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金沢みやげ 金沢で何買った? [出身地 北陸]

5月も終わりに近づき、ようやくGWの金沢観光レポートの最終回。
「何食べた?」シリーズの次は「何買った?」シリーズです。

今回は観光案内しながら、「金沢に来たら是非立ち寄ってほしい」というお店を紹介しました。

老舗が多い東山・尾張町界隈にて。
中田屋さんで定番の「きんつば」(@170円、普通の大納言小豆のものと優しい緑色のうぐいす豆のもの)と「大柴船」(90円))
20110507 12きんつば中田屋2.JPG

箱入りではなく、一個ずつバラ売りしてもらえるので、チョコチョコ買いに持ってこいです。
きんつばは、甘さ控えめで一度に二個は軽く食べられるほど。
金沢で柴舟と言えば、別の和菓子屋(小出)が有名で小判形ですが、中田屋のは長くねじった形。大好きな生姜の味に満足。

能登、七尾市に本店がある昆布屋しら井の金沢店では、お気に入りの「す!昆布」(300円)と「手削り昆布おぼろ」(300円)をお買い上げ。
20110507 11昆布しら井3.JPG

「中野の都昆布」を年に数回買い求める私としては、「す!昆布」の増量包装にホクホク顔。
この商品、東京ミッドタウンの福光屋のショップで買えるので助かります。

主計町裏(下新町)にある佃の佃煮で買ったのがこちら。
20110514 アスパラの和風バーニャカウダ&佃煮.jpg

ごり、山椒ちりめんの「一人ひとり」(@200円弱)パッケージが一人分なのでちょうどいい。
瓶のほうは「アンチョビ風いわし糠漬のごま油漬け」(@360円)
バーニャカウダ風にして蒸したアスパラと食べたり、パスタにからめたりして食べました。

私のブログ登場率が高い加賀麩のお店、不室屋さん。本店で「あんかけ」「たまごとじ」の素(@700円)を買いました。
20110518 不室屋.jpg

麩などの乾燥した具材と出汁が入っていて手軽に作れます。
おなじみのお吸物の素は実家からもらってきたもの。季節商品の「青かえで」の緑が清々しい。

不室屋さんのお隣、郷土玩具屋さん・中島めんやでは加賀八幡起上り(別名、姫だるま)を自分用に。
20110508 12尾張町中島めんや3.JPG

子供の頃はまったく見向きもしなかった(ダサイとすら思っていた)姫だるま。大人になった今は愛おしささえ感じます。(年をとった証拠かな)

今回は行けませんでしたが、和菓子のお店・うら田には、こんな可愛い最中が売られています。
20110508 12浦田 加賀起上もなか.JPG

老舗の和菓子だけでなく、新しいスイーツも見逃せません。
実家でもらったきたのは金澤烏鶏庵の烏骨鶏かすてらとプリン。濃厚な卵の味がします。
20110515 金澤烏鶏庵かすてら&プリン.jpg

パティシエ辻口さんプロデュースの焼き菓子YUKIZURIにも新作が創られていました。
20110507 16ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ3.JPG

冬の柚子味に続き、春は桜味。このあと夏、秋はどう続くのでしょう?今後の展開に期待大。

ちょっと変わったところでは、金沢の珍味メーカー・ホクチンと金沢カレーの元祖・カレーのチャンピオンのコラボ商品「チャンカレさきいか」を見つけました。
20110507 21チャンカレさきいか.JPG

この組み合わせ、結構いけます。ビールのおつまみにバッチリ。


あー、お酒がすすむ、ご飯がすすむ、お茶がすすむ。
私にとっては金沢は大阪に負けないくらい“食いだおれ”の町でもあります(笑)

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金沢で何食べた? [出身地 北陸]

今回の金沢でもよく食べました。 とくと、ご覧あれ~

金沢の友人(夏の秘境ツアーのお供、リッキー)とのディナー兼ミーティング(今年の旅計画)は金沢駅近くのタパス・e・バーで。
20110506 4タパス・エ・バー4.JPG

