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エクアドルとキトの基本情報 [旅 キト&ガラパゴス諸島]

私が今回の旅であらためて勉強した南米の国エクアドル共和国
(成田空港のTSUTAYAで出発直前に『地球の歩き方』を買い、キトのショップで無料の情報誌を入手、現地ガイドさんからの話も参考に)
学習した内容を記録します。

●位置: 国名のとおり赤道をまたいでいる(?)小国。自然、文化の両面で豊かな多様性にあふれ、国土を縦に4つの地域に分けられます。東からアマゾンの熱帯雨林地帯(オリエンテ)、4000~6000m級の山々が連なるアンデスの山岳地帯(シエラ)、海岸地帯(コスタ)そして大陸から約1000㎞離れたガラパゴス諸島
首都キトは赤道やや南に位置し、かつてはインカ帝国の北の都として栄えた。南北に細長い。キトは旧市街(セントロ・ヒストリコ)と新市街(ノルテ)、南地区スールに分けられる。

●人口: 約1300万人(キトは約180万人)

●言語: 公用語はスペイン語。ただし、先住民(インディヘナ)の多くはケチュア語(Quichua)を話す。
(スペイン語が話せるとスペインはもちろん、中南米の国々の人たちともコミュニケーションがとれるので、第二外国語を学ぶなら最適?ポルトガル語やイタリア語などラテン系言語は似通っているとも言うし)

20100502 2キト旧市街12オタバロ1s.JPG
オタバロの先住民の女性と子ども。黒の帽子・上着・スカート・くつ。金色のビーズを何連も首に巻いている。写真の代わりにビーズ細工の指輪($1)を買った。

●歴史: 15世紀にインカ帝国によって支配されていたキト。1532年にインカ帝国は滅亡し、1534年からおよそ300年にわたりスペインの統治が続く。
スペインの植民地時代の建造物が残るキトの街は1978年、ユネスコにより世界文化遺産に指定された

●宗教: スペインの植民地になった影響で95%がローマ・カソリック。先住民の神は太陽。

●通貨: 米ドル
キトでの最低賃金は月$200くらいで、職業としてはメイドやガードマンなど。月$1000もあれば高給取りらしい。

●気候: アマゾンの熱帯雨林、万年雪を頂く山岳地帯、一日の気温差の大きいコスタ、乾季と雨季のあるガラパゴス。キトでは「一日のうちに四季を味わえる」といわれるほど予測不能な天候。

●日本との時差: 14時間遅れ(ガラパゴス諸島は15時間遅れ)サマータイムはなし
時間感覚はルースで、2時間くらいは遅刻しても当たり前だとか。

●おもな産業: 農産物の生産・輸出。代表的な輸出品にはバナナ、コーヒー、エビ、ブロッコリー、薔薇の花など。ボタンの材料になるタグアというヤシの一種の種子もかつては多く輸出されていたとか。

●治安: キト市内は日中は人通りも多く旧市街や新市街のマリスカル地区は観光客も普通に歩いているが、場所によってはヒッタクリに遭う危険性もあり要注意。夜は出歩くのをひかえたほうが無難。(私も夕食を食べたあと、リュックを体の前にして急ぎ足でホテルに戻りました)
市内はバスがひんぱんに走っていますが、タクシーも安くて安全なので歩いていけない場所はタクシーを利用したほうがいい。

では、次の記事から市内の観光です。

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エクアドルから帰りました [旅 キト&ガラパゴス諸島]

無事にエクアドルの旅から帰ってきました。
詳しい旅日記は後に続けるとして、第一回は全行程のご紹介から。

DAY1 5月1日(土)
毎度のことながら、直前のドタバタ荷作りのため寝不足のまま10時半ごろ自宅を出発。(しかし、長距離フライトにはこの状態がちょうどいいかも。機内では最初の食事のあとは爆睡。途中、目を覚ましながらも8時間近く眠っていた)

13時に成田空港のデルタ航空カウンターでチェックイン。
15:20発のDL280便で経由地の米国アトランタへは12時間のフライトで14:20着。(日本との時差-13時間)
欧米系航空会社のフライトで思うこと。必ず50才代のベテランCA(男女)が乗務していて、ある意味、安心感を得られるのだけど、日本のキャリアは男性CAを見るのさえ稀。(ベテランになる前に辞めるのか?)

