高松 玉藻公園 [旅 四国]
高松出張中は朝のウォーキング。(広島で買ったユニクロのダウンジャケットが役立ちました)
まずは宿泊した全日空ホテルクレメント高松のそばにある玉藻公園(高松城跡)へ。
部屋から見下ろした全景
高松城は、天正15年(1587年)に、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられ、国主として入府した生駒親正が現在地に築城に着手した平城(水城)。瀬戸内の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んでおり、日本の三大水城の一つと言われています。
生駒氏の治世4代54年間のあと、常陸国下館藩主だった松平頼重(徳川家康の孫、徳川光圀の兄)が東讃岐の城主として入城。その後、松平氏の治世は11代228年間続いたとのこと。
朝7時の開園直後に入園。
西入口を入ってすぐ、水門と内堀があります。内堀を泳いでいるのは鯉ではなく鯛!
そのまま真っすぐ歩くと重要文化財の渡櫓・水手御門・月見櫓があります。
夜の月見櫓
内苑御庭に入ると、藩主の住居として使われていた披雲閣があります。御庭に「ど根性松」という松がありました。岩の上に種が落ちて成長した松だそうです。がんばれ。
庭を進むと、広い桜の馬場があり、東入口の手前に立派な構えの艮櫓(うしとらやぐら)が見えます。(こちらも重要文化財)
天守閣跡の石垣は現在解体修理工事が進められています。
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まずは宿泊した全日空ホテルクレメント高松のそばにある玉藻公園(高松城跡)へ。
部屋から見下ろした全景
高松城は、天正15年(1587年)に、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられ、国主として入府した生駒親正が現在地に築城に着手した平城(水城)。瀬戸内の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んでおり、日本の三大水城の一つと言われています。
生駒氏の治世4代54年間のあと、常陸国下館藩主だった松平頼重(徳川家康の孫、徳川光圀の兄)が東讃岐の城主として入城。その後、松平氏の治世は11代228年間続いたとのこと。
朝7時の開園直後に入園。
西入口を入ってすぐ、水門と内堀があります。内堀を泳いでいるのは鯉ではなく鯛!
そのまま真っすぐ歩くと重要文化財の渡櫓・水手御門・月見櫓があります。
夜の月見櫓
内苑御庭に入ると、藩主の住居として使われていた披雲閣があります。御庭に「ど根性松」という松がありました。岩の上に種が落ちて成長した松だそうです。がんばれ。
庭を進むと、広い桜の馬場があり、東入口の手前に立派な構えの艮櫓(うしとらやぐら)が見えます。(こちらも重要文化財)
天守閣跡の石垣は現在解体修理工事が進められています。
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瀬戸内島巡り 豊島 [旅 四国]
いよいよ訪問した最後の島です。
9月25日の午前、小豆島の土庄港(とのしょうこう)からフェリーで30分、豊島(てしま)の唐櫃港(からとこう)に到着。
ここでも島内の移動はバス。芸術祭の会期中だけ運行するバスは西回りと東回りに島を一周する循環バス。運賃無料で、交通案内など、島民の皆さんの芸術祭を盛り上げようとする心意気が伝わってきました。
では、東周りにぐるっと一周してみましょう。
唐櫃浜には閉鎖された海苔工場の屋内で大阪芸術大学 豊島アートラボの作品が展示されていましたが、当日はイベントのため中に入れず。隣接の空き地に、海苔栽培のために海に沈める道具が整然と置かれていて一見するとアート作品のよう。
島の南部、甲生(こう)集落。中腹から見える瀬戸内のおだやかな景色が気持ちいい。
