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ダンシング・チャップリン [シアター&シネマ]

6月下旬に銀座一丁目の銀座テアトルシネマで映画「ダンシング・チャップリン」を鑑賞してきました。

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監督・構成:周防正行、出演:ルイジ・ボニーノ、草刈民代、振付:ローラン・プティ、2011年

「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の監督、周防正行さんが、元バレリーナの草刈民代さんと、フランスのバレエダンサー、ルイジ・ボニーノを主人公に、バレエを題材に撮影した映画。
「ダンシング・チャップリン」は振付家プティがルイジのために振り付けた作品で、1991年の初演以来、世界で彼のみがチャップリンを踊ることができるダンサーです。

2009年4月に引退した妻・草刈さんのバレリーナとしての最後の姿と、還暦を迎え肉体的な限界を迎えつつあるルイジの姿を映像でとどめておきたいという監督の思いが伝わってくる映画です。

第一幕は「アプローチ」
監督が映画化に向けてイタリア、スイス、日本を巡り、プティへのインタビューやダンサーたちの練習風景などの舞台裏60日間の記録。
第二幕は、「ダンシング・チャップリン」の全20演目を13演目に絞り、映画のために再構成・演出・撮影されたバレエ。

そして、面白いのは映画であるにもかかわらず、第一幕が終わったあと、劇場内が明るくなり休憩が挟まれること。まるで本当にバレエを観に行ったような感じ。
映画としてもバレエ作品としても楽しめる素敵な時間でした。

フランス語での字幕が出たり、きっとフランスはじめ海外でも上映されるのではないでしょうか。

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タグ:バレエ
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