乗り継ぎ目的だけど米国の入国審査あり。これがめちゃくちゃ時間がかかった。一時間ほど列で待ち審査自体は数分。簡単な質問のあとは両手全指の指紋登録と顔写真撮影。(指紋をとられるって漠然といい気分しない)
乗り継ぎまでしばし休憩。ここでアメリカの洗礼。
DSC09999.JPG

au bon painというショップで牛乳を買ったけど、売っていたのはLargeサイズ(1Pint=473ml)のみ。匂いにつられて買ったシナモン・クロワッサン・ロールも日本サイズの1.5倍。これで$3.62(約350円)だから値段は普通なんだけど。
「あなた、そんなに食べるから…」と忠告したくなるほど中華のファーストフードを山盛りにして食べている若い女性もいたりして、この点については“郷に入りては郷に従え”は実行したくない。

乗り継ぎ便(DL673便)の出発は17:50。(期待していなかった分、デルタの機内食は意外とおいしかった)

最初の目的地キトに到着したのは21:50(5時間のフライト。日本との時差-14時間)
今回、キトでお世話になったのは現地旅行代理店Serendipのロドリゴさんとヒメナさんのご夫婦。(二人とも日本滞在9年で、日本語が堪能)

キトは標高2,850mにあるため霧で他のフライト着陸が遅れたらしく、せまい空港ロビーは混雑。小雨のキトは長袖Tシャツにパーカを着ていても涼しく感じるくらい。
迎えに来てもらった車でホテルに向かう際、前方に小型トラックの荷台に10人くらい人が乗っている。(今ではこんな光景は珍しいそうですがビックリ)

ホテルでは、久しぶりにBBCのTV番組(Dancing with the starsなど)を見て深夜2時就寝。長い一日が終わりました。

DAY2 5月2日(日)
前夜は体がだるく感じましたが、高山病のせいというより単なる長旅の疲れだったよう。
この日はオプショナルツアーに参加。(と言っても私一人だけ)キトの旧市街と赤道記念碑を見学。
キト滞在はガラパゴス諸島の“おまけ”のつもりでしたが、予想以上に素敵な町。

コピー ~ DSC00070.JPG

キトは現在、雨季。しかし、ずっと雨なしの日が続き、最近になってようやく雨が降り出したそうで朝から曇り、夕方近くから雨というのがパターン。先日は水不足の影響で(水力発電のため)時間限定の停電措置もあったとか。一日のうちに四季を感じられると言われるほど気温の変化が大きい。(朝晩は10度以下、日中は20度以上)話によると、エクアドルには天気予報がないらしい。そして、家やホテルなどにはエアコン(冷暖房)がない。

DAY3 5月3日(月)
早朝6時にホテルを出て、キトの空港へ。

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7:50発のアエロガル航空(2K32便)。早くもイグアナが気持ちを高揚させてくれます。

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キトのマリスカル・スクレ国際空港を飛び立ち10分ほどすると、コトパクシ山(5,897m)の雪に覆われた頂上が雲の上から見えた。

一時間ほどでいったんグアヤキル(エクアドル最大の都市)のシモン・ボリバル空港に着陸
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太平洋に注ぐグアヤス川

機内で給油と乗客乗換を待ち、9:15、いよいよ今回のメインの目的地、ガラパゴス諸島へ向かいます

あっという間に海の上空に出て、一時間半で9:45(日本との時差-15時間)、ガラパゴス諸島の島、バルトラ島の空港に到着
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イースター島に匹敵するくらい小さな空港内で入島手続きを終え(入島料$100を支払う)、クルーズのチェックインを済ませ、バスで乗船場所へ移動すること約5分。
この島は軍の基地がおかれ、軍と空港関係者以外の住民はいない。
小さいゴムボートで沖に停泊しているクルーズ用の大型船に向かいます。