訪れた時期はイチジクの季節でした。
瀬戸内海の島々は石の産地としても有名だそうで、集落には石塀が見かけられます。石の積み方は集落によって異なり、甲生集落では四角い石の間に土をはさんで積みます。(家浦集落も同様の積み方)
島の北西にあるのが、船が発着する家浦港がある家浦集落。港前にこんな建物が。楽しい。
斜面を昇っていき、硯(すずり)という地区でバスを降り、アート作品との遭遇のために鬱蒼と木が茂る急な山道を上がっていきました。
唐櫃集落の石塀は平たく割った石がジグザグに積まれています。
清水が湧き出る「唐櫃の清水」は住民たちが飲み水や野菜洗いなどに使っている。
稲の刈り取りの季節でもありました。郷愁を誘う風景です。
豊島も棚田が広がる島です。唐櫃岡から海を見下ろすと、新しく作られた西沢立衛設計の水滴をイメージした白い豊島美術館が見えました。(10月17日オープンで、内藤礼の水の作品のみが展示されているそうです)
この島も直島のようにアートの島になっていくのでしょうか。
では、次の記事でアートめぐりを。
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9月25日の午前、小豆島の土庄港(とのしょうこう)からフェリーで30分、豊島(てしま)の唐櫃港(からとこう)に到着。
ここでも島内の移動はバス。芸術祭の会期中だけ運行するバスは西回りと東回りに島を一周する循環バス。運賃無料で、交通案内など、島民の皆さんの芸術祭を盛り上げようとする心意気が伝わってきました。
では、東周りにぐるっと一周してみましょう。
唐櫃浜には閉鎖された海苔工場の屋内で大阪芸術大学 豊島アートラボの作品が展示されていましたが、当日はイベントのため中に入れず。隣接の空き地に、海苔栽培のために海に沈める道具が整然と置かれていて一見するとアート作品のよう。
島の南部、甲生(こう)集落。中腹から見える瀬戸内のおだやかな景色が気持ちいい。
訪れた時期はイチジクの季節でした。
瀬戸内海の島々は石の産地としても有名だそうで、集落には石塀が見かけられます。石の積み方は集落によって異なり、甲生集落では四角い石の間に土をはさんで積みます。(家浦集落も同様の積み方)
島の北西にあるのが、船が発着する家浦港がある家浦集落。港前にこんな建物が。楽しい。
斜面を昇っていき、硯(すずり)という地区でバスを降り、アート作品との遭遇のために鬱蒼と木が茂る急な山道を上がっていきました。
唐櫃集落の石塀は平たく割った石がジグザグに積まれています。
清水が湧き出る「唐櫃の清水」は住民たちが飲み水や野菜洗いなどに使っている。
稲の刈り取りの季節でもありました。郷愁を誘う風景です。
豊島も棚田が広がる島です。唐櫃岡から海を見下ろすと、新しく作られた西沢立衛設計の水滴をイメージした白い豊島美術館が見えました。(10月17日オープンで、内藤礼の水の作品のみが展示されているそうです)
この島も直島のようにアートの島になっていくのでしょうか。
では、次の記事でアートめぐりを。
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瀬戸内島巡り 小豆島 [旅 四国]
9月24日の午後、直島の宮浦港から高速船で45分、小豆島土庄港に到着。
アート鑑賞の記録は次回の記事で書くことにして、今回は島の様子をご紹介。
これまで小豆島と言えば、「二十四の瞳」の舞台になった島とかオリーブの産地というくらいの知識しかありませんでしたが、その他にもいろいろ興味深い見所があります。
「二十四の瞳」の子供たちと先生 「平和の群像」
10月下旬頃が収穫時期のようで、オリーヴの実が生っていました
巨大カボチャも生産されていて、訪れた翌日9月26日には「日本一どでカボチャ大会」が開催されました。
直島の草間彌生の作品展示を真似たんですね
