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東銀座でSUCASAバースデー会 [レストラン&フード]

今月は友人の赤イルカさんの誕生月なのでお祝いの会。
お店は、妻のnanaさんのセレクトで、東銀座の和ダイニング花蝶kacyoへ。(銀座7丁目、新橋演舞場そば)

2002年にいったん暖簾をおろした高級料亭を、舞台演出家の宮本亜門さんが数寄屋造りの料亭の佇まいはそのままに、現代アートをうまく調和させた新しいスタイルで数年前に蘇らせた創作料理のレストランです。
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地階のメインダイニングの四方の襖には新鋭の日本画家・福井江太郎さんが描いたダチョウの絵。
この躍動感あふれるダチョウの襖絵を見た時、以前に観たテレビ番組(グルメ系)の収録場所になっていて、いつか行きたいな~と思っていた記憶がよみがえりました。
(nanaさん、素敵なお店を選んでくれて、ありがとう!)

私たちがいただいたコース料理。
食前酒: スプマンテ
前菜: トマトまるごとのガスパッチョ
お造り: 3種盛り(鮪、金目鯛、もう一つ忘れた) 冷酒を追加注文
メイン: 私が選んだ魚料理はスズキのソテー、アボカドとトマトのソース2種(肉料理は鶏の八丁味噌仕立て)
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食事: 真鯛茶漬けを選択。(もう一つはコラーゲンと薬膳の雑炊)
デザート盛り合わせとカフェ
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赤イルカさんへのプレゼントは彼の好物の水羊羹。(とらや製)
20110615 とらや水羊羹.jpg

私もお相伴で夏羹(青柚子、金柑)と小形羊羹の新商品・紅茶味を買いました。
20110611 とらや夏羹・紅茶羊羹.JPG

お店到着から駅で別れるまで、ほとんどノンストップでのおしゃべり。
普段は聞き役でいることのほうが多い私ですが、お二人と一緒にいる時は完全に心をゆるしているのでガンガンしゃべってしまいます。

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ラファエル前派からウィリアム・モリスへ [アート&デザイン]

目黒区美術館で開催中の「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」を観てきました。

20110612 ラファエル前派からウィリアム・モリスへ.jpg
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828-82)「マリーゴールド」1874年、ノッティンガム市立美術館

産業革命後の19世紀中頃のイギリス。
物の豊かさと引き換えに精神性が失われていくことに不安を覚え、中世に憧れをもった時代。
思想家ジョン・ラスキン(1819-1900)は「自然の教えを思い出す」ことを唱え、これに共鳴したウィリアム・ホルマン・ハント(1827-1910)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96)、ロセッティなどRoyal Academyの若い画家たちが「ラファエル前派同盟」を結成し、絵画の革命を目指した。初期ルネッサンスの素朴で自然に忠実な絵画を志し、聖書や古代神話、中世の物語に画想を得た作品を描いた。

後期は、ウィリアム・モリス(1834-96)、エドワード・コリー・バーン=ジョーンズ(1833-98)などが加わり、象徴性を高め、世紀末芸術やアール・ヌーヴォーの源流となった。彼らの絵画は明治時代の日本の美術界、文学界に清新な刺激も与えた。

精神性、自然をテーマにした絵画に心が穏やかになります。

絵画以外にも、モリス商会の「東方三博士の礼拝」(デザイン、バーン=ジョーンズ)の巨大なタペストリーやウィリアム・バージェス(1827-81)デザインの椅子「人魚」などが展示されています。


同時開催は「藤田嗣治展 人物と動物」
絵画のほか、陶器や玩具のような立体作品、日本にいる友人に宛てた葉書も展示されており、彼の文字や文章から人柄が垣間見られるような気がします。

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Sacra Cafe [レストラン&フード]

清澄白河に行った際、2回も入ったのがSacra Cafe

まずはランチ
20110611 SacraCafeランチ.JPG

毎日、日替わりで2種類用意されています。
私は、有機ポテトのチリ・コロッケがメインの定食。小皿にサルサソース。拍子木切りの厚揚げものっています。ご飯は雑穀(粟もしくは黍)入り。
一つひとつの素材の味を味わうといった感じ。

アート鑑賞のあとはカフェタイムで立ち寄り。
キヨスミプリンは優しい味のパンプディング。オーガニックコーヒーと一緒に~
20110611 SacraCafeキヨスミプリン.JPG

