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両親の愛 [つぶやき]

先週末の里帰りの続き。

能登空港から実家のある市内までは乗り合いタクシーで。(と言ってもいつも乗客は私ひとり)

20100227 羽咋川水門.JPG
(市内を流れる川の水門)

私の到着する時間に合わせてご飯を作って待っていてくれる母。

風邪のためコタツで寝ていたら、母がりんごジュースを作って持ってきてくれた。ジューサーで作ったのではなく、昔ながらのおろし金ですりおろしガーゼで搾った果汁。子供の頃は風邪をひくと必ず搾ってくれて、飲むとてきめんに治ったものです。

東京に戻ったあとにも「風邪、治った?」と母からの電話。
両親に風邪を移してきてしまったかな、と心配していたのに、反対に心配されてしまいました。

いつまでたっても親にとっては私は子供。
ちょっとした私の発言に母が注意。そしたら厳しいはずの父がかばってくれた。ほろり。

ほとんど空っぽで持っていったスーツケースが東京に戻る時は10㎏以上増えてギッシリ、ずっしり。
たくさんのお土産の中には母の着物や洋服の端切れをつなぎ合わせたキルトの布。「暇にまかせて作ってみた」と母。
ちょうどパソコンの敷き布にぴったり。

20100301 母キルト.JPG

親孝行をしに帰ったつもりが、反対に両親の愛情をたっぷり感じる帰省になりました。ありがたや。

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コメント 6

Mrs.B

ちょっと(かなり)じ~んときてしまいました。
ほんと、親っていつまでも親なんですね。
今年はすっかりひな祭りを忘れていた私ですが、この日には、実家にいなくても
毎年母が雛人形を出してくれていたことを思い出します。
そして、今は、父が電話の最後に「風邪ひかんよう、気をつけてな」と
毎回必ず、いいます。

こんなに離れていて、持っていけるものも限られているのに、
ホーローの鍋を何度も「持って行け」と言っていた母を思い出しました。
by Mrs.B (2010-03-07 06:53) 

いっこ

★Mrs.Bさん、親のテレパシーはすごいです。
きのう、部屋でぐったりしていたところ母から電話があり「お父さんが『いっこ、どうしてるかなぁ~』って」
ドキッ。体調が悪いことは言わず、寒いから出かけないでいると答えましたが、週末のたびに外出する娘がじっとしていることをおかしく思ったらしく、今朝もまた電話がかかり「具合が悪いんじゃないの?苦しんでいる夢を見た」と母。恐れ入りました。
お医者さんにいって薬をもらって飲んでいると安心させようとしましたが、いつまでたっても心配かけている娘です。
by いっこ (2010-03-07 13:48) 

陸太太

おかげんいかがですか?
思いっきり懐かしい風景です。いや、ほんとしょっちゅう里帰りしてるね~。えらい!親孝行してください・・・ってひとごと?
by 陸太太 (2010-03-07 15:48) 

cecileyvr

いっこさん、体調はいかがでしょう?温かいものを沢山採って良く眠って下さいね。
離れてしみじみ分る親の愛、ですね。素敵なキルト。このような作業をされるとはお母様、まだまだお若い!
by cecileyvr (2010-03-08 06:15) 

いっこ

★陸太太さん、できるときに親孝行しておきましょうね。
一回あたりの滞在が短いので、せめて頻繁に里帰りしないとね。
by いっこ (2010-03-08 23:44) 

いっこ

★Cecileさん、おかげさまで今日は何とか一日乗り切れました。相変わらず首のコリは消えませんが、これはもう慢性ですから仕方ないかも。
母は見よう見真似で古布を使ったパッチワークの手提げバッグを作ったり、お手玉を作ったり楽しんでいます。私が手作業をほどこした洋服やバッグが好きなのは、そんな母の趣味が影響しているのかもしれません。
by いっこ (2010-03-08 23:51) 

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