ボルネオ オックスボー湖クルーズ [旅 ボルネオ島]
ボルネオでの4日目、8月11日(木)は朝からボートクルーズに出かけました。
7時前の空。
昨夕と同じキナバタンガン川に出て、途中から狭い支流に入っていきます。
両側はマングローブやイチジクの種類の木々が覆っています
目指すオックスボー湖(Ox-bow Lake)は、キナバタンガン川が長年にわたる蛇行により土砂の浸食、堆積を繰り返したことによって形成された三日月湖。
水面に浮かぶホテイアオイをながめながら、コーヒーブレイク。
朝食前でお腹が空き始めていた頃でもあり、レモンクリームのビスケットがとっても美味しく感じられ、コーヒーとともにおかわりをした私たち。(それまで、ほとんどガイドらしいガイドをしてこなかったAbdulを唯一評価した瞬間でした)
ミズアオイ科のホテイアオイ(布袋葵)、6枚の花弁のうち上の1枚だけがアイリスのように紫色の中心に黄色の斑紋がある。それがまるで火が灯った蝋燭のように見える。
水質浄化の働きがあるという良い面もある一方で、やたらと繁殖力が強く湖面を覆い尽くすほどでボートの運行の妨げになり漁師にとっては厄介者、という功罪両面があるそうです。
早朝の川には水鳥の姿が見られます。
サギの仲間
本流に戻り、樹上を見上げると、枝にワシの仲間が留まっています。
その他、頭上高く、サイチョウのカップルが飛んでいくのを確認できました。
一生懸命に目を凝らして探しましたが、一番見たかったカワセミ(King Fisher)にはお目にかかれませんでした。
実は、このボートクルーズはジャングルウォークとセットになっていたのですが、いつの間にか割愛されていました。
よくよく考えてみると、私たちが出かける前に必ず虫除けスプレーを塗ったり、しつこく「ヒルはいる?」ガイドに確認したりしていたので、コイツらにジャングルの中を歩かせて蛭が出たら大変な騒ぎになるに違いないと判断されたのかもしれません。
事前のリサーチで、ヒル対策を研究していた私たち。(どれだけ対策をしても蛭はひるまず食いついてくる!という情報にかなりブルーな気分に陥っていました)
蛭は塩に弱いらしく、私は携帯用スプレーに塩水を作って持参していました。使う機会がなくて良かったのか悪かったのか。
こんな感じでバードウォッチングがメインのクルーズを終え、ロッジに帰着。
朝食はEnglish Breakfast
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7時前の空。
昨夕と同じキナバタンガン川に出て、途中から狭い支流に入っていきます。
両側はマングローブやイチジクの種類の木々が覆っています
目指すオックスボー湖(Ox-bow Lake)は、キナバタンガン川が長年にわたる蛇行により土砂の浸食、堆積を繰り返したことによって形成された三日月湖。
水面に浮かぶホテイアオイをながめながら、コーヒーブレイク。
朝食前でお腹が空き始めていた頃でもあり、レモンクリームのビスケットがとっても美味しく感じられ、コーヒーとともにおかわりをした私たち。(それまで、ほとんどガイドらしいガイドをしてこなかったAbdulを唯一評価した瞬間でした)
ミズアオイ科のホテイアオイ(布袋葵)、6枚の花弁のうち上の1枚だけがアイリスのように紫色の中心に黄色の斑紋がある。それがまるで火が灯った蝋燭のように見える。
水質浄化の働きがあるという良い面もある一方で、やたらと繁殖力が強く湖面を覆い尽くすほどでボートの運行の妨げになり漁師にとっては厄介者、という功罪両面があるそうです。
早朝の川には水鳥の姿が見られます。
サギの仲間
本流に戻り、樹上を見上げると、枝にワシの仲間が留まっています。
その他、頭上高く、サイチョウのカップルが飛んでいくのを確認できました。
一生懸命に目を凝らして探しましたが、一番見たかったカワセミ(King Fisher)にはお目にかかれませんでした。
実は、このボートクルーズはジャングルウォークとセットになっていたのですが、いつの間にか割愛されていました。
よくよく考えてみると、私たちが出かける前に必ず虫除けスプレーを塗ったり、しつこく「ヒルはいる?」ガイドに確認したりしていたので、コイツらにジャングルの中を歩かせて蛭が出たら大変な騒ぎになるに違いないと判断されたのかもしれません。
事前のリサーチで、ヒル対策を研究していた私たち。(どれだけ対策をしても蛭はひるまず食いついてくる!という情報にかなりブルーな気分に陥っていました)
蛭は塩に弱いらしく、私は携帯用スプレーに塩水を作って持参していました。使う機会がなくて良かったのか悪かったのか。
