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金沢B級グルメ ハントンライス [出身地 北陸]

羽田空港を朝8時前に飛び立ち、金沢の街中に着いたのは10時前。

金沢の繁華街(一応)、香林坊の大和デパートで買い物する用事があったので、開店と同時に入店。
アトリオの吹き抜けロビーのカラクリ時計が10時ちょうどの音楽を奏で始めました。
20120714 香林坊アトリオ.JPG

両親のための買い物を終え、21世紀美術館でアート鑑賞し、ランチを食べてから実家に向かうことに。
今回は行きたいお店があったのです。

20120714 グリルオーツカ.JPG

香林坊109裏を少し行くとある地元の洋食屋、グリルオーツカ
二十数年前の大学生の頃は、安くてボリュームのある洋食が食べられるただの食堂だったのに、いつの間にこんなに人気が出たのでしょうか?
12時半ごろに入店した頃には店内ほぼ満席。食べ終わって外に出ると待っているお客さんまでいましたよ。

で、食べたかったのがこちらのメニュー。
20120714 ハントンライス@オーツカ.JPG

金沢のB級グルメ、ハントンライス
ケチャップライスの上に半熟の薄焼き玉子焼きが載ってオムライスみたいな感じ。
さらに豚カツを切ったのを載せて、ケチャップとクリームソース(タルタルソース)をとろりとトッピング。

メニューではハントン“風”ライスと書いてあったけど、どこかが商標登録でもしてあるのかな。
ちなみに発祥は金沢のパン屋さん、ジャーマンベーカリーの賄いメシだったとか。
金沢カレーと言い、ステンレススチールの容器を使っているのも特徴の一つ?

【おまけ】
金沢21世紀美術館のミュージアムショップで、甘納豆かわむらの糖菓子いよかんをお買い上げ。
20120714 かわむら甘納豆.JPG

爽やかな酸味とホロ苦味が口の中に広がった~


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工芸未来派 [アート&デザイン]

今回の帰省でも行きは小松空港に降り立ち、金沢での時間を過ごしました。

目的はこちら。
20120714 工芸未来派1.JPG

金沢21世紀美術館で開催中の企画展「工芸未来派」を見るためです。

工芸の“現在性”と“世界性”を問う展覧会で、工芸が今の表現であり世界共通の表現であるか、という疑問から生まれた企画展だそうです。
工芸独自の技法を用い、工芸独自の歴史観を参照しながらも、これまでの工芸とは明らかに異なったアプローチをしている現代アートとしての作品が展示されています。

20120714 工芸未来派2.JPG

出品作家と主な特徴は次のとおり。

見附正康(上↑の写真の上段左)
九谷焼の赤絵。コンピュータグラフィックのような精密で規則正しいデザイン。イスラムのアラベスク模様のようでもある。

山村慎哉(上段真ん中)
夜光貝や卵殻、金粉などを使った蒔絵。羽根を付けたような合子、果物や家の形をした小箱など造形も愛らしい。

猪倉高志(上段右)
白い半磁土。鋳型から取り出した石膏細工のよう。

桑田卓郎(展覧会チラシ作品および中段左)
梅華皮志野垸。焼き物の生地と釉(うわぐすり)の縮み具合が異なることから、梅の幹のように皮が剥がれたような焼き肌になり、梅花皮(カイラギ)と呼びます。