肉食系アラフィフ女子が選んだのは、お肉の前菜盛り合わせ(幻霜豚の生ハム、鹿肉、、忘れた。。)と季節野菜のバーニャカウダー
締めは、のど黒と筍のリゾット
20110506 4タパス・エ・バー6.JPG

ぶどう栽培もしている「ぶどうの木」の姉妹店。食前酒にぶどうジュース入りのスパークリングワイン。その後は赤ワインを二人でボトル1本。(そして、翌朝、二日酔いのせいか吐いた。。)

朝食には金沢の名物、芝寿しの笹寿し。鮭・鯛・鯖の三種類。
20110507 1芝寿し.JPG

ランチは東山の洋食屋・自由軒のプレートランチ。
20110507 13自由軒1.JPG

定番の牛肉入り醤油味のオムライスにクリームコロッケ。
福神漬がのって味噌汁がついてくるところがいいでしょ。値段もリーズナブル。

午後のティータイムは石川県立美術館内のカフェ、ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュで新緑をながめながら。
20110507 16ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ1.JPG

奥からモンブランレジェール、セ・ラヴィ(ピスタチオクリーム入り)、シューベルティアーデ(ヘーゼルナッツとチョコの味だったような)
私は能登ミルクとセ・ラヴィをいただきました。

東京からの友人夫妻には金沢らしい食事を紹介したいと思い、夕食には老舗料理旅館・金城楼の姉妹店・かりん庵で「かなざわ御膳」(3150円)と利き酒セット(小堀酒造の白山、中村酒造の太郎、福光屋の鷹の羽、735円)を注文。
20110507 20金城楼6かりん庵1.JPG
加賀野菜の金時草の酢の物、五郎島金時さつまいものレモン煮、ごり佃煮

お造り(甘エビ、がんど)、鴨治部煮
20110507 20金城楼6かりん庵2.JPG

鰻入り小坂蓮根の蓮蒸し、片葉のご飯、香の物、味噌汁と続き、水菓子(グレープフルーツゼリー)、最後は吉はしの上生菓子「サツキ」と抹茶で大満足♪
20110507 20金城楼6かりん庵4.JPG

翌朝。
前夜からの雷雨も上がり、緑が鮮やかになった庭を見ながら、朝の散策で材木町のパン屋さん・森長から買い求めてきた焼きたてのパンで朝食。
20110508 3森長のパン.JPG
手前は海軍カレーパン、福神漬が入っています

お昼前の空腹を満たしてくれたのは茶菓工房たろうの和スイーツ
20110508 7茶菓工房たろう2.JPG
白玉に餡子が美味しかったぁ

遅いランチは近江町市場の中にある回転すし・もりもり寿し
20110508 10近江町もりもり寿し1.JPG
豪華三点盛(ジャンボぼたん海老・ウニとイクラの軍艦巻き・中トロ)893円(この日食べた一番高い皿)

回ってくる寿し以外をタッチパネルで注文すると、レールを走る新幹線のような皿がものすごいスピードで近づいてきてテーブルのところでピタッと止まります。回転寿し業界、進化しています。
20110508 10近江町もりもり寿し2.JPG

ビールも飲み、三人で心ゆくまで食べ、お会計。一人2500円でした。満腹。

あれも食べたい、これも食べたい、と欲望は尽きないのですが、どう頑張っても一日4,5回しか食べられない。
次回のお楽しみとしましょう。

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金沢観光2日コース 二日目 [出身地 北陸]

金沢観光2日目。
前日は夕食後に土砂降りの雨。
朝起きたときは曇り。朝食用のパンを買い求めに歩いていると雨。雨宿りしながら宿に戻ってきました。

この日は他に宿泊の方がいなかったので、私たち三人はのんびり朝のひとときを過ごし、兄夫婦もまじえて記念写真を撮り、名残を惜しみながら宿を出発。

金沢駅のコインロッカーに荷物を預け、本日の第一目的地、まちバスで金沢21世紀美術館へ。
20110508 5金沢21世紀美術館1.JPG

この美術館の素敵な特徴の一つは、無料ゾーンでも十分にアート気分を味わえること。
訪れるたびにガラーンとした空間の中に座って空を眺めるタレルの部屋やレアンドロのプール
20110508 5金沢21世紀美術館6.JPG