こんな感じでバードウォッチングがメインのクルーズを終え、ロッジに帰着。
朝食はEnglish Breakfast
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ボルネオ スカウ村でリラックス [旅 ボルネオ島]
ボルネオ島は世界最古と言われるジャングルを保有する島。
しかし、現在、パームオイル(ヤシ油)の生産拡大によりプランテーション(大規模農園)が開拓され、森林伐採が進み、自然破壊とともにオランウータンなどの野生動物の減少といった深刻な問題が発生しています。
2010年は「国際生物多様性年」、今年2011年は「国際森林年」
単純にジャングルを楽しんでいるだけでなく、こういった環境問題にも目を向けて毎日の生活の中でできることをやっていきたいと思う。
(花に蝶が戯れ、木の幹にリス(もしくはリスに似たツパイという小動物)がウロチョロしていたのだけど、動きが早くて撮影に失敗)
動物探訪から戻っての夕食。(Abdulとは私たちのガイドの名前)
エビのガーリック炒めとTigerビール。もちろん、これは前菜。
夕食後、リフレクソロジーをやってもらうことにした。
あぁ、なんて逞しい脚なのでしょう。。
「痛~い!」とか悶絶しながらマッサージが終わると、「Ear Candlingというのをやってみない?」と営業上手のマッサージの女の子に勧められた。
本当にすることがないので、「じゃ、やってもらいますか」ということでベッドに移り全身マッサージとともに耳の中に長い棒状のものを挿され、先端に火が点されたようです。(見えないので説明による想像)
割り箸みたいなのが燃える前、皿の上のが燃えた後。
いわく「体内から出た毒素」が耳垢みたいにたまっていました。うさんくさいけど。。
ま、値段も日本に比べて高くないからヨシとするか。(リフレクソロジーRM50/30分、Ear candling付きマッサージRM60/30分。合計で3000円弱)
こうしてスカウ村での夜は更けていったのでした。
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しかし、現在、パームオイル(ヤシ油)の生産拡大によりプランテーション(大規模農園)が開拓され、森林伐採が進み、自然破壊とともにオランウータンなどの野生動物の減少といった深刻な問題が発生しています。
2010年は「国際生物多様性年」、今年2011年は「国際森林年」
単純にジャングルを楽しんでいるだけでなく、こういった環境問題にも目を向けて毎日の生活の中でできることをやっていきたいと思う。
(花に蝶が戯れ、木の幹にリス(もしくはリスに似たツパイという小動物)がウロチョロしていたのだけど、動きが早くて撮影に失敗)
動物探訪から戻っての夕食。(Abdulとは私たちのガイドの名前)
エビのガーリック炒めとTigerビール。もちろん、これは前菜。
夕食後、リフレクソロジーをやってもらうことにした。
あぁ、なんて逞しい脚なのでしょう。。
「痛~い!」とか悶絶しながらマッサージが終わると、「Ear Candlingというのをやってみない?」と営業上手のマッサージの女の子に勧められた。
本当にすることがないので、「じゃ、やってもらいますか」ということでベッドに移り全身マッサージとともに耳の中に長い棒状のものを挿され、先端に火が点されたようです。(見えないので説明による想像)
割り箸みたいなのが燃える前、皿の上のが燃えた後。
いわく「体内から出た毒素」が耳垢みたいにたまっていました。うさんくさいけど。。
ま、値段も日本に比べて高くないからヨシとするか。(リフレクソロジーRM50/30分、Ear candling付きマッサージRM60/30分。合計で3000円弱)
こうしてスカウ村での夜は更けていったのでした。
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ボルネオ キナバタンガン川ボートクルーズ [旅 ボルネオ島]
スカウ村での過ごし方はロッジが拠点。
昼食を食べて夕方からのアクティビティまでしばらく休憩。
山小屋風の部屋にはテレビもなく、聞こえてくるのは鳥の声。
何をするわけでもなく、の~んびりロッジの中をブラブラ。
メインハウス兼食堂から廊下伝いに歩いていくと、そこはキナバタンガン川(Kinabatangan River)
川の下流、濁った水がゆったりと流れています。
もともと16:30出発のキナバタンガン川ボートクルーズでしたが、予定を早めて出かけました。
