山口晃展 東京旅ノ介

銀座三越の8階催物会場で開催されていた「山口晃展 東京旅ノ介」を見てきました。


左：子の字引留行形柱、2010年　右：東京タワー、2010年

山口晃さんの絵は機会をとらえて見たくなる作家の一人。
今回のきっかけは、年末に銀座三越に行った際、エスカレータ横の催事ポスターを偶然目にしたことから。
今回は、東京の街歩きがテーマ。
東京タワー、六本木、渋谷など、独特の描写で描かれています。

山口さんの絵は過去（戦国・江戸時代や昭和初期など）と現在、時には未来が一枚の絵に混在していたり、馬の胴体がバイクになったり、なんでそうなるの？と言いたくなるような奇想天外な発想にあふれているのが面白いところ。
それが、洛中洛外図的な俯瞰図、大和絵の手法、緻密に描かれているのです。
ユーモアにあふれ、山愚痴屋諦堂という雅号を名乗ったり、昔ながらの電柱を華道の立華に見立てたり。いつも頭の中は空想（妄想？）でいっぱいなんじゃないかなぁ。

行ってよかった。

【おまけ】
秋に拡張増床された銀座三越。
拡張前にもそんなに行ったことがないので、その変化はわかりませんが、新しくなったであろう場所でランチをしました。
西側（以前の棟）9階の銀座テラス。（芝生養生中）
この冬一番の寒さの中でしたが、お天気がいいのでスープセットを買ってテラステーブルでいただきました。

ジンジャーチキンカレースープ、ブロッコリー、パン

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：銀座 三越 現代アート 山口晃 テラス

DOMANI・明日展2010

六本木の国立新美術館で開催中の「DOMANI・明日展2010」を見てきました。



左上：鈴木涼子（現代美術、2007年度ドイツ派遣）「ANIKORA-Kawaii no.6」、2009年、ZEIT-FOTO SALON蔵
左中：三好耕三（写真、1991年度アメリカ派遣）「CACTI 3240 1020 AZ9221,1992」、1992年、個人蔵
左下：町田久美（絵画、2008年度デンマーク派遣）「手紙」、2009年、個人蔵
右：神戸智行（日本画、2008年度アメリカ派遣）参考作品「ハナモヨウ」（部分）、2006年、個人蔵

文化庁が将来の日本の芸術界を支援するため昭和42年度（1967年）から実施している、若手芸術家を海外に派遣し、研修の機会を提供する「在外研修（新進芸術家海外研修制度）」
毎年、制度の成果発表の場として展覧会が開催されています。

その他の出展作家は次のとおり。



上左：赤碕みま（写真、2008年度チェコ共和国派遣）「風景‐水晶３」、2007年
上中：遠山香苗（絵画、1994年度フランス派遣）「07/07/10」、2010年
上右：流麻二果（絵画、2002年度アメリカ派遣）「静音」、2010年
中左：近藤聡乃（現代美術、2008年度アメリカ派遣）「waiting-sketch」、2008年、個人蔵
中右：深井総一郎（彫刻、2002年度イギリス派遣）「country house」、2010年
下左：近藤高弘（陶造芸、2002年度イギリス派遣）「T.K-Self-Portrait Mist（銀滴）」、2010年
下中：古郷秀一（彫刻、1987年度アメリカ派遣）「木の回廊Ⅷ」、2002年
下右：山口紀子（ファイバーアート、2008年度ドイツ派遣）「Das Tor」（部分）、2010年

昨年も見てきましたが、自分にとって新しいアーティストを知る機会として、これからも楽しみにしたいと思います。

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：六本木 国立新美術館

お買い初め

春夏シーズン新作の販売初日、東京ミッドタウンのPLEATS PLEASEに行ってきました。メンバー向けダブルポイント期間の初日でもあったので。（言い訳初め。。）

今シーズンのテーマは「VOLUME」
かろやか、しなやか、ほどよいボリューム。

早速、たくさんの新作が発表されています。（Gingham Twist、Green & Beans T-Shirt、Raffle）
計10着以上試着し、私が買ったのはVitamin Color Stripe


イエロー、レッドを基調とした明るいストライプもありますが、今回は珍しくクールカラーを選びました。全体の色の雰囲気を見た瞬間、直感的にムンクの『叫び』を連想した私。

重ねたのはRib Pleats Januaryのショールカラー風のロングカーディガン。裾のラインが前から後ろにかけてカーブしていて燕尾服のような感じです。


もう一点はクリスマス前の自分用プレゼント（買い納め？）、Rib Pleats Gradation


相変わらずのグラデーション好き。おまけに長い前身頃を折り返すとベストのように重なり、フードも付いているという変わりデザインも私好み。

以上、2011年のお買い初め報告でした～

【おまけ】
東京ミッドタウン恒例、華道家・前野博紀さんの正月装飾

テーマは「穏やかな挑戦と決断」

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：華道 イッセイ・ミヤケ 正月 Pleats Please 東京ミッドタウン

羽田空港国際線ターミナルビル見学

昨年10月21日にオープンした羽田空港の新国際線ターミナルビル。
羽田七福いなりめぐりのついでに見学に行ってきました。（前日に国内線ターミナルに着いたばかりでしたけどね）

京急線の改札からエスカレータに乗って3階へ。
航空会社のチェックインカウンターが並ぶ出発ロビーです。


国内各地からの帰省Uターンには影響しない国際線。しかも、発着便が比較的少ないお昼すぎの時間帯。にもかかわらずビル内は人・人・人。
ひょっとして～と予想していた通り、旅行客ではなく見学者の集まりでした。（という私たちもそのうちの数人ですけどね）

