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しあわせの隠れ場所 [シアター&シネマ]

米アカデミー賞の授賞式間もなくの3月下旬、丸の内ピカデリーで映画「しあわせの隠れ場所」を見てきました。
(監督:ジョン・リー・ハンコック、2009年、アメリカ映画)

20100324 しあわせの隠れ場所.JPG

主演のサンドラ・ブロックが最優秀主演女優賞を受賞した作品。

先日のラグビーを題材にした映画「インビクタス」に続き、これはアメリカンフットボールの選手が主人公の感動の実話。涙うるうるものです。

親に見捨てられ、家も寝る場所もない孤独な黒人少年、マイケル・オアー(クイントン・アーロン)。
体が大きいことからスポーツ選手として高校入学を認められたが、ひとりぼっち。
真冬の夜道を歩いていたところ、裕福な白人家族が車で通りかかり、母である女性リー・アン(サンドラ)が彼に声をかけた。「今晩うちに泊まりなさい」
しかし、それは一晩で終わらなかった。
リー・アンと家族は彼を家族の一員として迎え、マイケルはアメフト選手として隠れた才能を発揮するだけでなく、まったくダメだった学校の成績も家庭教師の教えでみるみる向上。
彼は将来を嘱望されるスター選手となり、いくつもの大学からスカウトを受ける。そして、アメフト全米代表選手に。

原題はTHE BLIND SIDE
辞書で調べると、「弱点・盲点、死角、アメフト用語で選手の死角」と出ている。
黒人少年マイケルは白人女性リー・アンとの出会いによって自分の隠れた才能を引き出してもらい人生が変わった。
リー・アンの友人たち(黒人や弱者に対してやや差別的)が「慈善活動でもするつもり?彼の人生を変えようとしているの?」と言うと、「いいえ、彼が私の人生を変えたのよ」と答えた彼女の清々しい表情が印象的。
そして、この映画がサンドラの女優としての別の引き出しを開けてくれたのではないかと思います。

リー・アンの息子SJがいい味を出したなかなかの演技をしています。

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コメント 2

cecileyvr

幸せの隠れ場所…うまい邦題を思いつくものですね~。私もこの映画楽しみました。SJ、本当にいい味出してましたよね♪
by cecileyvr (2010-04-17 10:46) 

いっこ

★Cecileさん、外国映画が邦題になると「愛の~」とか「幸せの~」とか「哀しみの~」とかになってしまうので何だかなぁという気持ちになることが多いのですが、今回の邦題はアリということで。
by いっこ (2010-04-18 19:40) 

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