中山地区の棚田(千枚田)は斜面に800枚もの田んぼが重なり、日本の棚田100選にも選ばれています。
小豆島には農村歌舞伎の伝統が引き継がれていて、今でも5月と10月に開催される肥土山と中山には舞台が残っています。
山上に大きな観音像が見えます。国際作品コンテストで1位になった世界一美しい佛歯寺の観音様。
胸部の展望窓からは瀬戸内海の眺望が楽しめるそうです。
丘陵地から海岸そばに下りてくると、ギネスブックにも登録されている世界一幅の狭い土渕海峡があります。
さらに海岸のほうに歩を進めると、一日2回、引き潮の時にだけ現れる島と島を結ぶ「天使の散歩道(エンジェルロード)」があります。
大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているそう。
小豆島での芸術祭のアート作品は、土渕海峡付近と肥土山・中山の地域に点在しています。
【おまけ】
小豆島で泊まったのは「すずめの宿 大國屋」 夕食はこれで一人前。
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アート鑑賞の記録は次回の記事で書くことにして、今回は島の様子をご紹介。
これまで小豆島と言えば、「二十四の瞳」の舞台になった島とかオリーブの産地というくらいの知識しかありませんでしたが、その他にもいろいろ興味深い見所があります。
「二十四の瞳」の子供たちと先生 「平和の群像」
10月下旬頃が収穫時期のようで、オリーヴの実が生っていました
巨大カボチャも生産されていて、訪れた翌日9月26日には「日本一どでカボチャ大会」が開催されました。
直島の草間彌生の作品展示を真似たんですね
中山地区の棚田(千枚田)は斜面に800枚もの田んぼが重なり、日本の棚田100選にも選ばれています。
小豆島には農村歌舞伎の伝統が引き継がれていて、今でも5月と10月に開催される肥土山と中山には舞台が残っています。
山上に大きな観音像が見えます。国際作品コンテストで1位になった世界一美しい佛歯寺の観音様。
胸部の展望窓からは瀬戸内海の眺望が楽しめるそうです。
丘陵地から海岸そばに下りてくると、ギネスブックにも登録されている世界一幅の狭い土渕海峡があります。
さらに海岸のほうに歩を進めると、一日2回、引き潮の時にだけ現れる島と島を結ぶ「天使の散歩道(エンジェルロード)」があります。
大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているそう。
小豆島での芸術祭のアート作品は、土渕海峡付近と肥土山・中山の地域に点在しています。
【おまけ】
小豆島で泊まったのは「すずめの宿 大國屋」 夕食はこれで一人前。
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瀬戸内島巡り 直島 二日目 [旅 四国]
瀬戸内島巡り 直島 一日目 [旅 四国]
9月23日の午後、男木島から高速船で20分、直島に到着。
直島は福武書店(ベネッセグループ)が二十年ほど前から現代アートによる地域づくりにかかわっていて、すっかりアートが島の風景にも住民の人たちにも根付いている印象があります。
宮浦港の波止場の端にある草間彌生「赤かぼちゃ」
6年くらい前に初めて島を訪れた時にはありませんでした。その時からあるのは黄色いかぼちゃ
今回は前回の訪問以降に新しく設置されたアート作品を中心に見てまわることにしました。(だから、地中美術館はパス)
まずは宮浦港から徒歩数分のところにある大竹伸朗/grafの「直島銭湯[I湯]」
入湯料500円(島民は300円)で普通に入浴できます。もちろん私もオリジナルタオルを番台で買って入りました。
外観も奇抜で装飾的ですが、建物の内部もかなりアーティスティック。男湯と女湯をしきる壁の上には巨大な象の剥製、浴室の壁や湯船の底のタイル、脱衣所の洗面台やトイレの便器などにもユニークな絵が描かれています。
