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八丈島 服部屋敷 [旅 関東]

2日目は町役場から出発の定期観光バスで島一周
 
20091101 5定期観光バス.JPG

八丈島は車検の管轄の関係で品川ナンバーです。町のシンボルマークは八丈の文字と鳥(アカコッコ)を図案化したもの。

コースは瓢箪の形をした島の東側、三原山(標高700m)の周囲を午前中にめぐって午後に八丈冨士の周囲をめぐります。

20091101 6大坂トンネル3.JPG 
大坂トンネル付近で振り返って見た八丈冨士

第一下車は服部屋敷にて。
お船預かりを務め莫大な資産を築いた服部家の旧屋敷。

20091101 7服部屋敷1.JPG 
入口の玉石垣は流人、近藤富蔵が築城形式で築いた。

蘇鉄の花が咲くと、不思議に赦免状が届いたので、いつの頃からかソテツのことを「赦免花」と呼ぶようになったとのこと。

20091101 7服部屋敷3ソテツ雌花.JPG 雌花。なんか怖い

ここで見学できる樫立踊り八丈太鼓は江戸時代の流人や漂流者が伝えた文化です。

20091101 7服部屋敷4樫立の場踊1.JPG 場踊り

場踊りは虫祭りとして陰暦の盆と月見(8月15日と9月13日)に集落の広場で踊られた。テンポがゆっくりで、唄に合わせてゆったりと踊られます。
手踊りというのもあり、場踊りの後に踊られます。
どちらも島の年中行事に欠かせない民俗芸能で、それぞれ12種類ずつ曲目があります。

八丈太鼓は大太鼓の両面から上拍子・下拍子にわけて打ち込む演奏方法で、もとは流刑となった武士が刀をバチに持ち替えて打ったのが始まりと言われています。

20091101 7服部屋敷4八丈太鼓2.JPG

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八丈冨士 [旅 関東]

今回泊まったのは三根地区の海に面したホテル、リード・アズーロ
部屋はゆったり、室外に共同風呂もあったのでのんびり。

夕朝食付きのプランだったので、食事は併設のイタリアン・レストラン。IL PENTOLINO(イル・ペントリーノ)で。

20091031 12ホテル夕食1.JPG 前菜のカルパッチョ

食事の感想は(辛口コメントですが)可もなく不可もなく。

翌朝は朝食のあとにホテルの周囲を散策。

八丈冨士(西山)は前日には頂上に雲がかかっていましたが、朝はクッキリ。標高854m。

20091101 2八丈冨士3.JPG

島の周囲は砂浜がないのでウミガメは上がってはこれないとのことです。

20091101 4ホテルプール.JPG

昔、八丈冨士が噴火して流れた溶岩流が黒くなって海にまで届いています。

20091101 3溶岩流1.JPG

ドロドロした粘着性のある溶岩流が少しずつ下に伸びていった様子がわかります。

20091101 3溶岩流3.JPG

八丈冨士は三原山(東山)の活動が終止し侵蝕が進んだころ(約1万年前)、北西部の山麓から海中にかけて噴出したと考えれられているそうです。今は休火山。

さぁ、では二日目の観光に出かけます。

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タグ:八丈島
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八丈島 優婆夷宝明神社 [旅 関東]

大里バス停の陣屋跡と反対側を少し歩いていくと優婆夷宝明神社(うばいほうめいじんじゃ)があります。

事代主命(ことしろぬしのみこと)のお妃、優婆夷姫とその子、古宝丸(こほうまる)が祀られている神社で、八丈島の総鎮守。
このお二柱(ふたはしら)が八丈島民の先祖だそうです。

20091031 11優婆夷宝明神社2.JPG

この大蘇鉄は樹齢千年と言われています。

八丈島初日の路線バスの旅はここでおしまい。
大里バス停から海に沈む夕陽をながめ旅情にひたるひととき。

20091031 11大里バス停から夕陽.JPG

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タグ:八丈島 神社
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八丈島 ふるさと村 [旅 関東]

昔の住居を修復・復元しているのがふるさと村です。

母屋の屋根は茅葺き

20091031 8ふるさと村1母屋1.JPG

中の囲炉裏端でお茶をいただきました。

20091031 8ふるさと村1母屋4.JPG

塩茹でしただけの里芋、おいしかったなぁ。

門を入るとすぐ閑所(カンジョ、便所)と馬屋(マヤ、牛小屋)があります。

20091031 8ふるさと村2閑所&馬屋.JPG

東南アジアでも見られる高床式の高倉も。

20091031 8ふるさと村3高倉2.JPG 横に見えるのはタコの木

やっぱり南国です。

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タグ:八丈島
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八丈島 陣屋跡 [旅 関東]

