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京都 高台寺 [旅 関西]

春の特別拝観とライトアップを行っていた高台寺に行ってきました。

20090425 18高台寺.JPG

高台寺は臨済宗建仁寺派の寺。
豊臣秀吉の妻、北政所(ねね、高台院)が秀吉の没後、菩提を弔うため、徳川家康の援助を受けて慶長11年(1606)に創建しました。

現在残っているの開山堂、霊屋(おたまや)、傘亭、時雨亭、表門、観月台は国の重要文化財に指定されています。

開山堂観月台。観月台は三方に唐破風をつけた屋根の下から月を観るための建物。
庭園は小堀遠州の作によるもの。

20090425 18高台寺5開山堂&観月台.JPG

開山堂と霊屋を結ぶ廊下・階段、臥龍廊。龍の背に似ているところから名づけられたそうです。

20090425 18高台寺6臥龍廊.JPG

霊屋内の厨子左右には秀吉と北政所の木像を安置しています。厨子には有名な「高台寺蒔絵」が施されています。
建物の庇部分の彩色が華やか。

20090425 18高台寺8霊屋2.JPG

方丈前庭の枯山水の白い砂に描かれた線が美しい。

20090425 18高台寺3方丈前庭&勅使門.JPG

夕暮れの竹林もライトアップされて神秘的です。

               20090425 18高台寺10竹林.JPG

ねねの道をはさんだ反対側にある圓徳院(ねねが77歳で没するまで19年間の余生を送った所)と高台寺ゆかりの品々を展示している掌美術館も合わせて鑑賞し、神幸道(しんこうみち)を通って八坂神社となりの宿に戻ったのでした。

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タグ:京都 寺院 東山
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京都 祇園・東山を散策 [旅 関西]

今回は祇園に宿をとり、訪れた場所も東山エリアが中心。
散策しながら見つけた‘京都’をご紹介します。

京都の代表的な春の催し「都をどり」(祇園甲部の舞妓・芸妓の舞踊公演)の時期でした。写真は花見小路の角にある有名なお茶屋(歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』に登場)一力亭の赤壁。
都をどりとお茶屋さん、いつか実際に華やかな様子を見てみたいものです。

20090425 6祇園1.JPG

六波羅蜜寺付近、六道之辻にある西福寺の境内に足を踏み入れると販売されているロウソクと線香の缶箱の横に黒猫が一匹。「黙って盗っていっちゃダメよ」と無言で諭しているかのように座っていました。

20090425 10六道之辻 西福寺2.JPG

八坂通を歩いていたら季節の花、藤とツツジが雨にぬれて綺麗に咲いていました。

20090425 13八坂道 藤とツツジ.JPG

20090425 15八坂の塔2.JPG

聖徳太子が建立した八坂の塔(法観寺)が正面に見え、その少し手前に八坂庚申堂があります。
表門の上には庚申さんのお使いの三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)がいます。

          20090425 14庚申堂2.JPG

近くの家々の軒先に人の心をコントロールする「くくり猿」がぶら下がっています。人間の中にある欲望が動かないように庚申さんによってくくりつけられているそうです。

20090425 16ねねの道 くくり猿.JPG

ねねの道を通って階段を上がると靄がかかった幻想的な雰囲気の山を背後にした霊山観音(りょうぜんかんのん)の姿が見えます。

20090425 17霊山観音.JPG

高台寺の境内から祇園閣の変わった建物が見えます。
祇園祭の鉾の形をしている銅閣で頂上に鶴が飾られているそうです。

20090425 20祇園閣.JPG

【おまけ】
京都での唯一の外食。と言っても屋台で買ってその場で食べたのですが。
ちょぼ福というお店のたこ串。ダシがきいて熱々がおいしかった。

20090426 5京たこ焼ちょぼ福.JPG

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タグ:京都 祇園 東山
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京都 六波羅蜜寺 [旅 関西]

天暦5年(951)、疫病平癒のため醍醐天皇第二皇子の光勝空也上人により開創された西国第十七番札所霊場、真言宗寺院の六波羅蜜寺

20090425 11六波羅蜜寺1.JPG

空也上人は天皇の皇子でありながら若くして出家。森羅万象に生命を感じ、ただ南無阿弥陀仏を称え、今日あることを喜び、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えたそうです。
前から気になっていた、この立像が見たかったのです。(鎌倉時代、運慶の四男康勝の作。重要文化財)

