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北浦和に行ってきました [旅 関東]

私は自分に霊感があるとは思わないけど、霊力というか、何かに導かれているような不可思議なものを感じることがある。

きのう、現代美術家の草間彌生さんの2011年世界巡回展(マドリード、パリ、ロンドン、ニューヨーク)開催に合わせて制作されたNHKの特集番組(以前に録画したもの)を久しぶりに見直したあと、ふと思い立ちネット検索したところ、埼玉県立近代美術館で企画展を開催していて今日が最終日だということを知った。
これは、神様が私に「行きなさい!」と言っているとしか思えない。

というわけで、朝から出かけました。
東京メトロ南北線で王子まで行き、そこでJR京浜東北線に乗り換え北浦和駅へ。
JRのホームに着いて電車が来るのを待ちながら前方を見ていると、「何だ、こりゃ?」
20120520 飛鳥山公園モノレール.JPG

レールの向こう、「さくら新道」と書かれた看板の向こうに小さなゴンドラのような乗り物が斜面から下りてきた。
(呆気にとられながら見ていたため、シャッターを押すタイミングが遅れた)

2009年7月に運転が始まった、北区運営の飛鳥山公園モノレールだそうです。
花見の名所として江戸時代から有名な飛鳥山公園と王子駅との間を無人運転で走行し、片道2分で往復します。
東京メトロ南北線、JRの東北新幹線、京浜東北線、東北本線、湘南新宿ライン、都電荒川線、そしてモノレール。王子駅っていろんな鉄道が行き交う面白い場所ですね。

目的地、北浦和に到着したら西口から徒歩2,3分。北浦和公園があります。

20120520 北浦和公園1.JPG
あー、官能的なポーズ~

緑の中を進んでいくと、埼玉県立近代美術館(MOMAS)があります。
エントランスからすでに草間ワールド全開で水玉が踊っています。(別の記事で紹介します)
20120520 草間彌生1新たなる空間への道標.JPG

草間さんの世界に浸ったあと、公園側を見ると、水辺が心地よさそうです。
20120520 北浦和公園2音楽噴水.JPG

音楽噴水。一日に数度、音楽に合わせて噴水が上がるそうです。
サキソフォンから音が流れるのかしら?

ランチは駅前の中華屋さんで黒酢しょうゆ冷やし麺。
20120520 黒酢しょうゆ冷やし麺.JPG

私は胡麻ダレよりも断然、酢がきいた醤油スープ派。しかし、どうして具が別皿なんだろう?
餃子とのセットがあって心が惹かれましたがグッと我慢。
でも、我慢してよかった。
駅に戻ると、広島県三原の八天堂の売店があり、ロールケーキをお買い上げ。
おうちに帰ってカフェタイム♪

さ、摂取したカロリーは今日のうちに消費!ジムに行ってこよう。


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ジャクソン・ポロック展 [アート&デザイン]

ゴールデンウィークかつ展覧会の最終日(5月6日)、竹橋の東京国立近代美術館で生誕100年「ジャクソン・ポロック展」を観てきました。

20120506 ジャクソン・ポロック展.JPG
「インディアンレッドの地の壁画」(部分)、1950年、テヘラン現代美術館

Jackson Pollock(1912-56)
彼の絵に最初に出会い感動したのは20才代前半の頃(1980年代後半)だったかな。
“自由”が画面いっぱいに描かれているように受け止めたのかも。(その時の印象は覚えていないけど)

会場構成は次のとおり。

Chapter 1 1930-1941年 初期 自己を捜し求めて
ピカソのキュービズムに強い影響を受け、メキシコ壁画やネイティブ・アメリカンにもインスパイヤされた時期。

Chapter 2 1942-1946年 形成期 モダンアートへの参入
マティスの影響を受けた頃。この時期に彼の独特な技法が確立された。
ネイティブ・アメリカンの砂絵、シケイロスの実験工房、シュルレアリスムのオートマティスムの3つの重要な源泉をもっているそれらの要素を自己の内部で統合した。 
1942年、流動性のある塗料を流し込むポーリング(pouring)と滴らすドリッピング(dripping)の技法。
画面を同じようなパターンで均質的に覆っていくオールオーバー(allover)という技法も。
1943年、著名なコレクター、ペギー・グッゲンハイムに見出され、床に広げた大きなキャンパスに絵具をふり注いで描くアクション・ペインティングで注目を集めた。

Chapter 3 1947-1950年 成熟期 革新の時
カオスと批判された時期。
上↑の写真の絵もこの時代に描かれた作品。
黒の塗料で空白スペースをゆったりとった作品は、墨の書に通じるものを感じた。

Chapter 4 1951-1956年 後期・晩期 苦悩の中で
ブラックポーリングによる具象的なイメージの復活。
「ナンバー21,1951」という作品は、棟方志功の木版画のようでもある。


不安定な精神状況とアルコール依存症で精神分析医の治療を受けていたポロック。
飲酒運転により事故を起こし、44歳という若さで死亡した。

アーティストには酒や麻薬、女に溺れて身を滅ぼす人が多いような気がする。
好きなことを仕事にして生活の糧を得ることにすると、プレッシャーに耐えきれないときに精神が破綻するのだろうか。
気分転換をする「他の“極”」がないと、バランスがうまく取れなくなり逃げ場がなくなるのかな。


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