ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ [アート&デザイン]
六本木の国立新美術館で開催中の『ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ』を観てきました。
(オルセー美術館蔵、ハット・ピン「ケシ」)
Rene Lalique(1860-1945)の生誕150年を記念しての展覧会。
オルセー美術館(パリ)、グルベンキアン美術館(リスボン)、個人所蔵など国内外の主要コレクションから焼く400点を展示。
会場は二部構成。
第I部:華やぎのジュエリー
1.目覚め
モダン・ジュエリーの先駆とされるラリック独自の様式の萌芽
2.愛の美神アリス
1890年、工房をオペラ座近くに移す。妻子ある身でありながらアリスと恋におち結ばれる。モチーフとして繰り返し登場するケシ(Poppy)はアリスのイメージ。彼女はラリックにとってインスピレーションの源。
3.花開くジュエリー:モティーフの展開
自然-花・草木・動物、象徴-女性と花・風・水・ダンス/音楽・神話/宗教/物語
シャンパーニュ地方のアイで生まれ育ったラリックにとって、豊かな自然と当時流行のジャポニズムの自然観は創作における重要な着想の源になった。
4.グルベンキアンの愛したラリック
グルベンキアンとは、ロンドンで出会ったイスタンブール出身の実業家であり美術品コレクター。
5.透明の世界へ
1900年のパリ万博で、100点以上の作品を展示し、ジュエリー作家として頂点を極める。 アール・ヌーヴォーの複雑で有機的な形を再現した19世紀的な美学から、シンプルこそ美しいとする20世紀の新たな美学への移行。
第Ⅱ部:煌きのガラス
1.ガラスへの扉
1898年、パリ西南にガラス製造のための工房をつくる。ジュエリーからガラス作品への転向を模索。
2.ふたつの時代、ふたつの顔
アール・ヌーヴォーのなごり、アール・デコの展開
1920年代のアール・デコの時代、フランスを代表する工芸ガラスメーカーに成長。 色ガラスを用いたエミール・ガレとは対照的に、透明の美学を追求。
3.創作の舞台裏
ラリックが描いたスケッチ(デザイン画)を量産のために下図にし、粘土と石膏で立体化→金属鋳型→工場で製造ライン ラリックは写真入りのカタログを制作し受注生産の形式をとりました。
4.シール・ペルデュ(蝋型鋳造)
5.1925年アール・デコ博覧会
ガラス部門の責任者として参加。噴水塔「フランスの水源」では、フランスの泉と河川を象徴する16種類、計128体のガラスの女神像を16段、高さ15mに積み上げた。
6.皇族・王族とラリック
外交における公式な贈答品としても利用された。
7.香りの小宇宙
コティの香水瓶、挑戦的デザイン
1908年、香水商コティからの香水瓶の注文をきっかけにパリ東方の工場でガラス製品の量産を始め、産業芸術家としての道を歩み始める。
8.装いのガラス
アクセサリー、化粧道具
第一次大戦終結後、装いのための作品を製作。
9.スピードの世紀
カーマスコット、豪華客船の内装、豪華列車の装飾パネルなど。
10.室内のエレガンス
エレガントな装飾性と実用性を兼ねたガラス。
11.テーブルを彩るアート
こうやって展示構成を書き挙げただけでも盛りだくさん。ラリックの多様多産な様子がわかります。
過去に、箱根ラリック美術館をはじめいろんな場所で何度もラリックの作品を見てきましたが、まだまだ初めて見る作品もあって、ラリックは全然飽きない芸術家です。
【おまけ】
企画展グッズ売り場でルネ・ラリック展記念のコロコロワッフルを買いました。
なぜワッフル?