デザインギャラリーでは、金沢の時計コレクター山田訓氏が収集した国産置時計、約400点がずらりと展示された「MADE IN JAPANの置時計 1960年代を中心に」を開催中。
20110508 5金沢21世紀美術館8.JPG

同じく入場無料で、市民ギャラリーで開催中の「大好き!加賀ゆびぬき」展もじっくり鑑賞。色彩・デザインのバリエーションが豊かな指ぬきに見入ってしまいました。

そうこうしているうちに早くもお昼近く。
あー、時間が全然足りません。駆け足で次の目的地へ急ぎます。
広坂の石川四高記念文化交流館の脇を通り、金沢の中心街・香林坊から長町武家屋敷跡へ。
20110508 6長町武家屋敷跡2.JPG

金沢は浅野川と犀川と水源とする55本の用水が縦横に流れています。
20110508 6長町武家屋敷跡&大野庄用水2.JPG

武家屋敷跡界隈を流れるのは鞍月用水大野庄用水。江戸時代初期に完成しました。
港からの物資運搬、防火、城下町防御、灌漑などに使用され、金沢の独特の風情を醸し出している要素の一つです。

茶菓工房たろうで昼食まで一時的に空腹を満たし、お隣の野村家を見学しました。
20110508 8長町武家屋敷野村家1.JPG

加賀藩主・前田家に直臣として従った野村伝兵衛信貞の屋敷。
総檜づくりの格(ごう)天井の上段の間には紫檀、黒檀材が使われ、黒柿材の透かし彫りの釘隠し、ギヤマン入りの障子戸など、金に糸目をつけない贅を尽くした建築です。
縁に腰をおろして小堀遠州好みの曲水の庭園をながめていると心が落ち着きます。
20110508 8長町武家屋敷野村家4.JPG

先を急ぎます。
香林坊から目抜き通りの百万石通りを通って尾山神社へ。
20110508 9尾山神社2.JPG

三層楼門(国の重要文化財)には五彩のギヤマンがはめ込まれ、高い建物がなかった遠い昔には、金沢沖の船が目印にしていたという話です。
前田利家と正室お松の方を祀っており、境内には流れ矢を避けるために母衣(ほろ)背負った利家公の像と、お松の方の像があります。
20110508 9尾山神社3.JPG

裏通りを抜けてランチを食べる近江町市場を目指します。
十間町口の反対側には金沢の老舗料理旅館・浅田屋があります。
20110506 3浅田屋.JPG
いまだに入ったことがない憧れの場所

30分一本勝負で回転すしのランチをすませ、旅のクライマックス。
老舗が並ぶ尾張町へ。
20110508 11尾張町中六商店.JPG
味噌や醤油などの調味料を売っている中六商店

ショッピング・タイム♪
金沢の郷土玩具やお面を売る中島めんや
20110508 12尾張町中島めんや1.JPG

創業慶応元年の加賀麩・不室屋
20110508 14尾張町不室屋1.JPG

それぞれのお店で少しずつ買い物をして、予定どおりの時刻に小松空港へ向かったのでした。(タイム・マネジメントばっちり)


短い日数ながらも主要ポイントをおさえた“鉄板”の金沢観光になったと自負しています。
しかし、他にも案内したい場所、食べてもらいたいものがあるし、違う季節にはまた別の魅力がある金沢。
(赤イルカさん、nanaさん、是非また行きましょうね~)

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金沢観光2日コース 一日目 [出身地 北陸]