見学前に遅めのランチ。なんと日本橋人形町の玉ひでを発見。
本店で食べる機会をまだ作れていない親子丼を食べるべく、30分ほど列について待ちました。

卵ふわっとろっ。でも、醤油味が薄味好きの私には濃すぎる感じ。

出発ロビーからエスカレータで4階へ。
正面にはシンボリックな江戸舞台の朱色が光ります。


江戸小路という通路には歌舞伎小屋（中村座）もあり江戸の街並みを再現。


和雑貨やクールJAPANの象徴、キャラクターグッズのショップなどもあります。
食事処も回転寿司やラーメン、トンカツなど和食のラインナップ。
私たちは京はやしやで抹茶白玉ソフトクリームをいただきました。


お店横の庭園は赤い野点傘と緋毛氈を敷いた縁台が置かれた休憩所になっています。

休憩しながらロビーを行き交う人たちを眺められます

5階は展望デッキ。


今年も世界の空をかけめぐるゾー！

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：羽田空港

羽田七福いなりめぐり おまけ

街歩きをしていると興味深いものに遭遇します。羽田七福いなりめぐりの道中でも。

米国大統領御用達のデンタルクリニック？


お正月の松飾。北陸では見慣れないので珍しく、つい写真撮影。


かつては海がここまであったのでしょうか？
煉瓦積みの塀に、人間が歩くには幅が狭い階段。向こう側にも階段があります。


真ん丸の顔をしたキジトラ猫。「何じっと見てんの？」


多摩川です。向こうに見える橋は大師橋。

『釣りバカ日誌』のハマちゃんがハチの釣り船に乗せてもらう場所みたいな風情の場所

弁天橋の欄干には海苔づくりの工程がプレートで紹介されています。


弁天橋を渡ると、かつて羽田空港内にあった穴守稲荷神社の大鳥居が立っています。向こうに見えるのがターミナルビル。

1999年のターミナルビル拡張工事に伴い移設。「平和」の額が懸かっています。

海老取川に沿って天空橋駅の脇を通り、穴守橋に行くと、飛行機のレリーフが空に向かって飛んでいきそうです。

橋の欄干にはライト兄弟の飛行機やYS機など、航空機の歴史（機種）が紹介されています。

近くのビルの中庭にコックピットのシミュレーターが設置されています。

JALの鶴丸マークが懐かしい

飛行機関連のものを見ているだけで気持ちがワクワクしてきます。根っからの旅好き。

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：羽田 ウォーキング 多摩川 羽田空港 飛行機

羽田七福いなりめぐり

東京で暮らすようになってからお正月恒例となった行事、友人夫婦との七福神めぐり。
2009年は日本橋七福神、2010年は港七福神。そして、今年2011年は七福神ならぬ稲荷神社を巡る羽田七福いなりめぐり。

過去二年は防寒対策にカイロを背中に貼っていましたが、今回は先日ユニクロで買い求めたヒートテックのＴシャツとレギンスを着こんでバッチリ。
京急の糀谷駅で待ち合わせ、いざウォーキング開始！

１　萩中　東官守稲荷神社（身体安全）
萩中というのは旧の地名です。ちなみに一帯の地名は現在は羽田です。
お神輿が公開されていました。


２　上田　妙法稲荷神社（招福厄除）
稲荷神社らしいトンネルのように連なる赤い鳥居。


３　大野　重幸稲荷神社（開運長寿）


４　中村　高山稲荷神社（学業成就）


５　仲町　鴎稲荷神社（開運招福）
その昔、漁師たちが祈願すると鴎が飛んできて大漁になったため鴎を崇めるようになったということが名前の由来。


別格　羽田　玉川弁財天（金運長寿）
本尊は、江の島本宮巌屋弁財天と同体で、弘法大師の作とのこと。弁財天と龍はつきもの。


６　鷹取　白魚稲荷神社（無病息災）
　

７　東京羽田　穴守稲荷神社
昭和20年、終戦で米軍により羽田空港拡張のため現在地に移った。
　油揚げのお供え

最終の穴守稲荷神社で引いたおみくじは「中吉」
詳細は忘れてしまいましたが、まぁ、何となくいい感じの運勢だったような記憶あり。（えっ？それで引いた意味あるの？いいんです。ポジティブ思考で！）

そして、航空・陸上・海上の安全御守を買いました。旅する私にはもってこいですよね。


所要時間およそ２時間。
最寄の穴守稲荷駅から京急電車で羽田空港へ～

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：正月 行事 七福神 神社 ウォーキング 羽田

石川みやげ

石川県でお正月のお菓子と言えば、福梅。


梅の花の形をした白と淡いピンクの最中の皮にはザラメ砂糖がかかっています。
中には、ねっとり甘い餡こ。このクドイくらいの甘さに正月だなぁ、と実感するのです。

能登空港の売店で友人へのお土産をお買い上げ。
昔ながらのいも菓子。


定番の泉谷。いわずみの糸こんぶ入りというのを自分用に買ってみました。
日本橋人形町の壽屋の黄金芋のような上品さはありませんが、素朴な田舎の味です。

東京にいくつもスイーツのお店を出しているパティシエ、辻口博啓さんは能登出身。というわけで、石川県にちなんだ焼き菓子、YUKIZURI（雪吊り）を販売しています。

通常のものは友人へのお土産。冬季限定のゆず風味は自分用。

もう一つ、お土産用に金沢　湯湧の里、金箔入りの金時草と赤紫蘇ドレッシングも。

どんな味か、感想は友人に聞いてみようっと。

東京ほどではありませんが、わが石川県も土産商品の開発が進んでいます。

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま～す→　

タグ：石川県 土産 ご当地もの お菓子 スイーツ