ベネッセハウスミュージアムのテラスに出てみると、白いテーブルの上に雨上がりの水滴が残っていて、これもまたアートのよう。
屋上に出てみると日没に近づいている空が美しい。
宿泊した本村地区の民宿の玄関には空き缶を使ったアート作品がさりげなく置かれていました。
民宿は素泊まりだったため夕食は外食。紹介してもらったのは本村地区、家プロジェクトの南寺から程近い、古民家を利用した隠れ家的なカフェサロン中奥(なかおく)。
細い拍子木切りした大根を直島海苔で巻いて海苔ドレッシングか藻塩をつけて食す。
奥の魚は地元でゲタと呼ばれる舌平目の唐揚げ)
直島タコのソテー。お酒が進みます。
カウンターで隣り合わせになった若い女性とおしゃべりしながらの夕食を終えての帰り道。南寺そばの公衆トイレ。
直島特有の焼板を外壁に使った円筒型です。なんと安藤忠雄さんの設計だとか。
十六夜の月が出ています。
直島編、つづく~
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直島は福武書店(ベネッセグループ)が二十年ほど前から現代アートによる地域づくりにかかわっていて、すっかりアートが島の風景にも住民の人たちにも根付いている印象があります。
宮浦港の波止場の端にある草間彌生「赤かぼちゃ」
6年くらい前に初めて島を訪れた時にはありませんでした。その時からあるのは黄色いかぼちゃ
今回は前回の訪問以降に新しく設置されたアート作品を中心に見てまわることにしました。(だから、地中美術館はパス)
まずは宮浦港から徒歩数分のところにある大竹伸朗/grafの「直島銭湯[I湯]」
入湯料500円(島民は300円)で普通に入浴できます。もちろん私もオリジナルタオルを番台で買って入りました。
外観も奇抜で装飾的ですが、建物の内部もかなりアーティスティック。男湯と女湯をしきる壁の上には巨大な象の剥製、浴室の壁や湯船の底のタイル、脱衣所の洗面台やトイレの便器などにもユニークな絵が描かれています。
ベネッセハウスミュージアムのテラスに出てみると、白いテーブルの上に雨上がりの水滴が残っていて、これもまたアートのよう。
屋上に出てみると日没に近づいている空が美しい。
宿泊した本村地区の民宿の玄関には空き缶を使ったアート作品がさりげなく置かれていました。
民宿は素泊まりだったため夕食は外食。紹介してもらったのは本村地区、家プロジェクトの南寺から程近い、古民家を利用した隠れ家的なカフェサロン中奥(なかおく)。
細い拍子木切りした大根を直島海苔で巻いて海苔ドレッシングか藻塩をつけて食す。
奥の魚は地元でゲタと呼ばれる舌平目の唐揚げ)
直島タコのソテー。お酒が進みます。
カウンターで隣り合わせになった若い女性とおしゃべりしながらの夕食を終えての帰り道。南寺そばの公衆トイレ。
直島特有の焼板を外壁に使った円筒型です。なんと安藤忠雄さんの設計だとか。
十六夜の月が出ています。
直島編、つづく~
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瀬戸内島巡り 高松~女木島~男木島 [旅 四国]
いまだに三週間も前の記録をアップしています。(執筆が追いつかなくてスミマセン)
9月23日(木)~26日(日)に遠征した「瀬戸内国際芸術祭2010」の旅。
まずは初日。
早朝5時すぎに起床、7時40分羽田発の全日空便で高松空港へ(9時到着)。
空港バスに乗り換え、着いた高松港から10時発のフェリーに乗り込む。(船に不安のある私でも大型のフェリーはまだ安心)
約20分で鬼が島伝説のある女木島(めぎじま)に到着。
フェリーから漁港をのぞむと石垣の上にお行儀良く鳥が並んでいます。
木村崇人の風見鶏「カモメの駐車場」という作品です。風に吹かれて揺ら揺らと向きを変えています。
ここはあくまでも中継地、私はさらに20分乗船して男木島(おぎじま)で下船。