葉山有樹(中段真ん中)
有田焼。仏教曼荼羅図のように細密でもあり、龍などを描いたものは井上雄彦の漫画にも似た劇画風でもあり。

中村康平(中段右)
「イデアの玉座」の脚は金属のようにも見える焼き物。

中村信喬(下段一番左)
博多人形のような艶やかな焼き肌。清潔感があふれる。

青木克世(下段左から二番目)
白い磁土を使った作品。青はデルフト焼や染付のような清々しいブルー。

野口春美(下段右から二番目)
陶土や木を使った独特の素朴な風合いと「鬼の子」のような童話的なモチーフ。

「雲龍庵」北村辰夫(下段一番右)
分業制の工房で作り出される作品は、精巧なデザインを実現する卓越した技術によるもの。

竹村友里
厚みがあり丸みをおびた茶碗型の作品。

大樋年雄
ハワイ、コロラド、北京、景徳鎮など世界各地の土を使い、その土地で焼いた楽焼茶碗。

本展キュレーターでもある金沢21世紀美術館長の秋元雄史さんは、「“新しい時代の工芸”“未来に向かう工芸”として、工芸の『未来派』と呼んでみたい」と言っています。


【おまけ】
この日の金沢は雨。
20120714 金沢21C美1.JPG
常設作品「タレルの部屋」にて

屋上の「雲を測る男」も曇り空では苦労しています。
20120714 金沢21C美2.JPG
朝顔のグリーンカーテンはこれから蔓が伸びるところ

同時開催のコレクション展「ソンエリュミエール(Son et Lumiere) 物質・移動・時間」も素敵な作品の数々です。
音と光。
現代の美術家を旅人と捉え、特に物質、移動、時間をキーワードに世界を見つめなおすテーマです。
出品作家は、木村太陽、岸本清子、サイトウ・マコト、アンディ・ウォーホル、ヤン・ファーブル、ゲルハルト・リヒター、田嶋悦子、草間彌生、ペーター・フィッシュリ ダイヴィッド・ヴァイス、ゴードン・マッタ=クラーク、秋山陽、カールステン・ニコライ、粟津潔、マグナス・ヴァリン


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私流 旅の楽しみ方 [ちょっとした話]

私にとって帰省は一種の旅でもあります。

そこで、「私流 旅の楽しみ方」

その1:空港(駅)を楽しむ
空港(駅)は、ただ出発したり到着したりするだけの場所ではありません。

話題の商品を売るショップを見学したり
20120714 東京スカイツリー@羽田空港.JPG
羽田空港、第二ターミナルにある東京スカイツリー商品コーナー

ロビーの装飾に郷土色や季節感を感じたり
20120716 能登空港2.JPG
能登空港のキリコ祭りの絵と七夕飾り

お土産を買ったり
20120716 能登キリコ祭りセンベイ.JPG
能登キリコ祭り煎餅

待合ロビーでくつろいだり
20120716 能登空港3.JPG
能登空港に駐機していた海上保安庁(Japan Coast Guard)のヘリコプター

いろんなデザインの飛行機をながめたり
20120716 ANA心ひとつに.JPG
羽田空港、東北支援メッセージ「心をひとつに、がんばろうニッポン」のANA機

到着後のひと時を過ごす場所でもあります。
20120716 よーじやカフェ.JPG
羽田空港、よーじやカフェで手鏡マークのラテアート付きカプチーノとサブレ


その2:移動途中を楽しむ
飛行機で太平洋側と日本海側との間を行き来すると感じるのは日本は山が多い国土だということ。
山あいを流れる川の両側や海のそばを中心に平野がわずかにある。
能登空港から羽田空港への飛行ルートは佐渡島の西側を通り、千葉県上空から東京湾に出る。
その少し前に大きな湖が視界に入った。
20120716 霞ヶ浦.JPG
霞ヶ浦。そばを利根川が流れている

能登空港へは乗合タクシーを利用しているが、ちょっとした能登観光。
今回も能登金剛(厳門)を通ったので機具岩(はたごいわ)を拝んだ。

羽田空港からは京急電車で都心へ。
20120716 京急電車.JPG
先頭車両の一番前の席に陣取り「電車でGo!」


その3:旅の前後を楽しむ
旅先で何をしようかと考えるのも楽しみならば、旅を終えて思い出を振り返るのも楽しみ。


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共通テーマ:旅行

2012夏の帰省 暑かった~ [出身地 北陸]

駆け足の帰省から昨日の午後戻ってきました。

それにしても暑かったーー
東京に着いたらこれまた肌にまとわりつく空気が熱かった。
この熱風感、かつて米国アリゾナ州のフェニックスで感じた熱い空気の記憶を呼び起こした。

そして今日。東京の梅雨が明けた。
今週末(7月22日)は大暑だし、まさしく真夏モード全開!ということでしょうか。

田舎(能登の実家)で見つけた梅雨の晴れ間の情景を見て、しばし暑さを忘れてくださ~い。

雨上がりのアガパンサス。
20120715 アガパンサス.JPG

庭の杉苔が雨をたっぷり吸い込んでイキイキしていた。
20120715 スギゴケ.JPG

トンボって不思議と涼を感じさせてくれます。
20120715 トンボ1.JPG

ドクダミと羽黒トンボの組合せって、なんだか怪しげ。
20120715 トンボ2.JPG

紫陽花の葉っぱには空ろな眼をした雨蛙くん。
20120715 雨蛙.JPG

帰省の目的は親孝行。
両親の留守中、家中の掃除をしました。
軒下に蜘蛛の巣を発見。あまりの造形の美しさに取り払う前に観察&撮影。
20120715 蜘蛛の巣.JPG

ちょっと動いただけで(動かなくても)汗だく。
熱中症にならないように水分&糖分補給。
20120715 アイスクリーム.JPG

ガリガリ君にミルクプレミアムってカップタイプがあるの、ご存じ?