金沢観光初日、良いお天気の朝。
あかつき屋がある暁町から横山町材木町の裏通りを歩きながら浅野川を目指します。
このあたりは金沢の旧市街地。古い民家が残っています。
20110507 6橋場町町家1.JPG

時には、こんな金澤町家の認定マークが玄関についているお宅もあります。
20110508 1材木町1.JPG

右側に並ぶのは主計町茶屋街の家々。
20110507 9主計町茶屋街2.JPG

看板の「太郎」は有名な鍋料理屋さん。お客が自分で調理しようとすると、「私がやりますから触ってはダメ!」と厳しい仲居さんに叱られます。
向こうに見えるのが浅野川大橋、さらに向こうには東山のひがし茶屋街があります。

一つ下流の中の橋を渡って対岸へ。大橋のそばの和物雑貨屋さんをのぞいたりブラブラ。
能登、七尾市に本店がある昆布専門店、しら井でお買い物。
石川県は北前船によって北海道と行き来があり、昆布が古くから日常生活にありました。
大きな昆布がショーケースの中で売られていたり、2階はギャラリーになっていたり、買い物以外も楽しめます。
20110507 11昆布しら井1.JPG

金沢は茶の湯が盛んなため和菓子文化が生活に根づいていて、和菓子屋さんも町のあちこちにあります。
「きんつば」と言えば中田屋
20110507 12きんつば中田屋1.JPG
石川県出身の大リーガー、松井秀樹選手もここのお得意様だそうです。

ちょうどお昼になりました。
重要伝統的建造物群保存地区、ひがし茶屋街にある洋食の自由軒でランチ。
おいしい食事で空腹が満たした後は付近を散策。
木虫籠(キムスコ)と呼ばれる細い出格子が特徴のお茶屋が並ぶ町並みでモデルポーズを決めてみました。
20110507 14ひがし茶屋街1.JPG

その中でも国の重要文化財に指定されている志摩を見学しました。
20110507 15志摩1.JPG

文政3年(1820)に建てられた典型的なお茶屋建築。襖戸の引き手の意匠にも凝っています。これは七宝。
20110507 15志摩2.JPG

二階が客間で、お客さんが床の間を背にして座ると、正面が控えの間となっており、そこで芸妓さんが舞や三弦などの遊芸を披露します。
20110507 15志摩5.JPG

琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯、和歌、俳諧。お客も芸妓も幅広い教養が求められたのです。(今でも金沢の経済界のおじさまたちの中には謡をたしなむ方がいるようです)
 ※金沢にはもう一つ、犀川の近くに、にし茶屋街があります。

東山(橋場町)からは城下まち金沢周遊バスに乗って一気に広坂へ移動。
バスには金沢の三文豪にちなんだ名前がついています。浅野川ゆかりの(泉)鏡花と(徳田)秋聲、犀川ゆかりの(室生)犀星の三人です。

金沢21世紀美術館を横に見ながら反対側(本多町)から美術の小径という、脇に水が流れる木陰の階段を上ると石川県立美術館があります。
目的は美術鑑賞ではなくカフェでのティータイム。
以前にも紹介しましたが、ここには自由が丘の有名スイーツ店モン・サン・クレールの店主、辻口博啓さんプロデュースのケーキが食べられるカフェ、LE MUSEE DE H KANAZAWA(ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ)があるのです。

県立美術館の向かいは日本三名園の一つ、兼六園。
庭園の前に、敷地内にある成巽閣(せいそんかく)の建物内を見学しました。
成巽閣は、前田家13代齊泰(なりやす)が母であり、12代齊廣(なりなが)の奥方、真龍院のために文久3年(1863)に造営した御殿。
「亀の間」「貝の廊下」など、障子の腰板に描かれた絵にちなんだ部屋や廊下がある1階。「群青の間」「網代の間」など壁・天井・床の間の色彩や材質に趣向を凝らした数奇屋風書院造りの2階。
建物内には、定期的に企画展が開催され(今は御所人形展)、合わせて鑑賞できます。
 ※館内の写真撮影禁止