ランキング参加中。よろしければクリックを→
(オルセー美術館蔵、ハット・ピン「ケシ」)
Rene Lalique(1860-1945)の生誕150年を記念しての展覧会。
オルセー美術館(パリ)、グルベンキアン美術館(リスボン)、個人所蔵など国内外の主要コレクションから焼く400点を展示。
会場は二部構成。
第I部:華やぎのジュエリー
1.目覚め
モダン・ジュエリーの先駆とされるラリック独自の様式の萌芽
2.愛の美神アリス
1890年、工房をオペラ座近くに移す。妻子ある身でありながらアリスと恋におち結ばれる。モチーフとして繰り返し登場するケシ(Poppy)はアリスのイメージ。彼女はラリックにとってインスピレーションの源。
3.花開くジュエリー:モティーフの展開
自然-花・草木・動物、象徴-女性と花・風・水・ダンス/音楽・神話/宗教/物語
シャンパーニュ地方のアイで生まれ育ったラリックにとって、豊かな自然と当時流行のジャポニズムの自然観は創作における重要な着想の源になった。
4.グルベンキアンの愛したラリック
グルベンキアンとは、ロンドンで出会ったイスタンブール出身の実業家であり美術品コレクター。
5.透明の世界へ
1900年のパリ万博で、100点以上の作品を展示し、ジュエリー作家として頂点を極める。 アール・ヌーヴォーの複雑で有機的な形を再現した19世紀的な美学から、シンプルこそ美しいとする20世紀の新たな美学への移行。
第Ⅱ部:煌きのガラス
1.ガラスへの扉
1898年、パリ西南にガラス製造のための工房をつくる。ジュエリーからガラス作品への転向を模索。
2.ふたつの時代、ふたつの顔
アール・ヌーヴォーのなごり、アール・デコの展開
1920年代のアール・デコの時代、フランスを代表する工芸ガラスメーカーに成長。 色ガラスを用いたエミール・ガレとは対照的に、透明の美学を追求。
3.創作の舞台裏
ラリックが描いたスケッチ(デザイン画)を量産のために下図にし、粘土と石膏で立体化→金属鋳型→工場で製造ライン ラリックは写真入りのカタログを制作し受注生産の形式をとりました。
4.シール・ペルデュ(蝋型鋳造)
5.1925年アール・デコ博覧会
ガラス部門の責任者として参加。噴水塔「フランスの水源」では、フランスの泉と河川を象徴する16種類、計128体のガラスの女神像を16段、高さ15mに積み上げた。
6.皇族・王族とラリック
外交における公式な贈答品としても利用された。
7.香りの小宇宙
コティの香水瓶、挑戦的デザイン
1908年、香水商コティからの香水瓶の注文をきっかけにパリ東方の工場でガラス製品の量産を始め、産業芸術家としての道を歩み始める。
8.装いのガラス
アクセサリー、化粧道具
第一次大戦終結後、装いのための作品を製作。
9.スピードの世紀
カーマスコット、豪華客船の内装、豪華列車の装飾パネルなど。
10.室内のエレガンス
エレガントな装飾性と実用性を兼ねたガラス。
11.テーブルを彩るアート
こうやって展示構成を書き挙げただけでも盛りだくさん。ラリックの多様多産な様子がわかります。
過去に、箱根ラリック美術館をはじめいろんな場所で何度もラリックの作品を見てきましたが、まだまだ初めて見る作品もあって、ラリックは全然飽きない芸術家です。
【おまけ】
企画展グッズ売り場でルネ・ラリック展記念のコロコロワッフルを買いました。
なぜワッフル?
ランキング参加中。よろしければクリックを→
三連休の真ん中 [日記]
この三連休は活動的。きのう、今日と朝からお出かけ。
暑い中たくさん歩きました。汗だく。
そして、疲れて帰宅後にちょっと昼寝。結局、フィットネスをさぼっちゃった。(ウォーキングという運動はしてるけど、会費がもったいない。。)
夕暮れ時(18時40分すぎ)、スーパーに行こうとマンションを出てしばらく歩き、ふと空を見上げると珍しく虹が大きな弧を描いています。
財布しか持って出なかったので、急いで部屋に引き返しデジカメを取ってきました。
他にも十人以上の歩行者の人たちが立ち止まって携帯電話で写真を撮っていました。それほど今日の虹は見事でした。なんだか得した気分。
写真ではよくわかりませんが、上方にもう一つうっすら虹がかかっています。Double rainbows。感激も二倍。
暑いので夜にはこんなお酒を飲みました。
カルピスサワーあまおう。アルコール分約5%。苺のフルーティな味で全然酔いません。
最近はゴルフの全英オープンを視ながら(聞きながら)眠りにつくのが日課。イギリス、涼しそうです。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
暑い中たくさん歩きました。汗だく。
そして、疲れて帰宅後にちょっと昼寝。結局、フィットネスをさぼっちゃった。(ウォーキングという運動はしてるけど、会費がもったいない。。)
夕暮れ時(18時40分すぎ)、スーパーに行こうとマンションを出てしばらく歩き、ふと空を見上げると珍しく虹が大きな弧を描いています。
財布しか持って出なかったので、急いで部屋に引き返しデジカメを取ってきました。
他にも十人以上の歩行者の人たちが立ち止まって携帯電話で写真を撮っていました。それほど今日の虹は見事でした。なんだか得した気分。
写真ではよくわかりませんが、上方にもう一つうっすら虹がかかっています。Double rainbows。感激も二倍。
暑いので夜にはこんなお酒を飲みました。
カルピスサワーあまおう。アルコール分約5%。苺のフルーティな味で全然酔いません。
最近はゴルフの全英オープンを視ながら(聞きながら)眠りにつくのが日課。イギリス、涼しそうです。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
タグ:虹
Pleats Please FLYING [定番 PLEATS PLEASE]
梅雨が明け、本格的な夏が始まったばかりだというのにファッションの世界ではすでに夏はおしまい。
Pleats Pleaseでも2009年秋冬シリーズが始まりました。
テーマはFLYING
気球、飛行機、ロケット…自由に空を飛ぶことへの憧れ。その背景にある人間の希望や夢、勇気。
私も大好きなテーマ、モチーフです。
海に潜る(スキューバダイビング)か、空を飛ぶ(スカイダイビング)か、と問われれば絶対に空!
