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つなげる力 [学び]

きのうは早々に仕事を切り上げて丸の内へ向かいました。
勤務先の研修制度を利用して社外講演会を聴講に行くためです。(運よく抽選に当たりました)

慶應義塾大学が社会人教育機関として2001年にオープンした慶應丸の内シティキャンパス

20090415 慶應丸の内CC夕学.jpg


私が受講したのは『夕学五十講』という講演会。
講師は藤原和博さん。元リクルート社員、最近までは民間人として初の公立義務教育校の校長(杉並区和田中学校)として活躍。そして現在は橋下大阪府知事特別顧問として手腕を発揮している方。

講演のタイトルは『「つなげる力」で日本を開放せよ!』
なかなか興味深い内容で私の脳も活性されました。
自分の記録も兼ねて講演要旨をご紹介。

20世紀は“みんな一緒”の成長社会
一つの「正解」を出すために「情報処理力」を身につけることが必要。遊びでたとえると、他者が作った絵柄のジグソーパズルを完成させるようなもの。

一方、21世紀の今は“それぞれ一人ひとり”の成熟社会
自分や他者の知識、技術、経験をも組み合わせて、状況に応じた「納得解」を導き出していく「情報編集力」、言い換えると「つなげる力」が求められている。遊びでたとえると、一つひとつは単純でも組み合わせ方によってはいろんな形になるレゴのようなもの。

「つなげる」ためには「コミュニケーション(異なる人との交流)」「クリティカル・シンキング(問題意識を持ち、論理的に考える)」「プレゼンテーション(相手の中にある自分との共通点を見つけ、共感を引き出す)」の三つの能力が必要とされる。

私なりの言葉で咀嚼すると、
「いろんな人や出来事と出会う機会をつくり、これまで積み重ねてきた経験や知識も合わせて物事を複眼的、総合的に見て、世の中で起こっていることを受け止め、周囲の人の心のうちにも思いを及ばせることで自分の人生を深く豊かにする」

そんなふうに考えると年をとるのは全然嫌じゃない。かえって素晴らしいことと思えてくるから不思議です。(はい、私、かなりのポジティブ・シンキングです)

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勉強中 [学び]

先日観たイギリス映画『ブーリン家の姉妹』をきっかけに、ちゃんと英国王室について勉強しようと現在、読書中です。

20081228 英国王室史話.jpg

楽天ブックスで年末にネット注文し、翌々日には到着。
ほんと、日本は便利です。(注文したものが遅滞なく配達されるという当たり前のサービスがきちんと提供されるので不要なストレスを感じなくてすむのがうれしいかぎり)

現女王エリザベス二世を除くウィリアム一世からジョージ六世までの9王家40代の英国王について王室史話がまとめられているもので、これまで体系的に学んだことがなかったので勉強することに。(イギリスに行く前にもう少し知識を持っていれば滞在中に見聞きしたことの理解も深まっただろうに)

まずは一番興味のあるヘンリー8世から読み始めましたが、映画『ブーリン家の姉妹』で描かれたストーリーはヘンリー8世とそれ以降の時代のエピソードを織り交ぜて作られたようです。
ま、大河ドラマも史実とは異なる脚色された出来事や架空の登場人物が出てきますしね。

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タグ:英国 王室

女の園 [学び]

社会人になってこの春には丸20年。(ビックリ)
入社した時は本人よりも周囲のほうがすぐに辞めると思っていたらしい。(結構、トガッてましたから)
出向したり、転勤したり、転籍したりしながら、それでも一つの企業グループ内で勤務を続けています。(あっという間に同期入社の女性は誰もいなくなった。。)
そして、いつの間にか私も管理職についています。

で、今日はその企業グループの「女性管理者フォーラム」が駒場であったので行ってきました。

全国から集まった女性管理者が約200人。
こんなに一ヶ所に大勢の女性を見るのは久しぶり。(遠い昔、大学受験で女子大を受け、試験を終えて会場外の女だらけの光景を目にして、ここは合格しても入学しないでおこう、と決意したくらい女性onlyの場は苦手)
来賓で来ていたグループ各社の社長たち(男性ばかり)のほうが肩身が狭そうでした。

ま、そんなところだったのですが、職場で変わりばえしない仕事を淡々とやっている毎日にいい気分転換になりました。
講師のいい話も聞けましたし、十数年ぶりに会った懐かしい人と会話できたり。
刺激と元気をもらいました。

【おまけ】
久しぶりに乗った京王井の頭線。渋谷駅でJRのほうに向かっていると通路の壁に巨大な壁画を見つけました。

20090122 岡本太郎明日の神話.jpg

そう言えば、メキシコシティ郊外で発見された岡本太郎の幻の壁画『明日の神話』が11月に設置されたんですが、こんな場所で遭遇するとは思いませんでした。
この壁画からも元気をもらったような気がします。

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