ガイド情報によると象がいるから姿が見えなくなる前に出かけようとの判断です。
そして、本当にいました。アジア象(Borneo Pygmy Elephant)の群れ。
穏やかな目。黙々と草を食べています。
川を引き返して、双眼鏡と肉眼で森の木々の間、川面を凝視しながら動物、鳥を探します。
いました!野生のテングザルの群れです。
長いシッポ。やや上を向いた鼻はメスですね。
テングザルについてはまた改めてレポートするので、今日はこの辺で。
動物探索のコツがつかめてきました。
木が揺れていたり、枝に異様な塊(シルエット)が見えたりすると、そこに動物や鳥がとまっていることが多いのです。
川面の枝が揺れたなと思ったら、カニクイザルが水際から木を登っていく瞬間を目撃しました。
18時、暗くなる前にロッジに戻りましょう。
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昼食を食べて夕方からのアクティビティまでしばらく休憩。
山小屋風の部屋にはテレビもなく、聞こえてくるのは鳥の声。
何をするわけでもなく、の~んびりロッジの中をブラブラ。
メインハウス兼食堂から廊下伝いに歩いていくと、そこはキナバタンガン川(Kinabatangan River)
川の下流、濁った水がゆったりと流れています。
もともと16:30出発のキナバタンガン川ボートクルーズでしたが、予定を早めて出かけました。
ガイド情報によると象がいるから姿が見えなくなる前に出かけようとの判断です。
そして、本当にいました。アジア象(Borneo Pygmy Elephant)の群れ。
穏やかな目。黙々と草を食べています。
川を引き返して、双眼鏡と肉眼で森の木々の間、川面を凝視しながら動物、鳥を探します。
いました!野生のテングザルの群れです。
長いシッポ。やや上を向いた鼻はメスですね。
テングザルについてはまた改めてレポートするので、今日はこの辺で。
動物探索のコツがつかめてきました。
木が揺れていたり、枝に異様な塊(シルエット)が見えたりすると、そこに動物や鳥がとまっていることが多いのです。
川面の枝が揺れたなと思ったら、カニクイザルが水際から木を登っていく瞬間を目撃しました。
18時、暗くなる前にロッジに戻りましょう。
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ボルネオ オランウータンに逢う [旅 ボルネオ島]
ボルネオでの二日目。
コタキナバルからサバ州第二の都市、サンダカン(Sandakan)へ飛行機でひとっ飛び。
最近の私の旅のテーマは“自然”
自然と言えば、全体の景色もあるし、植物や動物も。
(昨年のマダガスカルではバオバブの木といろんな種類のキツネザルたちを見に行きました)
そして、今回のボルネオの植物の目玉はラフレシア!
動物は→オランウータン!
サンダカンからさらに20数km西に行ったセピロック(Sepilok)へ。
ここにはオランウータン・リハビリテーション・センターがあります。
森林伐採などが原因で母親を亡くしたり、人間にペットとして飼われるため親と生き別れになったオランウータンを保護し、いつか森に帰って自立できるようにトレーニングをする施設です。
オランウータンに逢いたい、はやる気持ちを抑えて、まずはレクチャールームでセンターの活動を紹介するビデオを見る。
では、いよいよ森の中に入っていきましょう。
オランウータンとはマレー語で“森(Utan)の人(Orang)”という意味。
森の中の大木に餌付け場が作られていて、毎日2回(10時と15時)、バナナとミルクが与えられます。
人間は少し離れたプラットホームから見学
餌が到着するまで、近くの木やロープで猿たちは待機中。
左のほうのロープに母子が。赤ちゃん、可愛い~
かと思うと、隣の木ではオスが空腹の極限に達したのか、見学の人間たちに怒っているのか、キングコングばりの歯剥き出しポーズ。怖~
右のほうに視線をやるとブタオザル(上)とカニクイザル(下)でしょうか、こちらは毛繕いしながらのんびり待ちます。
時間どおりに係員がバナナを持ってくると、さっきまで樹上で待機中だったオランウータンが三々五々集まってきます。
「早く行ってよ~」とロープにつかまって順番待ちしています。一応、サルの世界にも優先順位があるようです。
「私はもう食べたから森に帰るわね~」と赤ちゃんがお腹につかまっている母ザルが雲梯(うんてい)をして遠ざかっていきます。
「オイラはこんな格好でも食べられるんだゼ!」
どれが右腕で、どれが左脚かわかります?