船着場にいきなりアート作品でもある白い交流館の建物が。ジャウメ・プレンサの「男木島の魂」
この島は平地が少なく、坂道や階段が多く、入り組んだ路地を歩いてまわりました。
道端に置かれた一輪車にも地魚料理の食事処の名前がアートなデザインで描かれています。
小腹が空いたので早めのランチをドリームカフェで。
めおんバーガーと島乳オレ。いろんな具が入っているバーガーが美味しかった。
小雨の中、宝探し気分で迷路のような路地を歩き回り、てっぺんの豊玉姫神社へ。
境内に島こころ椅子プロジェクトグループ5の「島こころ椅子」が休憩所のように並べて置かれています。
「子供椅子」「猫椅子」「雷とうさん椅子」「肝っ玉かあさん椅子」などの名前が付いています。
男木島での滞在は約三時間。高速船で次の島、直島の宮浦港へ向かいます。(約20分)
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9月23日(木)~26日(日)に遠征した「瀬戸内国際芸術祭2010」の旅。
まずは初日。
早朝5時すぎに起床、7時40分羽田発の全日空便で高松空港へ(9時到着)。
空港バスに乗り換え、着いた高松港から10時発のフェリーに乗り込む。(船に不安のある私でも大型のフェリーはまだ安心)
約20分で鬼が島伝説のある女木島(めぎじま)に到着。
フェリーから漁港をのぞむと石垣の上にお行儀良く鳥が並んでいます。
木村崇人の風見鶏「カモメの駐車場」という作品です。風に吹かれて揺ら揺らと向きを変えています。
ここはあくまでも中継地、私はさらに20分乗船して男木島(おぎじま)で下船。
船着場にいきなりアート作品でもある白い交流館の建物が。ジャウメ・プレンサの「男木島の魂」
この島は平地が少なく、坂道や階段が多く、入り組んだ路地を歩いてまわりました。
道端に置かれた一輪車にも地魚料理の食事処の名前がアートなデザインで描かれています。
小腹が空いたので早めのランチをドリームカフェで。
めおんバーガーと島乳オレ。いろんな具が入っているバーガーが美味しかった。
小雨の中、宝探し気分で迷路のような路地を歩き回り、てっぺんの豊玉姫神社へ。
境内に島こころ椅子プロジェクトグループ5の「島こころ椅子」が休憩所のように並べて置かれています。
「子供椅子」「猫椅子」「雷とうさん椅子」「肝っ玉かあさん椅子」などの名前が付いています。
男木島での滞在は約三時間。高速船で次の島、直島の宮浦港へ向かいます。(約20分)
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アートの旅も体力勝負 [旅 四国]
3泊4日、瀬戸内アートと島巡りの旅から東京に帰ってきました。
今回の旅、出発から地下鉄、飛行機、バス、フェリー、高速船、JR鉄道と、いろんな乗り物を利用して4つの島(男木島、直島、小豆島、豊島)と2つの市(高松市、坂出市)を回ってきました。そして、よく歩きました。平均すると一日あたり約2万歩。しかも、坂や階段を上り下りのトレーニング状態。最近は1万歩歩いても全然疲れなくなりました。
私の今回の旅のプランニング・ポイント。
1.島内・島間の移動は身軽が一番。荷物はコンパクトにショルダーバッグ二つだけ。
(キャスターケースは運びにくいだけでなく、混み合うバスでは場所をとるため迷惑)
もちろん足元はガンガン歩け脱ぎ履きがしやすいスニーカー。
(アート作品が古民家の中に展示されているためシューズを脱ぐこともしばしば)
(直島の高原城址や護王神社がある高台の階段から本村港をのぞむ)
2.交通時刻をあらかじめチェックし、見るポイント・順番を決めておく。ただし、予定は立てておいても、待ち客が多かったら諦めて次のポイントに向かう決断力と柔軟性を持つ。
(全部を見ようとしたら時間がいくらあっても足りないし、一つひとつの作品を味わって鑑賞できないから)
さて今回は、大都会・東京に暮していると忘れがちな感覚を呼び戻してくれる旅でもありました。
