飛行機好き [学び]
昨日のニュース。
次世代中型旅客機B787のテスト機が7月3日の早朝、シアトルから羽田空港に到着。
羽田と伊丹、関空、中部などの空港を結んでのテスト飛行などの検証作業が、世界で初めて大量購入する全日空とボーイング社との共同で一週間行われるとのこと。
もともと、羽田空港の整備場見学に行くくらいの飛行機好きの私ですが、ちょうど一週間前、会員になっているスポーツクラブの会員向け文化サロンで「旅客機開発の変遷について」学んだところだったので、非常にタイムリーなニュースだったのです。
以下は私の学習メモ。
(1)最新の旅客機
●現在の世界の旅客機製造会社はエアバス(Airbus)とボーイング(Boeing)の二大勢力。
ロッキード(Lockheed)が民間機事業から撤退、マクドネル・ダグラス(McDonnell Douglas)が1997年にボーイング社に吸収合併された。
●B787
全日空が初納入先。一機、約150億円。
快適性を追求しており、時間により色調整をする等の室内照明の工夫(疲れが軽減される)や気圧・湿度の調節も行うとのこと(通常、アルミを中心とした素材でできているが、約50%を炭素繊維複合材を使用しているため腐食がない)。
●A380
世界初の総2階建てジェット旅客機。一機の価格は約277億円。最初の納入先はシンガポール航空。(2007年10月)
座席数は最多で800数十席が可能。電気配線は延べ500kmにも及ぶ。
デカければいいというものではなく、安全面での規定があり、90秒以内に全員が緊急脱出可能でなければいけない。
デカイことによる影響は多方面にわたり、搭乗のためのゲートブリッジも専用に作られたり、重量があるため着陸の際に滑走路が耐えられる強度が必要だし、後流が大きいので後続機との距離を保つ必要があり管制も注意を払わなければならない。
●B747-8I
400~500人乗り。初納入先はルフトハンザの予定。約257億円。
●A350 XWB
B787/777の対抗機としてエアバス社が開発中。
●新しい旅客機の開発・登場とともに、操縦や整備の技術の習得も必要になる。
●最近、航空機の事故率が下がっているのは、機材の安全性が高まったこともあるが、気象学など関連の情報精度も高まったことも要因。
(2)飛行機の誕生
●レオナルド・ダ・ヴィンチ: はばたき式飛行機(1490年)
「飛びたい」という人間の欲望は当時からあった。
●ケイリー卿(英): 飛行機に作用する4つの力(↑揚力、↓重力、←推力、→抵抗)
●ペノー(仏)
●リリエンタール(独)
●ライト兄弟(米): 1899年から研究開始。1903年、初飛行(プロペラエンジンの有人動力付き)
彼らは、考え・作り・飛ぶ、というすべてを自らで行った。
●日本では、1910年12月、徳川好敏大尉と日野熊蔵大尉が代々木練兵場で動力機の公開飛行したのが初飛行。
2010年が100年の記念の年。
私は出張先の広島で「航空100年記念」の切手シートを買いました。
(3)旅客機の変遷
●プロペラ機: 1919~20年にヨーロッパから始まった。(戦争で鉄道がダメになり、植民地への移動手段として主に使われた)
●ジェット機: 1950年代(第二次大戦後)以降。アメリカ大陸の郵便運搬などの目的から。
●今後の市場動向: 航空機需要の現在は20年前の2倍。今後20年もさらに2倍強の成長が見込まれる。
私の生活の中で移動手段として欠かせない飛行機。
空港や機内サービス、ショッピングなど周辺のものもひっくるめて大好きなものの一つ。
また少し知識が増えて、旅の楽しみが増してきます。
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次世代中型旅客機B787のテスト機が7月3日の早朝、シアトルから羽田空港に到着。
羽田と伊丹、関空、中部などの空港を結んでのテスト飛行などの検証作業が、世界で初めて大量購入する全日空とボーイング社との共同で一週間行われるとのこと。
もともと、羽田空港の整備場見学に行くくらいの飛行機好きの私ですが、ちょうど一週間前、会員になっているスポーツクラブの会員向け文化サロンで「旅客機開発の変遷について」学んだところだったので、非常にタイムリーなニュースだったのです。
以下は私の学習メモ。
(1)最新の旅客機
●現在の世界の旅客機製造会社はエアバス(Airbus)とボーイング(Boeing)の二大勢力。
ロッキード(Lockheed)が民間機事業から撤退、マクドネル・ダグラス(McDonnell Douglas)が1997年にボーイング社に吸収合併された。
●B787
全日空が初納入先。一機、約150億円。
快適性を追求しており、時間により色調整をする等の室内照明の工夫(疲れが軽減される)や気圧・湿度の調節も行うとのこと(通常、アルミを中心とした素材でできているが、約50%を炭素繊維複合材を使用しているため腐食がない)。
●A380
世界初の総2階建てジェット旅客機。一機の価格は約277億円。最初の納入先はシンガポール航空。(2007年10月)
座席数は最多で800数十席が可能。電気配線は延べ500kmにも及ぶ。
デカければいいというものではなく、安全面での規定があり、90秒以内に全員が緊急脱出可能でなければいけない。
デカイことによる影響は多方面にわたり、搭乗のためのゲートブリッジも専用に作られたり、重量があるため着陸の際に滑走路が耐えられる強度が必要だし、後流が大きいので後続機との距離を保つ必要があり管制も注意を払わなければならない。
●B747-8I