さらにスコーンをテイクアウト。
20110612 SacraCafeスコーン.jpg

素朴な小麦粉の味がするスコーンの一つには、先日、友人から福井のお土産にもらった西洋菓子倶楽部のコンフィチュール(加賀棒茶とミルクの二層)を載せて。もう一つには、バターとトマトゼリーを。

同じ食べるなら、美味しくて体にいいものを食べたいものね。

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清澄庭園で花菖蒲を愛でる [東京 お出かけ]

先週末、「文京あじさいまつり」の次にはしごしたのが、明治の回遊式林泉庭園、清澄庭園
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江戸の豪商、紀伊國屋門左衛門の屋敷→下総国、関宿の城主・久世大和守の下屋敷→明治時代、三菱財閥の岩崎弥太郎が造園。
1979年には東京都の名勝に指定。
(1923年9月の関東大震災や1945年3月の大空襲の時には避難所となった)

庭園の中心となっている広い池(かつては隅田川から水を引き、東京湾の潮の干満によって水位が変化したそうですが、現在は雨水)
大きい石が飛び飛びに配置され、歩けるようになっています。磯渡りと呼びます。
池には大きな鯉や亀がいます。

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雨に濡れて緑がいっそう鮮やか。
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左側に小島のようにカイツブリ(水鳥)が巣を作っています

岩崎家が自社の汽船(日本郵船)で全国の名石を集め園内に配置しており、右側の大きな一枚岩が橋として使われていたり、現在は採取が禁止されている幻の石、佐渡赤玉石が見られ、さながら名石の博物館です。
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庭園の一番奥には花菖蒲田があり、今が見頃。これを見に行ったんです。
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傍らには「古池や かはづ飛び込む 水の音」の芭蕉の句碑が立てられています。

ホタルブクロ 20110611 7清澄庭園11.JPG
石仏群 20110611 7清澄庭園14.JPG

♪雨 雨 降れ 降れ もっと降れ~ 私のいい人 連れてこい♪(八代亜紀「雨の慕情」)
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タグ:植物 庭園 清澄
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最近のお買い物 [ショップ&買い物]

私が身に着けるもののほとんどはイッセイ・ミヤケのブランド(PLEATS PLEASE、me、A-POC)ですが、たま~に目に付いたものを買ってしまう性癖があります。
一点モノ風のものに心ひかれるのです。

最近はこんなアクセサリーを買いました。
20110603 アクセサリー.jpg

白い腕時計は東京ミッドタウンのガレリアでミッドタウン・グッズや雑貨類を販売しているGreen DeLiで見つけたもの。
ユニオンジャックの文字盤に白のベルトのトリコロールが夏っぽい。(黒のベルトもあります)でも、時刻を知るという時計としての機能性はイマイチ。ま、ブレスレット感覚で(笑)
ちなみにお値段、2940円。しかも、ミッドタウンの貯まったポイントで払ったのでタダも同然。(本日の大義名分!)
和風なネックレスと真ん丸のリングは白金台の東京都庭園美術館のショップで。
リングは花の精(ホタルブクロのような花を帽子にした女の子)の模様の布を使ったもの。同じ柄でブローチやピアスもありました。

私が個性的なアクセサリーや小物類を買い求めるのはミュージアム・ショップであることが多い。
先日行った白金台の松岡美術館でも素敵な美容小物を発見。

20110605 スワロフスキーfile.jpg
スワロフスキーの爪やすり

最近、おうちネイル・ケアにいそしんでいる私とnanaさん用に色違いで買いました。
道具が可愛いと、ますますケアに力が入ります。
爪と一緒に“女子力”も磨かなきゃ♪

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名和晃平 シンセシス [アート&デザイン]

東京都現代美術館で始まった企画展「名和晃平 シンセシス」を見てきました。

20110611 名和晃平シンセシス.JPG
PixCell-Elk#2 2009

Synthesis(シンセシス)とは化学用語で「合成」
名和晃平(1975年生まれ)は、「Cell」という概念をもとに多様な表現形式で独自の彫刻・空間の世界を生み出します。
彼の作品を見ていると、何がリアルで、どこが境界なのか、といった既成の固定概念が揺らぐ感覚に陥ります。

