博物館でお花見を [アート&デザイン]
東京の桜はほとんど終わってしまいましたが、先日まで上野の東京国立博物館で開催されていた「博物館でお花見を」の様子をお伝えします。
本館(日本ギャラリー)では「桜めぐり」というテーマで、桜をモチーフにした美術・工芸作品をピックアップして展示してあります。いくつかご紹介。
狩野長信筆 国宝 花下遊楽図屏風(部分) 安土桃山~江戸時代・17世紀 (2室[国宝室])
いつの時代にも桜を愛でながら音楽や踊りを楽しむことは人々の歓びだったのですね。
左: 振袖 紅縮緬地桜流水模様 右: 振袖 水浅葱繻子地枝垂桜模様
江戸時代・19世紀 坂東三津江所用 (9室[能と歌舞伎])
仁阿弥道八作「色絵桜樹図透鉢」 江戸時代・19世紀 (13室[陶磁])
長崎漆器 花鳥螺鈿裁縫机 江戸時代・嘉永4年(1851) (13室[漆工])
桜、なでしこ、朝顔などの花が螺鈿で華やかに彩られています。もったいなくて使えない感じ。
ヨーロッパから日本にやってきた男性が、自分の帰りを待っている女性への土産として買い求めたそうです。
岩崎灌園 本草図説 江戸時代・19世紀 (16室[歴史資料])
写生によって物のかたちを詳しく記録することは博物学の流行前から行われていた。博物図譜は西洋のボタニカルアートに通じるかも。
植物だけでなく動物の写生図の展示もあり。
心さわがせる桜の季節が終わり、次第に新緑の爽やかな季節になりますね。
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本館(日本ギャラリー)では「桜めぐり」というテーマで、桜をモチーフにした美術・工芸作品をピックアップして展示してあります。いくつかご紹介。
狩野長信筆 国宝 花下遊楽図屏風(部分) 安土桃山~江戸時代・17世紀 (2室[国宝室])
いつの時代にも桜を愛でながら音楽や踊りを楽しむことは人々の歓びだったのですね。
左: 振袖 紅縮緬地桜流水模様 右: 振袖 水浅葱繻子地枝垂桜模様
江戸時代・19世紀 坂東三津江所用 (9室[能と歌舞伎])
仁阿弥道八作「色絵桜樹図透鉢」 江戸時代・19世紀 (13室[陶磁])
長崎漆器 花鳥螺鈿裁縫机 江戸時代・嘉永4年(1851) (13室[漆工])
桜、なでしこ、朝顔などの花が螺鈿で華やかに彩られています。もったいなくて使えない感じ。
ヨーロッパから日本にやってきた男性が、自分の帰りを待っている女性への土産として買い求めたそうです。
岩崎灌園 本草図説 江戸時代・19世紀 (16室[歴史資料])
写生によって物のかたちを詳しく記録することは博物学の流行前から行われていた。博物図譜は西洋のボタニカルアートに通じるかも。
植物だけでなく動物の写生図の展示もあり。
心さわがせる桜の季節が終わり、次第に新緑の爽やかな季節になりますね。
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