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L_B_S/名和晃平 [アート&デザイン]

銀座メゾンエルメスの8階フォーラムで開催中の『L_B_S/名和晃平』を火曜の仕事帰りに観てきました。
(こういうことができる生活に感謝)

名和晃平という若手アーティスト(1975年生まれ)
先日の高橋コレクションの展覧会『neoteny japan』で気に入ったばかり。

20090707 名和晃平PixCell.jpg

彼は、モノの「表皮」をテーマに作品を展開。Pixel(画素)とCell(細胞、器)を掛け合わせた「Pixcell」(映像の細胞)という造語を生み出した。

上の写真はガラスビーズを使った作品。
動物の剥製や日用品を大小のガラスビーズで覆っている。丸い透明なガラス玉を通すと中のモノが拡大され、表面が見える。

今回のメゾンエルメスでの展覧会では3種類の手法でCellの概念を表現した作品が3点見られました。L、B、Sはそれぞれの頭文字。

一つ目はLIQUID
シリコーンオイルを発光させ、グリッド状に泡を発生させる。
まるで乳白色の温泉が湧き出るように白い界面に絶え間なく大きな泡が生まれる。
作品名はPixCell_Saturation#2

二つ目はBEADS
巨大なエルク(鹿)が無数の透明なガラスビーズで覆われているさまは迫力。
作品名はPixCell-Elk#2

三つ目はSCUM
インターネットで取り寄せたモチーフの周辺に気流を発生させ、空中で衝突混合させたポリウレタン樹脂を吹き付ける。
モノの輪郭がぼやけ、まるで白い樹氷のようです。
作品名はVillus Villusとは柔毛の表皮

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