さぁ、いよいよ国の特別名勝に指定された兼六園をめぐります。
江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園。園内を曲水が流れます。
20110507 17兼六園5.JPG

兼六園菊桜、杜若、ツツジ。私たちが訪れた5月初めは新緑の季節でしたが、今頃はきっと杜若もツツジ満開の見頃を迎えていることでしょう。

花弁が何百枚とある兼六園菊桜
20110507 17兼六園4.JPG

眺望台そばにある雁行橋と七福神山
20110507 17兼六園6.JPG
雁が列をなして飛んでいるように見えるので雁行(がんこう)。一枚一枚の石の形が亀の甲の形をしているので亀甲(きっこう)橋とも呼ばれます。

兼六園の名前は、中国宋の時代の詩人・李格非(りかくひ)の「洛陽名園記」の文中から採って、宏大・幽邃、人力・蒼古、水泉・眺望という六勝、ともに相反する二つの特徴をそれぞれ兼備するという意味で命名されました。
20110507 17兼六園10.JPG
最も有名な撮影スポット、徽軫(ことじ)灯籠

兼六園は、もともとは金沢城の外郭として城に属した庭。
国の重要文化財、石川門(金沢城の裏口門)をくぐると金沢城址(現在は金沢城公園)に続きます。
20110507 18金沢城址石川門1.JPG

大手門(かつての正面入口)を出て、大手町を抜け、尾張町の通りに出る。
初代藩主・前田利家が金沢入城の折、元々の領地である尾張荒子から御用商人を連れてきて住まわせたのが町名の由来と言われています。
通りの両側には老舗が軒を連ね、古い建物も多く残っています。
20110507 19尾張町.JPG

初日の町歩きの終点は橋場町の料亭旅館・金城楼。
20110507 20金城楼1.JPG

ここの姉妹店・かりん庵で夕食をいただきました。

※食べ物の記録写真は、後程まとめて掲載します。

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歩いてまわる金沢 [出身地 北陸]

新緑の金沢、暑くもなく寒くもなく観光にはもってこいの季節です。
東京の友人夫婦が金沢(北陸)を訪れるのは初めてとのこと。せっかく観光するのに快適に過ごしてもらいたかったので、この時期を提案しました。
仕事の都合で金曜(5月6日)の夜に到着し、日曜の夕方には小松空港を発つという限られた日程でしたが、主な観光スポットを盛り込んだプランで案内しました。

宿泊は兄の町家ゲストハウスあかつき屋
20110506 2武者人形&おだまき・柏餅.JPG

上がりの間には武者人形が飾られています。これは(先日の地震の際に泊まりに来た)甥っ子が誕生した際に初節句のお祝いで買い求めたもの。
羽咋(谷口菓子舗)で買った柏餅と志乎(しお)銘菓おだまき(糸巻き形の餅)をお茶うけに。

3室ある客室にはそれぞれ掛軸や小物などがお客様をお迎えします。
20110508 4あかつき屋1.JPG
この掛軸は義姉の書によるもの、鏡台は実家の母のもの

さて、金沢の観光。
私はできるだけ歩くことをお勧めします。それも裏通りを。
どうしてって?
表通りでは見つけられない懐かしい風景、ディープな世界を垣間見ることができるから。
では、ご覧ください。

金沢の旧市街地には道路が交わる場所に広見(ひろみ)と言われる広場があります。ヨーロッパみたい?
20110507 2横山町広見1.JPG
横山町の広見

昔懐かしい豆腐屋さんの行商車を見かけました。
20110507 5高山豆腐店2.JPG
高山豆腐店

ボタンを押して買うのがためらわれる自動販売機。一応、現役のようです。
20110507 3材木町.JPG

金沢の三つの茶屋街の一つ、主計町にはこんな細い道があって突き当たりの階段を上がると別世界に通じます。
20110507 9主計町茶屋街1.JPG

主計町は浅野川沿い。こんな風情のある木の橋も残っています。
20110507 10中の橋2.JPG
中の橋

所々に興味を引かれる場所があり、その都度立ち止まったり、お店の中に入ったりと自由にできるのも歩いているからこそ。車だと気づいた時には通り過ぎてしまうし、自転車でも停める場所に困ることもありますから。