イギリス生活で最初のお出かけは航空ショー、ドバイでは気球に乗った。いつかスカイダイビング、パラグライダーにも体験してみたい。
で、こんな新作をお買い上げ!
パラシュート生地のフード付きベスト
スカイブルー!
私もこの輪に加わりたい。
皆で空へ~
カラフルなものとは対照的に、黒のアイテム(透け感のある五分袖の上着、ワイドパンツ)も買いました。会社にも着ていけるし。(プリーツはすっかり私のイメージとして定着しています)
毎月のようにプリーツを購入しているけど、セレクトショップのTHE GINZAがなくなった今、プリーツ以外は買っていない。(えっ?まとめ買いの言い訳に聞こえる?)
あっ、今月は同じイッセイ・ミヤケのブランド、meでこんなものを買いました。
巾着袋?
いいえ、広げると長袖カーディガンに。
くるくる丸めてポケットの中に収納できるんです。プリーツもそうですが、イッセイ・ミヤケの服はデザインだけでなく、こういう遊び心が大好き。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
Pleats Pleaseでも2009年秋冬シリーズが始まりました。
テーマはFLYING
気球、飛行機、ロケット…自由に空を飛ぶことへの憧れ。その背景にある人間の希望や夢、勇気。
私も大好きなテーマ、モチーフです。
海に潜る(スキューバダイビング)か、空を飛ぶ(スカイダイビング)か、と問われれば絶対に空!
イギリス生活で最初のお出かけは航空ショー、ドバイでは気球に乗った。いつかスカイダイビング、パラグライダーにも体験してみたい。
で、こんな新作をお買い上げ!
パラシュート生地のフード付きベスト
スカイブルー!
私もこの輪に加わりたい。
皆で空へ~
カラフルなものとは対照的に、黒のアイテム(透け感のある五分袖の上着、ワイドパンツ)も買いました。会社にも着ていけるし。(プリーツはすっかり私のイメージとして定着しています)
毎月のようにプリーツを購入しているけど、セレクトショップのTHE GINZAがなくなった今、プリーツ以外は買っていない。(えっ?まとめ買いの言い訳に聞こえる?)
あっ、今月は同じイッセイ・ミヤケのブランド、meでこんなものを買いました。
巾着袋?
いいえ、広げると長袖カーディガンに。
くるくる丸めてポケットの中に収納できるんです。プリーツもそうですが、イッセイ・ミヤケの服はデザインだけでなく、こういう遊び心が大好き。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
最近、何食べた? [レストラン&フード]
7月15日は「マンゴーの日」でしたが、近所の食品スーパーでは毎月15日は「お菓子の日」です。
7月はりんごの丸焼きパイ
リンゴとパイ皮の間にはしっとりカステラがこしあんのように甘くて美味しい。
梅雨が明けたというのに、東京は相変わらず蒸し暑い毎日です。もうグッタリ。
こんな時はさっぱりしたものが食べたい。
テレビの料理番組で簡単ピクルスを作っていたのを参考に、本当に簡単な漬物を作りました。
オクラとミョウガを生のまま液体の浅漬けの素に浸しておいて出来上がり。
Calbeeとかどやとの期間限定コラボレーション。
しおとごま油風味のポテトチップスです。
【おまけ】
久しぶりに恵比寿に出かけました。
駅前のえびす像の笑顔にちょっぴり癒されます。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
7月はりんごの丸焼きパイ
リンゴとパイ皮の間にはしっとりカステラがこしあんのように甘くて美味しい。
梅雨が明けたというのに、東京は相変わらず蒸し暑い毎日です。もうグッタリ。
こんな時はさっぱりしたものが食べたい。
テレビの料理番組で簡単ピクルスを作っていたのを参考に、本当に簡単な漬物を作りました。
オクラとミョウガを生のまま液体の浅漬けの素に浸しておいて出来上がり。
Calbeeとかどやとの期間限定コラボレーション。
しおとごま油風味のポテトチップスです。
【おまけ】
久しぶりに恵比寿に出かけました。
駅前のえびす像の笑顔にちょっぴり癒されます。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
ワインセミナー [学び]
きのうの夜は赤坂でワインセミナーに参加し、そのあと皆で韓国料理を食べに行って帰宅は久しぶりに午前様。楽しい時間を過ごしました。
