未完の横尾忠則

金沢21世紀美術館で開催中の『未完の横尾忠則　－君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの』
9月の帰省の際に観てきました。


2009年『死んだ私に目覚める』

グラフィックデザインから始まり、絵画、映画、演劇、音楽、文学…とさまざまなジャンルを行き来しながら独自のユニークな世界を表現している横尾芸術。
いまだ変化の進行形、すなわち「未完」
そんな横尾作品を一気に展示してあります。
また、この企画展開催にあたり、横尾さんは金沢で公開制作をしました。
（明日の『新・日曜美術館』でとりあげられるようです）

印象に残ったこと。
・Ｙ字路を描いた作品の連作。人生の岐路を暗示しているのでしょうか？
・横尾工房：その後の天国と地獄
横尾本人が描いた「その後の天国と地獄」と一般人が参加して描いた多数の模写作品。横尾作品、見方によっては‘下手うま’なので、どれが本物か見つけられない。
・1966年に描いた作品の同じモチーフを40年後に描いた作品群。（例：『終わりの美学』1966年→『出発、進行』2006年→『彼女のお尻は熱い』2007年）
・濡れた路面に雨滴が落ちてできた水の波紋のような絵画（上↑の写真の作品のような）
文字が裏返しだったり上下逆さまだったり。しかも作品名が『この絵を逆さに見ないで下さい』だったり。
・アンリ･ルソーの絵をパロディ化、より残酷な表現にして描いたもの。署名がHenri Yokooになっています。
ルソーの二つの原画（『牧場』『牛のいる風景』に登場するモチーフを組み合わせて『二つの風景』としたり、『蛇使いの女』が『蛇殺しの女』に変わったり。
・彼が一時期はまっていたのが滝。展示室の壁・天井が国内外の滝の絵葉書や絵で埋め尽くされ、床面の鏡にも反射している光景は圧巻です。

ランキング参加中。よろしければクリックを→　

タグ：横尾忠則 金沢

Dalloyau マカロン

東急百貨店・渋谷本店の地下食品売り場にフランスの食のブランド、ダロワイヨを見つけました。

きれいなショートケーキも魅力的でしたが、私が買ったのはこちら。

　割れちゃった。。　

ピンクリボン月間にちなみピンク系のものを選びました。
マロンクリーム入りのカシス、フランボワーズ。一個210円。

久しぶりのマカロン。食後に紅茶といっしょに。
なぜでしょう、マカロンを食べると優雅な気持ちになるのは。おほほ。

ランキング参加中。よろしければクリックを→　

タグ：フランス菓子 マカロン 渋谷