SSブログ

相田みつを いのち展 [アート&デザイン]

丸の内東京国際フォーラム地下1階にある相田みつを美術館いのち ~いちばん大切なもの~』という企画展を観てきました。

20090904 相田みつを いのち.jpg

10代で二人の兄を戦争で失ったことが相田みつを(1924-2006)の“いのちの詩人”としての原点となっているのだそうです。

展示作品の中で私の心にとくに響いた詩。

「ただいるだけで」
  あなたがそこに
  ただいるだけで
  その場の空気が
  あかるくなる

  あなたがそこに
  ただいるだけで
  みんなのこころがやすらぐ

  そんなあなたに
  わたしもなりたい

「うつくしいものを」
  うつくしいものを
  美しいと思える
  あなたのこころが
  うつくしい

「自己否定 自己肯定」
  まだまだダメという自己否定
  これでいいという自己肯定
  両方必要だね

★そんな人になりたい★

「わたしは今日の」
  わたしは今日の一日を大事に生きたろうか

「日日是好日」
  ふっても てっても
  日日是好日
  泣いてもわらっても
  きょうが一番いい日
  わたしの一生の中の大事な一日だから

「しあわせは」
  しあわせは
  いつも自分の心がきめる

「やれなかった」
  やれなかった
  やらなかった
  どっちかな

「あとじゃ」
  あとじゃ
  できねんだよなぁ
  いまのことは
  いましかできぬ

★今日を今を大事に生きたい★

20090904 相田みつを 本気.jpg

私にとって疲れを感じないくらい本気になれること。
旅、芸術鑑賞。
そして、自分が見聞きしたことをこうやって写真と文章で表現して、読んでくれた方とコミュニケーションできることがうれしい。

ランキング参加中。よろしければクリックを→ にほんブログ村 美術ブログへ

一丁倫敦と丸の内スタイル展 [アート&デザイン]

丸の内に復元された三菱一号館のあたりは、かつて「一丁倫敦(いっちょうろんどん)」と呼ばれたそうです。

来年4月に美術館として開館する三菱一号館で、現在、竣工記念の都市・建築展『一丁倫敦と丸の内スタイル展』~丸の内の歴史と三菱一号館復元の軌跡~が催されています。

20090904 一丁倫敦と丸の内スタイル展1.jpg

Ⅰ.丸の内の黎明期 建築家ジョサイア・コンドルと丸の内
Ⅱ.三菱一号館 一世紀の記録と復元の意義
Ⅲ.丸の内の赤煉瓦街「一丁倫敦」の誕生
Ⅳ.日本の近代都市空間とビジネスマン
Ⅴ.ビジネスマンの暮らしに見る都市文化
Ⅵ.丸の内スタイルの誕生

復元の根拠となる保存部材や復元のための調査・研究から竣工までの過程とともに建築としての魅力を紹介し、丸の内という街の歴史、日本の近代オフィス街発祥の地として「丸の内のオフィス文化」を当時の写真やモノなどで再現しています。

「丸の内スタイルの誕生」の空間では、英国のデザイナー、ポール・スミスによるコンセプト展示があります。

20090904 一丁倫敦と丸の内スタイル展2.jpg

彼が、ロンドン郊外にあるKew GardensのMarianne North Galleryからインスピレーションを得て、各地で自ら撮影した多数の植物の写真で壁面を埋め尽くしたインスタレーションです。

ランキング参加中。よろしければクリックを→ にほんブログ村 美術ブログへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。