読んでいらっしゃる皆さんに一緒に旅行気分を味わっていただくために八丈島の地図をご紹介しましょう。

20091031 0八丈島地図.jpg 緑のマーカーが私の訪れた場所

路線バスで裏見ケ滝の最寄バス停、ザ・ブーン前から大賀郷地区の大里まで引き返す。このあたりは昔の陣屋跡
八丈島に陣屋が設置されたのは室町時代の末期、1528年。その後、明治に島役所と改称され、380年間、八丈島の政治の中心の場所でした。

20091031 9玉石垣1.JPG 郵便ポストもレトロ

石垣は海の波に洗われ丸くなった玉石を積み上げた六法積み。一つの玉石の周りを6個の玉石が囲んでいます。

反対側の坂を上って見下ろすと海の向こうに八丈小島が見えます。

20091031 9玉石垣4.JPG 写真には写りませんでした。。

坂上の民家の庭には楕円のパッションフルーツが実っています。これから赤紫色に色づき熟れていきます。
亜熱帯気候の八丈島ですが、海風が強いため露地物の果物栽培には向いていないそうです。

20091031 10パッションフルーツ.JPG

玉石垣が続く馬路散策道路の反対側に下りていくとふるさと村があります。

20091031 9馬路散策道路.JPG

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タグ:八丈島
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八丈島 裏見ケ滝 [旅 関東]

八丈島を観光するにはレンタカーが一般的のようです。それでも、車を運転したくない私は便数が少ない路線バスを利用。

バスは町営。起点は町役場です。
役場前の道路は南国の雰囲気。ハイビスカスが咲き、ヤシの木の並木道。

20091031 3ハイビスカス&ヤシの木.JPG 車の通りは少なく

路線バスはのどかそのもの。
運転手は乗客とずっと会話しながら運転。途中でガソリンスタンドで給油したのにも驚き。
乗車時に行き先を告げてあったのでバス停ではなくても目的地そばで降ろしてくれました。

私の最初の目的地は中之郷地区にある裏見ケ滝。道路から鬱蒼とした森の中に入っていきます。

20091031 4裏見ケ滝2.JPG 登りで脚力の低下を痛感
さらにこの奥へ 20091031 4裏見ケ滝4.JPG

正面から見た滝
20091031 4裏見ケ滝5.JPG

滝の内側に入って見るとこんな感じ
20091031 4裏見ケ滝9.JPG

滝の周辺で見つけた自然の造形。
20091031 4裏見ケ滝15.JPG
           20091031 4裏見ケ滝17.JPG

自然の成せる技ってスゴイ。

裏見ケ滝への入り口に戻り、車道沿いに少し下ると反対側の崖の途中に誰でも自由に入れる裏見ケ滝温泉があります。男女混浴のため水着着用です。

20091031 5裏見ケ滝温泉1.JPG ブーゲンビリアの花が咲いてます

島の東側には他にも温泉がいくつもあり、路線バスは温泉を経由し、ひと風呂浴びた町のお年寄りたちが乗り込んできます。

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タグ:八丈島 温泉
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八丈島に行ってきました [旅 関東]

本土は急に冬の気配だというのに八丈島はハイビスカスが咲き、ススキが揺れ、夏?秋?といった季節感覚がわからなくなる気候でした。

D1010105.JPG

伊豆七島の最南端(さらに南は小笠原諸島)に位置し、付近を暖流の黒潮が流れる八丈島は“常春の島”と呼ばれるそうです。
最高気温は22度くらい。でも海風が強く、7分袖のTシャツ一枚でちょうどいいくらい。快適。

さて、今回の旅。
八丈島観光協会のプロモーションがあったのかもしれませんが、9月から10月にかけてテレビ番組や情報誌で八丈島が取り上げられているのをしばしば目にし、ネットで調べているうちに俄然行く気になったのです。今年の旅のテーマは「島」ですしね。

最終的に決めたのは出発の一週間前だったのでパックツアーの受付は終了。結局、飛行機はANAの貯まったマイレージを使って予約。ホテルは楽天トラベルで。
事前にネットで下調べはしたもののガイドブックは持参せず。“なんとかなるさ”の気楽な一人旅に出発です。

それにしても一週前の週末だったら大変だったはず。台風20号で大荒れでしたから。
島到着日(10月31日)は、その台風で転覆した漁船の乗組員が入院していた八丈島の病院から退院する日ということで報道関係者が大勢来ていたそうです。(タクシー運転手談)

初日はお昼に島に到着後、ホテルにチェックインするまで路線バスを利用して観光。
翌日は町営の定期観光バスを申し込んで島一周。

20091031 ひょっこりひょうたん島.JPG

一日半の短い旅でしたが、今回もいろいろ見て、食べて、買って帰りました。

DSC09635.JPG ストレチア(極楽鳥花)は町の花

では、次回から一つずつ紹介します。

D1010122.JPG

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タグ:八丈島
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