20090425 11六波羅蜜寺11.JPG

胸に金鼓、右手に鐘木、左手に鹿の角をつけた杖をつき、行脚しやすいように膝をあらわにした格好で、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承をあらわした彫刻です。
20090425 11六波羅蜜寺12.JPG
宝物館には空也上人立像のほかにも平清盛坐像薬師如来坐像などの重要文化財に指定されている木造彫刻が十数点、安置されています。
本堂厨子には空也上人の自刻と伝えられる国宝の十一面観音立像が本尊として祀られていて、訪れた時は好運なことにちょうど御開帳の日にあたり拝むことができました。

20090425 11六波羅蜜寺7.JPG

また、都七福神の一、巳成金弁財天がまつられている所でもあります。

20090425 11六波羅蜜寺9.JPG

【おまけ(学習の記録)】
六波羅蜜とは(拝観券に書いてあった解説より)

布施 見返りを求めない応分の施しをさせていただくこと。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すこと。
持戒 道徳、法律等は人が作り、現在はますます複雑になっている。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めることが肝要である。
忍辱 如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことができれば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかる。
精進 不断の努力のこと。我々、人の生命には限りがある。ひとときも無駄にすることなく、日々誠心誠意尽くすことである。
禅定 冷静に第三者の立場で自分自身を見つめること。
智慧 我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけている。しかし、貪りや怒り、愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちである。

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はんなり 京都 [旅 関西]

4月25日(土)、ちゃんと早起きしたのに結局部屋を出たのは10時近く。
あちこち出かけてばかりいると空港に向かうのか新幹線に乗るのか、一瞬頭の中が混乱してしまう。
今回の帰省は京都に遊びに行ってからなので、まずは品川から新幹線。
大型連休スタートだから混んでいるかと心配しましたが、自由席に楽勝で座れ空席も目立ちました。民族大移動は5月かな?

いつも熱海を通過するとき、そのうち温泉に泊まりたいなぁと思ってしまいます。
東海道新幹線の楽しみ、富士山は雨で曇っていたため見られず残念。

お昼すぎに京都駅に到着
3月初めに行ったときはそのまま大山崎に向かったので、京都市内に降り立つのは本当に久しぶり。

DSC07892.JPG

しかし、そこは昔取った杵柄。駅前から路線バスを利用して八坂神社方面へ。
今回の宿は祇園、柚子屋旅館。荷物を預けて早速お出かけ。

この時季に京都を訪れたかったのには訳があるんです。
 一つめは、南座の歌舞伎鑑賞教室
 二つめは、京都御所の特別公開
 そして、最近気になっていた六波羅蜜寺。せっかくなので東山エリアの高台寺建仁寺も訪ねました。
 もう少し時間的な余裕があれば都おどりも楽しめたのに、残念。

DSC07882.JPG

京都も見所がたくさんあるのできりがありませんね。

京都は以前に住んでいたこともあってか何となくしっくりくる町です。ほどほどの高さの建物、落ち着いた色合い、山がそばに見え川が流れ。京言葉は優しく耳に心地いい。
そんな中にいると私の気持ちもはんなりしてきます。

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タグ:京都
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関西 食のみやげ [旅 関西]

お土産もたくさんおいしそうなものがあって、新大阪駅でいっぱい買って帰りました。

比沙家京やきぐり

20090308 比沙家 京やきぐり1.jpg

「無添加やきぐり」と書いてありますが、原産中国産と書いてあるのを見て一瞬ひるんでしまいました。  20090308 比沙家 京やきぐり3.jpg



パッケージが可愛い   








京都と言えばお漬物。
今回は西利キャベツあっさり漬土井志ば漬本舗ゆず香大根をお買い上げ。いろんな漬物屋さんがゆず入り大根漬けを作っていますが、ほんと大好き。

20090308 京漬物.jpg

会社へのお土産はたこべえ三兄弟
関西だししょう油味、元祖 秘伝ソース味、マヨネーズソース味の3種類の味を楽しめます。

20090308 大阪名物たこべえ1.jpg

タコと来たらイカですね。
たこ焼きと同じく大阪名物のいか焼。お祭りとかの露店で売られる鉄砲焼きではありません。粉をといてイカの短冊切り、卵を割って鉄板で上下からプレスして焼いたソース味です。

20090308 壷一 いか焼.jpg

これは壺一というお店の冷凍品ですが、阪神百貨店の地下食品フロアのいか焼きは一枚147円で行列ができるほどの人気です。

これまた大阪で忘れてはいけないのが551の蓬莱ぶたまん

20090308 蓬莱 ぶたまん1.jpg
20090308 蓬莱 ぶたまん2.jpg

駅や百貨店、あちこちに必ずと言っていいほど売店があり、帰宅前の主婦、出張帰りのサラリーマンなどが袋を提げているのをよく目にします。

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タグ:京都 大阪 土産
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食いだおれの町で何食べた? [旅 関西]