400~500人乗り。初納入先はルフトハンザの予定。約257億円。
●A350 XWB
B787/777の対抗機としてエアバス社が開発中。
●新しい旅客機の開発・登場とともに、操縦や整備の技術の習得も必要になる。
●最近、航空機の事故率が下がっているのは、機材の安全性が高まったこともあるが、気象学など関連の情報精度も高まったことも要因。
(2)飛行機の誕生
●レオナルド・ダ・ヴィンチ: はばたき式飛行機(1490年)
「飛びたい」という人間の欲望は当時からあった。
●ケイリー卿(英): 飛行機に作用する4つの力(↑揚力、↓重力、←推力、→抵抗)
●ペノー(仏)
●リリエンタール(独)
●ライト兄弟(米): 1899年から研究開始。1903年、初飛行(プロペラエンジンの有人動力付き)
彼らは、考え・作り・飛ぶ、というすべてを自らで行った。
●日本では、1910年12月、徳川好敏大尉と日野熊蔵大尉が代々木練兵場で動力機の公開飛行したのが初飛行。
2010年が100年の記念の年。
私は出張先の広島で「航空100年記念」の切手シートを買いました。
(3)旅客機の変遷
●プロペラ機: 1919~20年にヨーロッパから始まった。(戦争で鉄道がダメになり、植民地への移動手段として主に使われた)
●ジェット機: 1950年代(第二次大戦後)以降。アメリカ大陸の郵便運搬などの目的から。
●今後の市場動向: 航空機需要の現在は20年前の2倍。今後20年もさらに2倍強の成長が見込まれる。
私の生活の中で移動手段として欠かせない飛行機。
空港や機内サービス、ショッピングなど周辺のものもひっくるめて大好きなものの一つ。
また少し知識が増えて、旅の楽しみが増してきます。
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私も乗り物では、航空機が1番です。
ダンシは、基本、乗り物が好きだと思いますね。
航空機が好きなのは、
子供のころの印象が強かったせいだと思います。
実家は田舎だったので、当時、周りで、乗ったヒトが
ほとんどいなく、雲の上(航空機に乗って)で撮った写真見て
みんな歓声を上げていました。
主翼の下に雲がある世界なんて、見たことないですからね。
記念切手、こんなの出てたんですね。知りませんでした。
小学生から中学校にかけては、こつこつシートで
買っていましたが、小遣いが破産したので
収拾をやめてしましました
今では、実家のタンスの奥に数はわかりませんが
菓子箱に入っているはずです。
なんで、あんなに駄菓子も買わず、切手に夢中に
なっていたのか、今では謎です。
ちょっと前はA380が、日本に就航して、乗ってみたいって
思いましたが、いかんせん、SQのシドニー線。
未だ、オーストラリアは未開拓で、一泊二日では
無理なので、密かにあっためています。
787は、domesticなので、狙えば、乗られるかもって
期待しています。
777も、悪くなかったですねぇ。
それから、広島には、去年まで、広島西飛行場で定期便が
あり、コミューターなのですが、宮崎と鹿児島に、それぞれ
行ってきました。
SAABのプロペラ機でしたが、スリルがあって良かったです。
西飛行場も、今は、定期便がなくなり、
行くこともなくなりましたね。
by いんぷれっこ (2011-07-04 19:21)
初めまして 787のトイレは窓&ウォシュレット付とか。
みんな長居しないといいですが・・・。
by きんた (2011-07-04 20:14)
★いんぷれっこさん、かなりの飛行機好きとお見受けしました。
by いっこ (2011-07-04 21:12)
★きんたさん、いらっしゃいませ。
ウォッシュレットの話も伺いました。軽量化する一方で、水を多く積載しなければならず。(軽量化したおかげで水が余計に積めるようになった)
客室の窓の庇(上げ下げするもの)はなくなったとか。
by いっこ (2011-07-04 21:15)
はじめまして! 東京に住む飛行機好きの40代です。
787のトイレってウォシュレットなんですか~。時代は変わりましたね。私は昔からレインボーカラーが大好きだったので、レインボーカラーが見れなくなってからは、どれも同じような飛行機に見えちゃって・・・。
そんなこんなでA300-600Rもいなくなり・・・トイレがウォシュレット付きの飛行機が世の中に出てくるんじゃあ仕方ないですね。
寂しくて、A300関係のサイトを探していたら、デザイン会社オリジナルの退役記念のグッズが販売されていました。かなり激レアな写真を使用しているみたいです。もしオーナーさんもご興味があるようでしたら覗いてみてはいかが? A300が好きな人にはたまらないんだけど。
http://tama.ptu.jp/top_special-sale.html
787も自分の目で早く見てみたいものです!
by えーちゃん (2011-07-14 13:28)
★えーちゃんさん、いらっしゃいませ。
飛行機関連の情報、ありがとうございます。
787はバイオ燃料を使って、環境にも配慮しているそうですね。
by いっこ (2011-07-15 00:14)
バイオ燃料ですか~。あの何年か前にB747を使用してJALがトライアルしていたやつですよね? いつの間にか現実のものか・・・。
by えーちゃん (2011-07-15 22:19)
★えーちゃんさん、バイオ燃料、珪藻類だそうですよ。
あんな大きな機体が空を飛ぶことも不思議ですが、いろいろフシギが現実のものになるんですねぇ。
by いっこ (2011-07-19 22:38)