係員がミルクを持ってきてくれたかと思うと、これこれ独り占めはイケナイよ!
およそ1時間、オランウータンたちの食事風景を観察したあと、セピロックからスカウ村へ。
遅いランチは当日の宿(Kinabatangan River Lodge)で。
ご飯に青菜炒め、川魚のカレー煮など。
アジア飯は美味しいね~
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コタキナバルからサバ州第二の都市、サンダカン(Sandakan)へ飛行機でひとっ飛び。
最近の私の旅のテーマは“自然”
自然と言えば、全体の景色もあるし、植物や動物も。
(昨年のマダガスカルではバオバブの木といろんな種類のキツネザルたちを見に行きました)
そして、今回のボルネオの植物の目玉はラフレシア!
動物は→オランウータン!
サンダカンからさらに20数km西に行ったセピロック(Sepilok)へ。
ここにはオランウータン・リハビリテーション・センターがあります。
森林伐採などが原因で母親を亡くしたり、人間にペットとして飼われるため親と生き別れになったオランウータンを保護し、いつか森に帰って自立できるようにトレーニングをする施設です。
オランウータンに逢いたい、はやる気持ちを抑えて、まずはレクチャールームでセンターの活動を紹介するビデオを見る。
では、いよいよ森の中に入っていきましょう。
オランウータンとはマレー語で“森(Utan)の人(Orang)”という意味。
森の中の大木に餌付け場が作られていて、毎日2回(10時と15時)、バナナとミルクが与えられます。
人間は少し離れたプラットホームから見学
餌が到着するまで、近くの木やロープで猿たちは待機中。
左のほうのロープに母子が。赤ちゃん、可愛い~
かと思うと、隣の木ではオスが空腹の極限に達したのか、見学の人間たちに怒っているのか、キングコングばりの歯剥き出しポーズ。怖~
右のほうに視線をやるとブタオザル(上)とカニクイザル(下)でしょうか、こちらは毛繕いしながらのんびり待ちます。
時間どおりに係員がバナナを持ってくると、さっきまで樹上で待機中だったオランウータンが三々五々集まってきます。
「早く行ってよ~」とロープにつかまって順番待ちしています。一応、サルの世界にも優先順位があるようです。
「私はもう食べたから森に帰るわね~」と赤ちゃんがお腹につかまっている母ザルが雲梯(うんてい)をして遠ざかっていきます。
「オイラはこんな格好でも食べられるんだゼ!」
どれが右腕で、どれが左脚かわかります?
係員がミルクを持ってきてくれたかと思うと、これこれ独り占めはイケナイよ!
およそ1時間、オランウータンたちの食事風景を観察したあと、セピロックからスカウ村へ。
遅いランチは当日の宿(Kinabatangan River Lodge)で。
ご飯に青菜炒め、川魚のカレー煮など。
アジア飯は美味しいね~
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ボルネオ キナバル山 [旅 ボルネオ島]
キナバル公園は1964年に国立公園となり、2000年12月にマレーシアで初めてユネスコの世界遺産として認定された場所。
4つの気候帯に属す、動物相・植物相の宝庫。
もちろん、その中心は標高4095mのキナバル山。(年々少しずつ隆起して高くなっているそうです)
頂上は花崗岩が剥き出しのゴツゴツした表面。
遠くからでも雲の間から見え隠れしています。
サバ州の人たちにとってはキナバル山は神聖な場所として敬われているのでしょう。サバ州旗にもキナバル山が描かれています。
キナバル山麓の町の野菜市場
私たちが旅した8月は、道中や町中のあちこちにマレーシア国旗とサバ州旗が掲揚してありました。
ガイドに質問すると、8月31日がマレーシアの独立記念日(イギリスから)、9月16日はサバ州がマレーシアに加わった記念日とのこと。
(ちなみにマレーシア国旗の月と星はイスラム教のシンボル。赤と白のストライプは14本、これは独立時の州の数13と首都クアラルンプールを表している)
もう一つ、今年は8月初めからラマダン月で8月30日が断食明け(Hari Raya Puasa)のお祝い。