会場構成は次のとおり。

1. CATALYST
グルーガン(酢酸ビニールの固形スティックを電熱で液状に溶かしながら押し出す装置)で壁に直接描かれた網状の造形「Catalyst(触媒)」

2. PRISM
インターネットで収集したモチーフを虚像として彫刻化するPixCell(Pixel画素+Cell細胞・粒・器という意味の造語)シリーズの一つ「PRISM(プリズム)」
光の方向を二つに分けるプリズムシートを使用。

3. BEADS
非公開の検索ワードでネットからダウンロードしたモチーフの表面を透明の球体(セル)で覆い、PixCell(映像の細胞)に変換する「BEADS(ビーズ)」

4. THRONE
資本主義世界に現れては消える刺激のボリューム、その堆積を無人の「玉座(Throne)」として表現。
PCの画面中にVoxelデータとして存在する「仮想の粘土」を「触感デバイス」を操って彫刻した3Dデジタル造形。

5. POLYGON
全身を3Dスキャンしたポリゴン(多面体)データから、解像度の異なるハイポリゴンとローポリゴンを作成し、重ねてズラしただけの彫像「POLYGON」

6. VILLUS
混合させた発泡ポリウレタンの霧をモチーフに吹き付けると、表面の凸凹に微細なセルが付着し覆われることで、輪郭やテクスチャーは鈍磨していく。この表皮の柔毛Villus(ヴィラス)が伸び続けると、そのものの固有性は消え去り、意味や概念が薄まり、だんだんと不定形のSCUM(スカム)へと近づいていく。

7. DRAWING
水を吸収しない紙にグリッド状にインクを落として描いたドットのイメージ「Dot Painting」

8. GLUE
あるボリュームをグリッド状に区切り、その交点をすべてグルーガンから生み出されたドットに置き換える「Air Cell」
上下左右、同じピッチで整然と配置されたドットの集合。

9. SCUM
何かを沸騰/発酵させると液体の表面に浮き出る「灰汁(あく)」が「SCUM」
スポンジ状に発泡する表皮は厚みを持ち、一様に無表情なまま膨らんでいく。

10. MANIFOLD
「多様体」「多岐管」を意味する「Manifold」
「情報・物質・エネルギー」をテーマにした巨大彫刻。

11. MOVIE
グリッド状にインクを落として描いたドットのイメージをコンピュータに取り込み、レイヤーごとに回転するアニメーション「Dot-Movie」
「Air Cell」の視覚体験を二次元で表現する試み。

12. LIQUID
シリコーンオイル(無色透明の液体で、耐熱性、耐寒性、耐水性に優れ、水や一般の合成油に比べて、きわめて低い表面張力の値を示す。また、微量の添加で優れた消泡効果を発揮する)を発光させ、グリッド上に泡を発生させる「LIQUID」

短期間にこんなにも変化に富んだ表現を思いつくとは、その想像力に驚きです。

(二年前に、銀座のメゾンエルメスのフォーラムで開催された個展の様子はこちらで)

【おまけ】
同時開催の「TOKYO WONDER WALL 2011 入選作品展」(若手芸術家たちに発表の場を提供する公募展、今年で12年目)や「MOTコレクション展」も見ごたえがあります。

1階ロビーフロアには、ヤノベケンジ(1965年生まれ)による鉄や機械部品などを使った彫刻作品「ロッキング・マンモス」(2005年)に乗った「M・ザ・ナイト」(2006年)が展示されています。
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東京都現代美術館のトイレもアート作品。
20110611 東京都現代美術館4.JPG
壁のタイルが大きな花柄を描いています。(マイケル・リン作)

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文京あじさいまつり 白山神社 [東京 お出かけ]

第27回の文京あじさいまつりの初日に行ってきました。
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ちなみに、この白山神社、石川県ゆかりの神社です。
天暦2年(948年)に加賀一宮白山神社を現在の本郷一丁目の地に勧請し創建されたと伝えられていて、後に二代将軍秀忠の命で巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移ったが、その後、五代将軍職に就く前の館林候綱吉の屋敷の造営のために明暦元年(1655年)、現在地に再度移ったとのこと。

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約3000株の紫陽花が楽しめるということで、会場となっている白山神社の境内から隣接の白山公園にかけて、ガクアジサイ、セイヨウアジサイ、柏葉アジサイなど、種類はもちろん色も多彩に雨の中、訪れる人たちの目を楽しませてくれます。

白山神社は江戸時代から歯痛止めの神様として信仰されていて、歯ブラシ供養が開催されるそうです。
また、模擬店の出店や、白山公園では「紫陽花コンサート」も催されます。
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では、雨の風情をお楽しみください。

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クチナシの花に顔を近づけると、独特の香りにうっとりします。

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