先日久しぶりに会った昔の教え子Yukiちゃんをセミナーの講師に招き「夏のワインを楽しむ ~ワインのABC」というテーマで2時間あまり。(話が弾んで予定時間を軽くオーバー)
今回は赤坂の会議室をお借りして私の友人たちを中心に6人が参加。
彼女手作りのオードブル(モッツァレッラのジェノベーゼ和え、夏野菜たっぷりラタトゥイユ、桜エビとヨーグルトのディップ)にフランスパンをおつまみに、スパークリングワイン(スペインのCava)とフランスの白ワイン4種(それぞれブルゴーニュ、ボルドー、ロワール、ローヌ地方のもの)をテイスティングしながら産地やブドウの特徴などについて学びました。(私は途中から酔っぱらって、どれがどれだかわからなくなっていましたが)
Yukiちゃんは、「暮らしの中に和魂洋才」というコンセプトでWakonnという会社をひとりで頑張ってやっています。
ワインだけでなくフラワーアレンジメント、テーブルコーディネートなどいろいろやっているので、また何か楽しい企画を一緒にやろうかな、と考えています。(興味のある方はこちらにアクセスしてみてください)
会議室の会場では殺風景でしょう、と自分でアレンジしたお花を持ってきて帰りにプレゼントしてくれる優しさもある子です。(姉目線の私)
ランキング参加中。よろしければクリックを→
先日久しぶりに会った昔の教え子Yukiちゃんをセミナーの講師に招き「夏のワインを楽しむ ~ワインのABC」というテーマで2時間あまり。(話が弾んで予定時間を軽くオーバー)
今回は赤坂の会議室をお借りして私の友人たちを中心に6人が参加。
彼女手作りのオードブル(モッツァレッラのジェノベーゼ和え、夏野菜たっぷりラタトゥイユ、桜エビとヨーグルトのディップ)にフランスパンをおつまみに、スパークリングワイン(スペインのCava)とフランスの白ワイン4種(それぞれブルゴーニュ、ボルドー、ロワール、ローヌ地方のもの)をテイスティングしながら産地やブドウの特徴などについて学びました。(私は途中から酔っぱらって、どれがどれだかわからなくなっていましたが)
Yukiちゃんは、「暮らしの中に和魂洋才」というコンセプトでWakonnという会社をひとりで頑張ってやっています。
ワインだけでなくフラワーアレンジメント、テーブルコーディネートなどいろいろやっているので、また何か楽しい企画を一緒にやろうかな、と考えています。(興味のある方はこちらにアクセスしてみてください)
会議室の会場では殺風景でしょう、と自分でアレンジしたお花を持ってきて帰りにプレゼントしてくれる優しさもある子です。(姉目線の私)
ランキング参加中。よろしければクリックを→
タグ:ワイン
KitKat ひと口サイズPetit [定点観測 KitKat & more]
フレーバー以外、大きさには興味なしと言っておきながら、コンビニでひと口サイズPetitというKitKatを見つけたら反射的に買ってしまった私。
前言撤回です。
【おまけ】
コンビニに行くとなぜか市場調査してしまいます。
つまり、新商品・面白商品チェック。
チョコレートの棚にはチロルチョコレート
White&Cookie、コーヒーヌガー、生クリーム入りMilk、Air in塩バニラ、もち入り宇治まっ茶
税込みで一個21円と32円。変わり味だからか。昔は10円だったよね。
懐かしさに浸っているとプライスカードに「9円」という表示を発見。
うまい棒 復刻版。
青海苔がきいた、たこ焼味がおいしい。
まだあるんですね、10円玉でおつりが返ってくる駄菓子。
ただ、この販売価格が成り立つ製造・流通のしくみがついつい気になる私。安全か?
ランキング参加中。よろしければクリックを→
前言撤回です。
【おまけ】
コンビニに行くとなぜか市場調査してしまいます。
つまり、新商品・面白商品チェック。
チョコレートの棚にはチロルチョコレート
White&Cookie、コーヒーヌガー、生クリーム入りMilk、Air in塩バニラ、もち入り宇治まっ茶
税込みで一個21円と32円。変わり味だからか。昔は10円だったよね。
懐かしさに浸っているとプライスカードに「9円」という表示を発見。
うまい棒 復刻版。
青海苔がきいた、たこ焼味がおいしい。
まだあるんですね、10円玉でおつりが返ってくる駄菓子。
ただ、この販売価格が成り立つ製造・流通のしくみがついつい気になる私。安全か?
ランキング参加中。よろしければクリックを→