断食は、6歳ごろから練習を始め、少しずつ時間を長くして10歳で大人並みに実践。日の出から日没までは食べ物はおろか水も口にしてはいけない。(断食中のイスラム教の人には集中力を欠いていて仕事の能率が落ちたり、車の事故を起こす人もいます)
その代わり、日没後のお祈りの後、高カロリーの食事をガッツリ食べる。女性は男性よりも早く仕事を終え、食事の支度をするらしい。
では、市場で売られていたマレーシアの果物をご紹介しましょう。
左下のネットに入ったジャガイモのように見えるのはLangsat(ラングサッ)またはDuku(ドゥク)。その右にある蛇の鱗のような表面をしたのも果物、Salak(サラック)と言います。この二つ、マレーシアに住んでいたときにも見たことはあったのですが、いまだ食べたことなし。よって味は不明。
真ん中の白いトレーに載っている赤いのはWater Apple、サクサクした食感(だったはず)。
今の時期、オフシーズンだったのか、私の大好物のマンゴスチンはまったく見られませんでした。残念。
さまざまなトロピカルフルーツの他には多種のキノコ、ネギなどの野菜、魚醤(手前の瓶)、お米(白・赤・黒)などが台いっぱいに並んでいます。
ローカルの市場は市民の生活が垣間見られるので興味深い。
【おまけ】
この日の夕食は宿泊ホテル(Shangri-La's Rasa Ria Resort, Kota Kinabalu)のレストランでビュッフェ。
コールドフードから目の前で作ってくれる温かいスープ麺まで献立は充実していた。
えー、この二皿だけでは終わっていませんよ。おかわり、そしてデザートは別腹!
こうしてコタキナバルでの一日(半日)は終わったのでした。
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4つの気候帯に属す、動物相・植物相の宝庫。
もちろん、その中心は標高4095mのキナバル山。(年々少しずつ隆起して高くなっているそうです)
頂上は花崗岩が剥き出しのゴツゴツした表面。
遠くからでも雲の間から見え隠れしています。
サバ州の人たちにとってはキナバル山は神聖な場所として敬われているのでしょう。サバ州旗にもキナバル山が描かれています。
キナバル山麓の町の野菜市場
私たちが旅した8月は、道中や町中のあちこちにマレーシア国旗とサバ州旗が掲揚してありました。
ガイドに質問すると、8月31日がマレーシアの独立記念日(イギリスから)、9月16日はサバ州がマレーシアに加わった記念日とのこと。
(ちなみにマレーシア国旗の月と星はイスラム教のシンボル。赤と白のストライプは14本、これは独立時の州の数13と首都クアラルンプールを表している)
もう一つ、今年は8月初めからラマダン月で8月30日が断食明け(Hari Raya Puasa)のお祝い。
断食は、6歳ごろから練習を始め、少しずつ時間を長くして10歳で大人並みに実践。日の出から日没までは食べ物はおろか水も口にしてはいけない。(断食中のイスラム教の人には集中力を欠いていて仕事の能率が落ちたり、車の事故を起こす人もいます)
その代わり、日没後のお祈りの後、高カロリーの食事をガッツリ食べる。女性は男性よりも早く仕事を終え、食事の支度をするらしい。
では、市場で売られていたマレーシアの果物をご紹介しましょう。
左下のネットに入ったジャガイモのように見えるのはLangsat(ラングサッ)またはDuku(ドゥク)。その右にある蛇の鱗のような表面をしたのも果物、Salak(サラック)と言います。この二つ、マレーシアに住んでいたときにも見たことはあったのですが、いまだ食べたことなし。よって味は不明。
真ん中の白いトレーに載っている赤いのはWater Apple、サクサクした食感(だったはず)。
今の時期、オフシーズンだったのか、私の大好物のマンゴスチンはまったく見られませんでした。残念。
さまざまなトロピカルフルーツの他には多種のキノコ、ネギなどの野菜、魚醤(手前の瓶)、お米(白・赤・黒)などが台いっぱいに並んでいます。
ローカルの市場は市民の生活が垣間見られるので興味深い。
【おまけ】
この日の夕食は宿泊ホテル(Shangri-La's Rasa Ria Resort, Kota Kinabalu)のレストランでビュッフェ。
コールドフードから目の前で作ってくれる温かいスープ麺まで献立は充実していた。
えー、この二皿だけでは終わっていませんよ。おかわり、そしてデザートは別腹!
