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大観と栖鳳 [アート&デザイン]

三週間前のレポートになりますが、あくまでも自分の活動記録として記事にします。

広尾山種美術館の開館記念特別展Ⅲ大観と栖鳳 -東西の日本画-」を鑑賞してきました。

20100322 大観と栖鳳.JPG
上:横山大観「作右衛門の家」 1916年、 下:竹内栖鳳「斑猫」(重要文化財) 1924年

東の横山大観(1868-1958)、西の竹内栖鳳(1864-1942)
二人は日本の近代化とともに歩んだ画家で、明治以降の日本画壇をリードしました。
東京と京都のそれぞれの伝統の上に立ちながら、日本画の革新に努めた二人の画業を振り返るとともに、周辺の画家たちの作品も展示されていました。

第1章: 横山大観と東京画壇
その創設に伴い第一期生として入学した東京美術学校で橋本雅邦に師事した大観。日本美術院の創立に参加、院展の再興に尽力。小林古径、安田靫彦、前田青邨ら後輩画家たちに指導的役割を果たした。
その他の画家としては、盟友の下村観山、菱田春草、川端龍子、伊東深水、川合玉堂、鏑木清方ら。

第2章: 竹内栖鳳と京都画壇
伝統を継承しつつ諸派の画風を研究。西洋画の技法と理論を学び、日本画に活かした栖鳳。新時代の指導者と目された栖鳳のもとに若い画家たちが慕って集まった。
展示されていた画家の作品は、菊池契月、上村松園、西村五雲、村上華岳、福田平八郎、橋本関雪、土田麦僊、小野竹喬ら。

私の印象。
東の絵画は力強く男性的。
西の絵画は儚さが漂い女性的。栖鳳の絵の空間構成(余白の美)がいい。

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