田舎(地方)に行くと、移動の足は車(自家用車)が中心。公共交通機関は限られます。
だから、事前に行き先に合わせてバスや電車の時刻、降車地を確認しておく必要があります。乗り継ぎの際は数十分待つことも普通。
東京のように一つ乗り遅れても数分後には次の電車がくる状況とは異なり、乗り遅れまいとする緊張感と、乗り継ぎまでゆったり待つ心の余裕が生まれてきます。
(小豆島のエンジェルロードから高松方面をのぞむ)
また、ホワイトキューブの美術館でのアート鑑賞とは違い、屋外展示や移動を含め、外気に触れながらのアート作品巡り。
風に初秋の涼しさを感じ、波の音・虫の声に耳をかたむけ、瀬戸内の風景に目を休め、自然の香り(潮の香、イチジクの熟した匂いなど)が鼻をくすぐり、土地の味に舌鼓をうち、現代アート作品に脳を活性させ、地元の人々との交流に気持ちを和ませる。
五感のほか、頭も心も刺激された四日間の瀬戸内の旅となりました。
(直島のベネッセパークで、ニキ・ド・サンファールの作品と)
瀬戸内アート巡りも連載シリーズになりそうですが、この先1か月は出張がないので、他の連載も含め、頑張って記事をアップさせます。お楽しみに~
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今回の旅、出発から地下鉄、飛行機、バス、フェリー、高速船、JR鉄道と、いろんな乗り物を利用して4つの島(男木島、直島、小豆島、豊島)と2つの市(高松市、坂出市)を回ってきました。そして、よく歩きました。平均すると一日あたり約2万歩。しかも、坂や階段を上り下りのトレーニング状態。最近は1万歩歩いても全然疲れなくなりました。
私の今回の旅のプランニング・ポイント。
1.島内・島間の移動は身軽が一番。荷物はコンパクトにショルダーバッグ二つだけ。
(キャスターケースは運びにくいだけでなく、混み合うバスでは場所をとるため迷惑)
もちろん足元はガンガン歩け脱ぎ履きがしやすいスニーカー。
(アート作品が古民家の中に展示されているためシューズを脱ぐこともしばしば)
(直島の高原城址や護王神社がある高台の階段から本村港をのぞむ)
2.交通時刻をあらかじめチェックし、見るポイント・順番を決めておく。ただし、予定は立てておいても、待ち客が多かったら諦めて次のポイントに向かう決断力と柔軟性を持つ。
(全部を見ようとしたら時間がいくらあっても足りないし、一つひとつの作品を味わって鑑賞できないから)
さて今回は、大都会・東京に暮していると忘れがちな感覚を呼び戻してくれる旅でもありました。
田舎(地方)に行くと、移動の足は車(自家用車)が中心。公共交通機関は限られます。
だから、事前に行き先に合わせてバスや電車の時刻、降車地を確認しておく必要があります。乗り継ぎの際は数十分待つことも普通。
東京のように一つ乗り遅れても数分後には次の電車がくる状況とは異なり、乗り遅れまいとする緊張感と、乗り継ぎまでゆったり待つ心の余裕が生まれてきます。
(小豆島のエンジェルロードから高松方面をのぞむ)
また、ホワイトキューブの美術館でのアート鑑賞とは違い、屋外展示や移動を含め、外気に触れながらのアート作品巡り。
風に初秋の涼しさを感じ、波の音・虫の声に耳をかたむけ、瀬戸内の風景に目を休め、自然の香り(潮の香、イチジクの熟した匂いなど)が鼻をくすぐり、土地の味に舌鼓をうち、現代アート作品に脳を活性させ、地元の人々との交流に気持ちを和ませる。
五感のほか、頭も心も刺激された四日間の瀬戸内の旅となりました。
(直島のベネッセパークで、ニキ・ド・サンファールの作品と)
瀬戸内アート巡りも連載シリーズになりそうですが、この先1か月は出張がないので、他の連載も含め、頑張って記事をアップさせます。お楽しみに~
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