こうしてコタキナバルでの一日(半日)は終わったのでした。
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ボルネオ ポーリン温泉 [旅 ボルネオ島]
念願のラフレシアを見てご満悦でポーリンに到着。
ポーリン(Poring)とは、たくさんある民族のうちカダザンドゥスン族の言葉で「竹」のこと。付近には竹が自生しています。
鬱蒼とした森の中に入っていきます。
湯煙を上げる温泉(天然硫黄泉)は50度以上と熱く、水でぬるめて入浴できるようになっています。足湯をしている人たちもいました。
案内看板を見ると、奥にあるのは、バタフライ・ガーデン、キャノピー・ウォーク(地上40mくらいのところにある細く長い吊り橋)、滝、コウモリがすむ洞窟。
しかし、ポーリン温泉に着いたときにはすでに16時を過ぎていて、キャノピー・ウォークへの入場時間も終わっていました。(ここで、同行ガイドが交渉を試みるも入り口のおじさんに断られてあっけなく断念。ほんの15分ほど過ぎていただけなんだけどねぇ。。)
仕方がないので、周辺の植物観察をして写真撮影。
ドリアンの仲間
バナナの木
蘭の一種
生姜の一種
名前不明
今回の現地係員(日本語ガイドのティカさん)、キナバル山の登山ガイドが専門とのことだけど、あんまり+αの情報提供がなかったかも。。自然観光がメインのボルネオでは、植物や動物についての知識が求められると思うんだけどなぁ。
面白かったのは、日本語。
日本には行ったことがなく、日本語についてはボルネオの学校やJICA(国際協力機構)の駐在スタッフから学んだとのことでしたが、「サイソは●●に行きます」と案内されたときは頭の中で??しばらく間をおいて「最初は」ということね、と文字変換できたときには思わず笑ってしまいました。
どうも、シャ・シュ・ショの発音が苦手らしく、「ここには昔、デンサが走っていました」と言われた時には、「電車」だと理解できるほどに私のリスニング力は向上していました。
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ポーリン(Poring)とは、たくさんある民族のうちカダザンドゥスン族の言葉で「竹」のこと。付近には竹が自生しています。
鬱蒼とした森の中に入っていきます。
湯煙を上げる温泉(天然硫黄泉)は50度以上と熱く、水でぬるめて入浴できるようになっています。足湯をしている人たちもいました。
案内看板を見ると、奥にあるのは、バタフライ・ガーデン、キャノピー・ウォーク(地上40mくらいのところにある細く長い吊り橋)、滝、コウモリがすむ洞窟。
しかし、ポーリン温泉に着いたときにはすでに16時を過ぎていて、キャノピー・ウォークへの入場時間も終わっていました。(ここで、同行ガイドが交渉を試みるも入り口のおじさんに断られてあっけなく断念。ほんの15分ほど過ぎていただけなんだけどねぇ。。)
仕方がないので、周辺の植物観察をして写真撮影。
ドリアンの仲間
バナナの木
蘭の一種
生姜の一種
名前不明
今回の現地係員(日本語ガイドのティカさん)、キナバル山の登山ガイドが専門とのことだけど、あんまり+αの情報提供がなかったかも。。自然観光がメインのボルネオでは、植物や動物についての知識が求められると思うんだけどなぁ。
面白かったのは、日本語。
日本には行ったことがなく、日本語についてはボルネオの学校やJICA(国際協力機構)の駐在スタッフから学んだとのことでしたが、「サイソは●●に行きます」と案内されたときは頭の中で??しばらく間をおいて「最初は」ということね、と文字変換できたときには思わず笑ってしまいました。
どうも、シャ・シュ・ショの発音が苦手らしく、「ここには昔、デンサが走っていました」と言われた時には、「電車」だと理解できるほどに私のリスニング力は向上していました。
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ボルネオ 世界最大の花ラフレシア [旅 ボルネオ島]
やっとコタキナバルに着きました。
マレー語でコタ(Kota)は町という意味。“キナバル山の町”ってことですね。
ホテルでササッと着替えを済ませて早速キナバル公園に向かいます。
町の北のはずれにあるホテルからは車で約1時間半。
標高が上がっていくにつれ、雨が降ってきた。霧で前方が真っ白。
でも、標高1600mくらいのところにある公園本部のあたりに来る頃には雨も止んでいた。
雨上がり、本部から少し離れたところにある中華レストランで遅いランチ。
窓の向こうの赤い花は野生のポインセチア(ここのもデカイ)
限られた時間で、ガイドさんから出された提案の選択肢。
「一つは、植物園。でも開花率は30%くらいです~。もう一つはポーリン温泉です」
私の質問は「ラフレシアは見られますか?」
「はい、見られますよ」って、簡単に答えられた。ほんと?