最後はこちら。
20120715 農協牛乳.JPG

実家に宅配される農協牛乳!
瓶から直接飲むのが醍醐味。もちろん空いてるほうの手は腰に!


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ハサミ人間 [つぶやき]

きのうから能登の実家に帰省中。(明日には東京に戻るので駆け足だけど…)

いつものトイレ内の日めくり教訓。

DSC_1109.JPG

痛っ。
自分の胸を刺された感じです…


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ISSEY MIYAKE 2012秋冬シーズン [定番 PLEATS PLEASE]

年に数回あるメンバー向けダブルポイント期間。
今回も行きつけのPLEATS PLEASEのショップに行って、何点か新作を試着しましたが、買うには至らず。
このまま何も買わずに終わるかも、と思っていましたが、表参道に行ったついでに南青山のISSEY MIYAKEのショップに行ってきました。

2012秋冬シーズンのテーマはMineral Miracle
鉱物に潜む自然界の美とパワーを表現するというもの。

久しぶりに訪れたショップ。店内をひととおり見わたして私の目にとまったのがこちら。
20120707 A-POC&IM有田焼リング.JPG

A-POCのVネックのTシャツ。
目の覚めるような黄色にパワーをもらいます。

真ん中の白いものは、有田焼の大きなパーツがついたリング。
磁器だからか、大きさの割には重さを感じません。
パッケージを見ると「Cats Eye」と書かれていました。
猫の目のようにも見えますが、私には月のようにも見えます。


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川内倫子展 照度 あめつち 影を見る [アート&デザイン]

恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で開催中の写真展「川内倫子展 照度 あめつち 影を見る」を観てきました。

20120706 川内倫子展1.JPG
無題 シリーズ《あめつち》より 2012年

川内倫子は1972年滋賀県生まれ。
私的な日常光景を切り取り、つなぎあわせ、普遍的な生命の輝きへと昇華させる写真表現によって同時代の高い評価を獲得してきた写真家だそうです。

今回の個展での会場構成は次のとおり。

《Illuminance》(イルミナンス)
日本語で光の「照度」を意味するシリーズ。
20120706 川内倫子展2.JPG

6×6cmのフォーマットによる写真作品と、二画面のマルチスクリーンに映像を映し出す、二つの写真を見開きで構成している写真集の表現スタイルを応用したビデオ・インスタレーション。
光と闇、生と死、過去と現在が交錯するイメージの流れ。

《ある箱のなか》
《うたたね》《Cui Cui》《AILA》といった彼女の過去の作品から選んだ6×6のコンタクトシートを縦5枚×横4枚の計20枚つなぎ合わせ、ひとつの画面にまとめた未公開作品。
曼荼羅のような小宇宙を作り出している。

《Iredescence》(イリディッセンス)
《Illuminance》から派生した35mmフィルムによる写真を中心としたシリーズ。
タイトルは「玉虫色」という意味。
その日の気持ちで同じものがいろんな色に見えること、自分の気持ちひとつで世界の見え方が変わることのメタファー。

《あめつち》
初公開となる新作シリーズ。
4×5インチの大判カメラで撮影された大型写真作品と映像作品。
阿蘇の野焼き(上↑の写真)、エルサレムの嘆きの壁に向かって祈る人々の光景、プラネタリウムの夜空にレーザーポインターで描き出された光の奇跡、天地の神々を祀る銀鏡(しろみ)神社の夜神楽。

《影を見る》
冬の間、夕方の決まった時間、同じ場所に現れる渡り鳥スターリンの群舞を撮影した映像作品。
タイトルは、影が動いているかのような鳥たちの運動を指すとともに、鏡の語源である「影見」の意味が重ねられている。


写真作品を見ると、私も自分らしい味のある写真を撮りたいと思う。


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