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東京バレエ団 ダンス・イン・ザ・ミラー [シアター&シネマ]

先週末、五反田のゆうぽうとホールで、東京バレエ団初演の「ダンス・イン・ザ・ミラー」を観てきました。(思いがけず安くチケットが手に入ったので。自分への誕生日プレゼント!)

20110205 ダンス・イン・ザ・ミラー.jpg

モーリス・ベジャール振付、演出・構成・振付指導ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督)の「ダンス・イン・ザ・ミラー」
テーマは「モーリス・ベジャールへの旅」とのことで、ベジャール作品を訪ねる旅。
進行役の男は木村和夫さん。
踊られたのは順に「現代のためのミサ」(ソロ、アンサンブル)「舞楽」「未来のためのミサ」(アンサンブル)「ヘリオガバル」(パ・ド・ドゥ)「バロッコ・ベルカント」(パ・ド・シス、扇のパ・ド・トロワ)「M」(男性群舞)「火の鳥」(アタック)「未来のためのミサ」(カンパニー全員によるフィナーレ)

休憩をはさんで、ジル・ロマンからのプレゼント、当初のプログラム以外の追加作品として「チェロのための5つのプレリュード」(東京バレエ団初演、音楽:バッハ)が上演されました。
(開演前にはジル・ロマンのトークショーもありました)

そして、今回の公演のもう一つの演目はおなじみモーリス・ラヴェル音楽の「ボレロ」
私が観た2月5日公演のメロディ役は高岸直樹さん。(後藤晴雄さんが4日、上野水香さんが6日)
以前に上野水香さんのボレロを見たときにも思ったのですが、私のボレロ初体験はシルヴィ・ギエム。数年後にもう一度見て、その都度、研ぎ澄まされた体が奏でるメロディに圧倒されていたので、ギエムの踊りが私にとってのボレロの標準になってしまい、そのあとはどんなに素晴らしい踊りを見ても無難に見えてしまうのです。

日本の無機質なホールではなく、ヨーロッパの、その中に入っただけで気持ちが高ぶる雰囲気を醸し出す劇場(ロイヤル・オペラ・ハウスとか)で久しぶりに本場のバレエが見たいなぁ。

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cecileyvr

中に入っただけで一気に盛り上がってしまう劇場…わかるわぁ。バンクーバーは芸術度は今ひとつだけれど、怪人も出てきそうな老舗のシンフォニーホールがあります。舞台との相乗効果が高まるよね。
by cecileyvr (2011-02-10 12:36) 

いっこ

★Cecileさん、「オペラ座の怪人」、パリのガルニエで観てみたいです。
初めてロンドンの劇場で観たときはウカツにも途中、意識を失ってしまったので。。
by いっこ (2011-02-11 15:33) 

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