生活と芸術 アーツ&クラフツ展 [アート&デザイン]
上野の東京都美術館で開催中の
『生活と芸術 アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』を観てきました。
ロンドンで私が一番好きだったVictoria & Albert Museumの所蔵品を中心に企画・展示されています。
展示は三部構成。
第1部:イギリス
アーツ&クラフツのルーツ、イギリスの作品。モリスの壁紙、スコットの置時計、マッキントッシュの椅子など。
第2部:ヨーロッパ
イギリスのギルドを参考に創設されたウィーン工房の作品を中心に、オーストリア、ドイツ、北欧の作品を展示。
第3部:日本
日本でのアーツ&クラフツ、民芸運動。柳宗悦、黒田辰秋、濱田庄司、河井寛次郎、芹沢銈介、バーナード・リーチ、棟方志功らの作品と昭和初期に建てられた「三国荘」の一部の再現展示。
19世紀後半、産業化・工業化が進む時代に失われた手仕事の良さを見直し、自然や伝統に美を再発見し、シンプルな美しさを生活に採り入れるライフスタイルを提案したのがアーツ&クラフツの精神。
“Have nothing in your houses that you do not know to be useful or believe to be beautiful.”(William Morris)
「生活と芸術」言い換えると「用の美」
【おまけ(学習メモ)】
今回新しく学んだ美術関連用語。
エオシン釉:金属のような光沢を出す釉薬
Slipware:液状年度(slip)で装飾した陶器
Stoneware:炻器(せっき)。赤褐色もしくは黒褐色のよく焼きしまり吸水性のほとんどない陶器
ランキング参加中。よろしければクリックを→
『生活と芸術 アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』を観てきました。
ロンドンで私が一番好きだったVictoria & Albert Museumの所蔵品を中心に企画・展示されています。
展示は三部構成。
第1部:イギリス
アーツ&クラフツのルーツ、イギリスの作品。モリスの壁紙、スコットの置時計、マッキントッシュの椅子など。
第2部:ヨーロッパ
イギリスのギルドを参考に創設されたウィーン工房の作品を中心に、オーストリア、ドイツ、北欧の作品を展示。
第3部:日本
日本でのアーツ&クラフツ、民芸運動。柳宗悦、黒田辰秋、濱田庄司、河井寛次郎、芹沢銈介、バーナード・リーチ、棟方志功らの作品と昭和初期に建てられた「三国荘」の一部の再現展示。
19世紀後半、産業化・工業化が進む時代に失われた手仕事の良さを見直し、自然や伝統に美を再発見し、シンプルな美しさを生活に採り入れるライフスタイルを提案したのがアーツ&クラフツの精神。
“Have nothing in your houses that you do not know to be useful or believe to be beautiful.”(William Morris)
「生活と芸術」言い換えると「用の美」
【おまけ(学習メモ)】
今回新しく学んだ美術関連用語。
エオシン釉:金属のような光沢を出す釉薬
Slipware:液状年度(slip)で装飾した陶器
Stoneware:炻器(せっき)。赤褐色もしくは黒褐色のよく焼きしまり吸水性のほとんどない陶器
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これは興味深い展示ですね。私もV&Aが大のお気に入り。ロンドンを訪れた際は1日中美術館に閉じこもっていたいほどの魅力がありますね。マッキントッシュ好きの友人に勧められてグラスゴーにも行きましたっけ。
こんな展示がバンクーバーでもあればなぁ…
by cecileyvr (2009-02-23 03:08)
Cecileさん、グラスゴーには良い美術館があるようですねぇ。
私はグラスゴーへは一度だけ行ったことがあるんですが、出張(しかも仕事先がホテル)だったので全然街中を歩いていません。スコットランドもその一回だけ。エジンバラとか、もっとスコットランドも訪れたかったなぁ、と後悔です。
by いっこさん (2009-02-23 21:27)