それだけ)
12月まで放送していたドラマ「リアル・クローズ」で老舗百貨店のお得意様サロンの部長を演じていた黒木瞳の決め台詞「結構」(自分が指示したことに部下が的確に答えると発する)はひょっとしてこれをパクッた?

さて、メリル・ストリープの次の作品は2月上映の「恋するベーカリー」
ほのぼの路線が続いています。
日本映画でも“食”関連の作品が最近、目につきます。「つむじ風食堂の夜」(主演:八嶋智人、月船さらら)、「食堂かたつむり」(主演:柴咲コウ、余貴美子)
最近の日本、“巣ごもり消費”(外食を控え自宅で料理、出かけずに家でゲームや読書など)が言われていますが、そういう世相が映画制作にも表れているのでしょうか。

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コメント 2

ラパン

いっこさん、こんにちわ。このジュリー&ジュリアって日本でヒットしているようですね。パリでは上映がないです。
Cecileのブログにも記事があって、コメントしたのですけれど
逆にその邦題「恋するベーカリー」フランス題は英語の題名をそのままフランス語にしたもの、これは観たのです。
内容を考えると、個人的には邦題がちょっとほのぼのし過ぎかな、と感じますが、メリル・ストリープはよかったけれど、軽く仕上げて有りすぎて、私はハリウッドっぽいなあ、ととっても感じてしまいました。表現の仕方が。。これはそれぞれのカラーですけどね。

by ラパン (2010-01-18 06:25) 

いっこさん

★ラパンさん、映画の邦題って??と思うときがありますよね。
原題と関係なく何でも“愛の~”みたいなタイトルにしたり、最近は原題をそのままカタカナにしただけという芸のないものも多く。

by いっこさん (2010-01-18 21:56) 

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