ポーリン温泉方面に車を走らせていくと、道路の脇にこんな横断幕が目立つように立てられていた。
自分の敷地内にラフレシア(Rafflesia)が咲くと、観光客を呼び込むために立てる宣伝幕だそうです。
見学料RM30(約800円)を払い森の中へ。
いよいよ私の二十年来の夢、世界最大の花ラフレシアとのご対面の瞬間がやってきます。ドキドキ♪
あれです!
茎も葉もなく地面から直接、赤黒い大きな五弁の花が出ている。右側には枯れてしまって真っ黒なものも。
ブドウ科の植物の根に寄生し、1か所にいくつもかたまって咲くのが特徴。
こんな感じで固く丸まった紫キャベツみたいな蕾が開花を控えていました。
ラフレシアは蕾になるまで15か月もの月日を要し、開花すると一週間ほどで枯れてしまうため「幻の花」と呼ばれています。
これは三日目くらい。花弁のデコボコが気味悪いかも。
受粉のために腐敗臭を放ち、受粉の媒介者となるハエや昆虫をおびき寄せます。
小さいものでも直径30cm、大きいものになると1m近いものもあるそうです。
私たちが見たのは40~50cmくらいだったでしょうか。
雨の中、とりつかれたように写真を撮っていたら、リッキーに激写されました。
あー、念願のラフレシア。
本当はキナバル公園のジャングルトレッキングの最中に遭遇、発見したかった。
でも、見られて感激!
私の“一生に一度の夢”、また一つ叶いました。
(しかし、食虫植物ウツボカズラPitcher Plantが見られなかったのは残念)
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マレー語でコタ(Kota)は町という意味。“キナバル山の町”ってことですね。
ホテルでササッと着替えを済ませて早速キナバル公園に向かいます。
町の北のはずれにあるホテルからは車で約1時間半。
標高が上がっていくにつれ、雨が降ってきた。霧で前方が真っ白。
でも、標高1600mくらいのところにある公園本部のあたりに来る頃には雨も止んでいた。
雨上がり、本部から少し離れたところにある中華レストランで遅いランチ。
窓の向こうの赤い花は野生のポインセチア(ここのもデカイ)
限られた時間で、ガイドさんから出された提案の選択肢。
「一つは、植物園。でも開花率は30%くらいです~。もう一つはポーリン温泉です」
私の質問は「ラフレシアは見られますか?」
「はい、見られますよ」って、簡単に答えられた。ほんと?
ポーリン温泉方面に車を走らせていくと、道路の脇にこんな横断幕が目立つように立てられていた。
自分の敷地内にラフレシア(Rafflesia)が咲くと、観光客を呼び込むために立てる宣伝幕だそうです。
見学料RM30(約800円)を払い森の中へ。
いよいよ私の二十年来の夢、世界最大の花ラフレシアとのご対面の瞬間がやってきます。ドキドキ♪
あれです!
茎も葉もなく地面から直接、赤黒い大きな五弁の花が出ている。右側には枯れてしまって真っ黒なものも。
ブドウ科の植物の根に寄生し、1か所にいくつもかたまって咲くのが特徴。
こんな感じで固く丸まった紫キャベツみたいな蕾が開花を控えていました。
ラフレシアは蕾になるまで15か月もの月日を要し、開花すると一週間ほどで枯れてしまうため「幻の花」と呼ばれています。
これは三日目くらい。花弁のデコボコが気味悪いかも。
受粉のために腐敗臭を放ち、受粉の媒介者となるハエや昆虫をおびき寄せます。
小さいものでも直径30cm、大きいものになると1m近いものもあるそうです。
私たちが見たのは40~50cmくらいだったでしょうか。
雨の中、とりつかれたように写真を撮っていたら、リッキーに激写されました。
あー、念願のラフレシア。
本当はキナバル公園のジャングルトレッキングの最中に遭遇、発見したかった。
でも、見られて感激!
私の“一生に一度の夢”、また一つ叶いました。
(しかし、食虫植物ウツボカズラPitcher Plantが見られなかったのは残念)
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