大阪と言えば‘食いだおれの町’美味しいもの、たくさんいただきました。

大阪の前に、大山崎山荘美術館の喫茶室でアサヒビール製ワインをしみこませたワインケーキと紅茶のセット(850円)

20090307 大山崎山荘7ワインケーキ&紅茶.JPG

器はどれもイギリスのウェッジウッドとミントン製です。

いよいよ大阪。
名物のうどんすきではなくイタリアン。大阪駅そばのヒルトンプラザの地下、パパミラノフォンデュコースをいただきました。

前菜  20090307 パパミラノ1.jpg
イタリアンなのにフォンデュ 20090307 パパミラノ2.jpg

これにパスタ、ピザ、デザートと食後の飲み物がついて一人2800円。安くて美味しい。

翌日の朝食はリーガロイヤルホテル地下に入っている日本料理なだ万お粥朝食(2600円相当)

20090308 なだ万お粥朝食.jpg

とろとろのお粥の米がツヤツヤです。お茶碗三杯分をすべてたいらげました。

大阪に来たら粉もんを食べないとね。
たこ焼き、お好み焼きと有名店はいっぱいあるけれど、ねぎ焼きで評判のやまもとEST店へ行ったら、昼2時すぎだというのにお店の前に行列。行列嫌いの私は即、別のお店に変更。
で、HEP FIVE入り口の反対側にある梅田一番街で偶然見つけたお店、九分九厘 ざんまい屋に入ったところ大正解!ここでも私の‘おいしいものセンサー’の働きは良好でした。

20090308 ざんまい屋餃子.jpg

皮から手作りの餃子。小籠包のようにれんげの上に餃子をのせて針生姜と甘酢を添えて一口噛むと中から肉汁がじゅる~と流れ出てきます。絶品。

20090308 ざんまい屋ねぎ焼き&焼きそば.jpg

ミックス焼きそばには具がたくさん。ねぎ焼きには軽くレモンを絞り。中の牛スジがプルンプルンとたまらぬ食感。ここのお店、全国の地ソースを選べるそうですが、申し出なかった私たちには適当に塗られて出てきました。でも、美味しかったぁ。

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なにわワールドへ突入 [旅 関西]

大山崎町を後にして大阪に向かいます。
京都から山崎へはJRでアプローチ、大山崎からは阪急電車で梅田へ。
15年ほど前、京都市に暮らしていた時は同じ阪急電車の京都線で梅田に通勤していたので一つひとつの駅名が懐かしい。

梅田駅に着き、友人との待ち合わせまで少し時間があったので、久しぶりに阪急三番街をぶらついてみた。
紀伊国屋書店の脇にあるのが地蔵横丁。軽く手を合わせお参り。

20090307 梅田地蔵横丁.JPG

もう少し中津方面に茶屋町方面に歩いていくと通路沿いに可愛い水族館(水槽)が並んでいて熱帯魚などが泳いでいます。

20090307 阪急三番街通路水族館.JPG

引き返して待ち合わせ場所のJR大阪駅へ向かうのに新梅田食道街を通り抜けることに。東京の新橋のガード下とも違う大阪らしいディープな世界。
大阪駅に近い出口そばには立ち食いのたこ焼き屋あり。(毎週土曜は‘まいど市’の日)

20090307 立ち食いたこやき まいど市.jpg

この食道街(食堂ではない)のキャッチフレーズは「行きは良い酔い、帰りは近い。」何となくベタなコピーですが、大阪ですから。何しろ東京のSuicaにあたるカードの名前がicoca(行こか)って関西弁ですから。

さて、今回のお宿は中之島にある老舗ホテル、リーガロイヤルホテル大阪
20090308 京阪中之島駅&リーガロイヤルホテル.JPG

私がいつも利用する高級ホテル・旅館予約サイト、一休.comで「京阪中之島線開業記念プラン」でなんと朝食付き一泊8,000円(税サ込)!かなりのお得。

【おまけ(有名人目撃情報)】
ホテルのチェックインの時、カウンターが空くのを待っていて、少し離れたところに目を向けるとお年はかなり高齢ですがサングラスをかけたエレガントな女性が立っていました。なんと、兼高かおるさんでした。
私が小学生の時、楽しみにしていたテレビ番組に『兼高かおる 世界の旅』や『すばらしい世界旅行』がありました。思えば、ああいったドキュメンタリー調の旅番組が私の関心を世界に向けてくれたような気がします。最近の旅番組はクイズ形式のものが多く、知識は増えるかもしれませんが感動や衝動をわき起こすパワーに欠けているような気がします。

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タグ:大阪 梅田
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