DSC00113.JPG
階段下に何食わぬ顔をしてアシカが寝そべっています。

さぁ、午後から三泊四日のクルーズの始まりです。
毎日、午前と午後に一つずつ島に上陸し、2時間前後のアクティビティ(動植物見学)に参加。

コピー ~ DSC00144.JPG

大型船で揺れが少なかったおかげか、乗り物酔い止めの薬を毎日服用していた効果か、まったく船酔いすることなく快適に過ごすことができました。

DAY6 5月6日(木)
午前のアクティビティを終え、来た時の逆のルートでキトへ。
10:40、バルトラ島の空港をアエロガル(2K33便)で発ち、グアヤギル経由で15時にキト着。

いったんホテルにチェックインし、数時間、クルーズ船で同室となった日本人女性と一緒にショッピング&ディナー。

23:25キト発、デルタ(DL680便)で現実の世界が待つ日本に戻ります。

DAY7 5月7日(金)
早朝5時半すぎに中継地アトランタに到着。

DSC00052.JPG
現地の7時前、日の出です。
前日が早起きだったので眠い。広い空港ターミナルの出発ゲートの椅子に寝転んでみたが、なかなか眠れず。諦めてターミナル間(A・B・C・D・E・T)を移動しながらブラブラ。(乗り継ぎまでに7時間は長すぎ。食べたり、買ったり、読んだり、ウトウトしたり)

ジョージア州アトランタはMartin Luther King Jr.が生まれたところ。写真パネルや彼の愛読書などの現物展示があります。
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最後のフライト。13:55、再びデルタ(DL281便)で一路、日本へ。
帰路も食べる以外はほとんど眠っていたような。(この旅、食っちゃ寝、動いては食いの連続)

DAY8 5月8日(土)
13時間半の長旅を終え成田空港に着いたのは16:35
自宅に帰ったら夜。
フィットネスクラブでマッサージとお風呂で体のコリをほぐし、遅くに就寝。
おかげさまで時差ボケなし。

では、次回からは一つひとつ、旅の行程に合わせてレポートします。お待ちくださいませ~

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エクアドルに行ってきます [旅 キト&ガラパゴス諸島]

いよいよ今日から旅に出ます。
(成田発は午後ですが、混雑が予想されるため早めに出発)

今回の目的地はガラパゴス諸島
自然とできた2009年の私の旅のテーマは「島」 ほら、また「島」でつながった。
往復とも米国アトランタを経由し、エクアドルの首都キトに立ち寄ります。

秘境トラベラーの友人を誘ってみたものの都合が合わず、今回は一人で旅立ちます。
キト現地のツアー、ガラパゴス諸島は大型船に宿泊しながらのクルーズに参加。
高山病(キトは標高3000m近く)と船酔いが心配ですが、だからこそ体力がある(一日でも若い)うちにアドベンチャー系の旅をしておこうと思ったわけです。
ガラパゴス諸島の動物たちも、気候変動などで将来見られるかわかりませんし。

昨年夏のイースター島はとにかくモアイが見たいという動機。今回も動物が見たいという単純な気持ちから。
ガイドブックはなく、ネットで紹介されている情報を見る程度の事前知識。まぁ、元気であれば何とかなるさ。

というわけで、帰国は8日(土)の夕方。
インターネット接続はもちろん、エクアドルでは携帯電話も通じないので完全に日常世界から離れます。

「兼高かおるの世界の旅」ならぬ「いっこさんの世界の旅」
どんなレポートができるか、お楽しみに~

では、皆さん、良い連休をお過ごしください。

【おまけ】
Topsのケーキをはじめて食べました。
20100430 Topsチーズケーキ.jpg

チョコレートケーキのほうが定番でしょうが、甘いのよりさっぱり味を食べたかったのでチーズケーキ。
赤坂サカスにTopsのレストランがあるので、そのうちカレー&ケーキのランチをしようかな。

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