三菱一号館

丸の内ブリックスクエアの一角にあるのが三菱一号館



日本ではじめての近代オフィスビル街として建設された丸の内における最初のオフィスビルが三菱一号館だったとのこと。

1927年竣工、煉瓦造り地上3階地下1階建て、英国ヴィクトリア時代のクイーン・アン・スタイルの棟割長屋の平面形式。
設計は鹿鳴館も設計し、日本近代建築の父と言われるイギリス人建築家、ジョサイア・コンドル。



次々と煉瓦造りのオフィスビルが建設された馬場先通り。残念ながら、戦後の高度成長期に徐々に建て替えられ、1968年（昭和43）に旧三菱一号館もいったん姿を消しました。



今回の復元では、当初の設計図、実測図、写真、保存部材等に基づき、外壁の赤煉瓦（約230万個！）を中国で生産することから始め積み方も当時のやり方にならい、極力当時の様子を再現して建てられています。

3階と2階の間の中央階段。化粧材は五雲石（中国産）、灰色の手摺は保存部材の一部が使用されているそうです。

　青磁の壺みたい

三菱一号館、来年4月には美術館として開館予定です。

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丸の内ブリックスクエア

旅行記も完結し、日常生活の記録に戻ります。

9月3日に新しく誕生した大人の雰囲気の一角、丸の内Brick Square
翌4日の午後に会社を休んで（また～？）行ってきました。



ロケーションは有楽町駅と東京駅の間、丸の内仲通りと大名小路にはさまれた東京国際フォーラムの斜め向かい。

仲通り側のメインゲート　

向こう側に高くそびえているのは丸の内パークビル。

スクエアの内側はくつろぎのガーデン（一号館広場）になっています。



ヘンリー・ムーアの彫刻やベンチもいくつか置かれていて、近くのオフィスで働く会社員がお弁当を食べていました。気持ちよさそう。

　背景は三菱一号館

パークビル1階にはブルックス・ブラザーズやオールド・イングランド、キャス・キッドソンなどクラシカル、エレガントなブランドのショップが入っています。

　

回廊の天井にはパークビルの前身、丸の内八重洲ビルで使われていた古い時計が引き継がれて設置されています。

館内の内装も歴史を感じさせる意匠。トイレの照明やタイルもクラシカルです。


2階に上がって中国料理CHINESE　青菜（チンツァイ）で遅いランチを。

　酸ラータン麺

酸っぱい、辛い、熱い、多い。
エレガントな食事とはほど遠く、汗をふきふき鼻をかみかみ食べました。しかし、半分ほどでギブアップ。
あまりの熱さに口の中は大やけど。水ぶくれができた口の中を冷やすために1階に下りてワインビストロMARUGOで白ワインを一杯。（えっ、口実？）



また一つ、東京の街中に素敵な憩いの場所が生まれました。

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