主計町のギャラリー鏡花では石川県の伝統工芸品を展示販売していますが、お手洗いには目を見張ります。
20110507 9主計町茶屋街4ギャラリー鏡花.JPG
ドアの引き手は九谷焼、壁には沈金蒔絵、天井には加賀友禅模様

久しぶりにゆっくりと金沢の町中を歩きましたが、新しいお店ができていたり、ますます町歩きが楽しく感じました。

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一週間の振り返り [日記]

二週続けて週末は部屋でダラダラしてしまい反省。。
水曜、木曜以外は毎晩出かけていたから反動かな。
せめて記録をしておこうっと。

月曜の夜は職場の飲み会で夜の赤坂へ~
一次会が終わり、上司に「どうしても食べさせたいものがあるから付き合え!」と誘われ、龍峰という中華のお店へ。
20110516 龍峰モツ春雨煮.jpg
春雨入りのモツ煮

オフィスで弁当に飽きた水曜日。勤務先ビルの1階にあるエクセルシオールでおひとりさまランチ。
20110518 桜海老と山菜のパスタ.jpg
春の味、桜海老と山菜のパスタ

最終日の金曜は同僚に連れて行ってもらい初めてのお店、堂間でランチ。
20110520 堂間鮪漬け丼定食.jpg
鮪ヅケ丼定食。ボリュームあり、味よし。しかし、お値段高めの1260円。

きのうの夜は日本橋へお出かけ。
帰りに八重洲を通ったら等身大のキリンの彫刻を見つけて嬉しくなってパチリ。
20110521 八重洲のキリン.jpg
王冠をかぶったキリンさん。はい、キリン大好きなのです♪

近所のスポーツクラブに行く途中にあるマンション前に、年に数回、薄紫色の花を咲かせて目を楽しませてくれる薔薇があります。
20110515 薄紫色のバラ1.jpg

今の季節、色とりどりの花や新緑に心が和みます。

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タグ:赤坂 八重洲
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羽咋市 姫丸美術館カフェ [出身地 北陸]

両親とのドライブのしめくくりは羽咋市滝町にある姫丸美術館カフェ
20110505 5姫丸美術館カフェ1.JPG

かつては大きな漁船をもっていた網元のお宅に京都から婿養子にいらした店主がオープンされたそうで、船「姫丸」の大漁旗が目印です。

名前のとおり、住宅の中は美術館になっていて、店主のご両親(お父さんが二科会の彫刻家・小山由寿、お母さんが日本画家・小山静陽)やお祖母さん(日本画・陶芸の村城東楊)の見ごたえのある作品が所狭しと展示されています。
20110505 5姫丸美術館カフェ2.JPG

家の建築も凝っていて、床の間の柱、欄間、窓・引き戸の材料や意匠にも粋が見てとれます。
庭の貴重な滝石も見所の一つ。

店主の方から説明を受けながら一とおりの見学を終え、カフェスペースで休憩。
20110505 5姫丸美術館カフェ4.JPG
能登の崎山イチゴを練りこんだ薔薇の花の形をしたチーズケーキを美味しくいただきました

ここのもう一つの売りは一夜干し。
一日10食限定で一夜干し3品のフルコース(2500円、要予約)がいただける他、インターネットでも購入できます。
20110505 5姫丸美術館カフェ5.JPG

私たちは特大ハタハタと山椒醤油ダレ漬け鉄砲メギスを買って帰りましたが、どちらも絶品。干し具合、味の加減が本当に絶妙です。

父の案内で、思いがけず素敵な場所を訪れました。
母と私、「本当にいいところに連れて行ってもらったね~」と感謝の言葉、連発でした。

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